ダブルっち博物館

小6~高3まで両親の近距離別居型生活に巻き込まれたダブルっち君(1998年4月29日生まれ)も、晴れておかげさまで、フリーダム生活を満喫中です!f^_^;)笑

敵だ味方だと簡単に分けられないこと とは #イスラエル・ハマス戦争 (※雑学No.573,B.D.+59)

🌱🌳🌞🏔️✨
2023/11/3(金)
🌄⏰🌅✨🎵
※きょうは、オフ日のため、通常のメール・チェックと、レター書きと、『根っこばなし』と、お食事の写メ特集は、お休みです🙇(笑)。


With “Ryoryo”(リョーリョー)&tatiku-no- Nekosan


きょうは、美原区方面ランへ行って、27,605歩(19.8㎞)走り歩きしました🍊🏔️🏃♪♪ゼイゼイ… バタッ…♪♪ (←息切れしたウチ😱)


夜は ガザと沖縄』(前編)の文字起こし(要約筆記)をしました↓↓


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配信日:2023年11月2日(木)、発信:のりこえねっとTube、テーマ:「ガザと沖縄」、出演:布施祐仁×前田朗×辛淑玉
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※部分起こし(要約筆記)
🌝12:42 布施祐仁・ジャーリスト:https://twitter.com/yujinfuse?lang=ja
私は今はイスラエルの批判をすると「ハマスの味方なのか」という
反応が返ってくる状況があるかなと思います 私はそれはおそらく
これまでの経緯が全部すっ飛ばされて ハマスが今回イスラエル


対して行った攻撃で これまでにない1,000人規模の犠牲が出て
イスラエルが自分たちを守るために攻撃するのは当然じゃないか
という所が出発点になっているからじゃないかなと思っています 


でもこの問題はそこが起点ではなくて この地図は今よく
見かける地図ですけれども実はもう第二次世界大戦後から
(もっと言うとその前からなんですけれど)元々この地域は


第一次世界大戦まではオスマントルコ帝国の領土で
第一次世界大戦でオスマントルコがドイツと戦って


負けて ここで この地域はイギリスの統治になって
第二次世界大戦後はそのイギリスが撤退したんですが


パレスチナ地方領土の変遷 https://ccp-ngo.jp/palestine/


ただ イギリスはそのもっと前、第一次世界大戦中ですけども
所謂三枚舌外交とも言われてますけども ユダヤ人に対しても
アラブの人たちに対してもここに国家を作ることを認めるなど


というお互い両立しえないような約束をしてやって
それが今日まで繋がってるという所があるんですね


🌝14:12 布施
地図は1946年から出てますけども 
その時点でどうだったかというと


ここは90%以上パレスチナだった(左端の地図) 
今のイスラエルという国家はなかったんです


しかし ユダヤ人がここに国家を作るということで
1947年国連この地域にパレスチナとイスラエル
という2つの国家を作るという決議が上がったんです


それがこの地図(左から二番目)で オレンジの部分がパレスチナ
他はイスラエルだと これは所謂現在のパレスチナと言われる
ガザ地区とヨルダン川西岸地区に比べたら広いんですけれども


ただ こういうことを国連という組織の中で決めたわけですけれども
元々そこに住んでいたパレスチナの人々はこれも納得しませんでした


その結果として 1948年第1次中東戦争が起きて
その結果どうなったかというとパレスチナの領土が


1948年の国連決議で決めた領土よりも更に狭まった
形で イスラエルが占領をして 国家を作りました


🌝15:13 布施
1967年は何があったかというと 第3次中東戦争が起きたんですね
これはイスラエルとパレスチナだけじゃなくて エジプトやシリア
といったアラブ連合の国々も参加して戦争になりました その結果


イスラエルが勝利をしてパレスチナ側のエリアを更に削って
イスラエルの占領という形で既成の事実化したということで


それに対してパレスチナでは様々な抵抗の運動が 1987年頃から
「インティファーダ」という形で見受けられるわけですけれども


🌝15:59 布施
この地図にはないんですけれども1993年に「オスロ合意」
というのがありました 当時は アラファトラビン
 
最終的にはアメリカでクリントンが両者握手をしてあたかも
アメリカが仲介したかに見えるんですが 実はノルウェイ


険しさ増す中東和平、歴史的なオスロ合意から30年 
https://jp.reuters.com/world/us/W64LJWPK3VMDRH4DJ4SNAXM2WA-2023-09-14/


やったんですね それで「これからは平和を築いていこう」
「パレスチナとイスラエルの2つの国家が共存する形にして

いこうじゃないか」
という合意になって とりあえず暫定
自治
ということでパレスチナ自治区が作られた訳ですけど


これもその後イスラエル側がヨルダン川の特に西岸地域とか
パレスチナ自治区側に ユダヤ人がどんどん入植
していって


言わば そこに自分たちのエリアを広げていくと これは国連
でも明確に国際法違反だという風に認定されている 要するに


日本でよく言われる「力による現状平衡」によって
(イスラエル側は)国の領土を広げていくということを


やってきたわけですね そういう中で当然国連でも 
ずっと批判は続けられてきた訳ですがそれに対して


🌝17:25 布施
アメリカはなぜ批判しなかったのかと言うとやっぱり
アメリカとイスラエルの関係は非常に強くてイスラエル

側に常にアメリカは立つ
と 例えば アメリカは ロシアの
ウクライナ侵攻とかだとロシアに対して「国際法違反だ」


「力によって領土を広げるのは 第ニ次世界大戦後の国際ルールに
反する」と批判するんだけれども イスラエルに関してはと言うと


イスラエルによる国際法違反の行為は ずっと事実上認めてきた
とりわけトランプ政権以降は公然とそれを支持するということを


やってきて やはり不正義がまかり通っしまっている
というか 不正義に対する不満がずっとパレスチナの
人々の中に蓄積していた
という風な経緯がありました 


🌝18:20 布施
もう1つ重要なポイントがあるんですけども それは2006年
パレスチナ自治区の中でパレスチナ立法評議会に向けて選挙
行われたんですよね 所謂日本で言う国会議員選挙が行われた


それでどういう結果になったかというと今問題になってるガザ地区のハマス
という勢力が圧倒的過半数を取ってハマスから選出された首相が首班となる

政府が作られたんです
 でもそれをイスラエルだけではなくアメリカ、EU
というな国々も「承認しない」と 今ハマスは テロリストだという風に


言われてますけれどもそういう「イスラエルという国を認めないような
ハマスの政府は認められないんだ」
と選挙自体は国連も監視して正当に


行われた選挙だったんですけどもその民主主義の手続きによってできた
政府を「承認しない」ということになって 結局パレスチナの大統領も


ハマスの首相を罷免するということになりその結果 
ガザ地区はハマスが支配し ヨルダン川西岸地区は

ファタハ
という別のグループが支配するという形で 
パレスチナの中でも対立をさせられるようになって


🌝19:31 布施
その結果どうなったかというと以降イスラエルハマスが支配する
ガザ地区封鎖したんですよね これはもう「天井のない監獄」
言うほかにない 監獄というのは 四方をコンクリートで囲まれて


出れない訳ですけど同じように天井はあるけれども四方 海も陸も
全て封鎖して 自由に人の往来もできなければ ガザ地区の人々が
生きていくための食料、水、エネルギー そういったものが 全部

 
イスラエルにコントロールされる
という本当に自由がない 生存も
脅かされるような状況が ずっと続いてきて そういう中で 今回


こういう事態に繋がっているんだというそういう
歴史的な経緯をやはり見ないとと思うんですよね


🌛20:17 辛淑玉(司会)・実業家、在日コリアン3世:https://twitter.com/shinsugok
その前にある長い経過や人間の感情的な部分を理解すれば 
そんな簡単に 敵だ味方だみたいな形では 分けられない


ということですよね またそうしないと 日本で言うならば
「戦争は原爆から始まった」みたいなそんな話になっちゃう 


🌝20:46 布施
「原爆から始まった」というよりか もっと似ているのは
満州に傀儡国家を築き侵略して行ったんだけれどもそれで


中国の抵抗運動であるゲリラ運動が起こって それを制圧
するために 本格的に軍を送っていくわけですよね 当初
日本も「これは防衛のためなんだ」と でもその前に既に
 
侵略してた訳ですね だからやっぱりそういう
経緯を見ないと本質は理解できないと思います


🌛21:12 辛淑玉
パレスチナのこういう話を今聞くとじゃあなんで今まで
要するにイスラエルを止めなかったのか
と国際社会には


色々法律もあるじゃないですか 
にもかかわらず 一体どうして
なのか ちょっと前田朗さんに
簡単に 説明して頂けますか?
(つづく)


※続きはコチラからご視聴できます(21:12~55:53)

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※今日の文字起こしのソース(情報源)はこちらですhttps://www.youtube.com/watch?v=Ux-oBk45BUc

配信日:2023年11月2日(木)/2023年11月1日収録
発信:のりこえねっとTube
テーマ:のりこえねっとニュース特番「ガザと沖縄」
出演:
  布施祐仁・ジャーリスト:https://twitter.com/yujinfuse?lang=ja
×前田朗・憲法学者、東京造形大学名誉教授:http://maeda-akira.blogspot.com/
×辛淑玉(司会)・実業家、在日コリアン3世:https://twitter.com/shinsugok
趣旨:
圧倒的な国家暴力の下で、その人権が踏みにじられているガザと沖縄。その状況下で、私たちは何をすべきか。ジャーリスト布施祐仁、憲法学者前田朗による解説。中東からみえるパレスチナ報道は高遠菜穂子、辺野古の現場からは高里鈴代。そして、パレスチナへの医療支援団に登録している香山リカ医師に登壇したいただき、それぞれの立場で平和の構築を考える。

*ガザ

「ジェノサイドはずっと続いてきた、地上戦が始まるとジェノサイドになる」のではない。ジェノサイドが、より大規模に、無制限になる」
*沖縄
「今回の政府による代執行は、司法の死」
「現在の憲法は、沖縄を抜きにして作られた。最初から憲法の外に置かれ続けてきた」
「沖縄は、日本国家や国民にとって、いつも「例外状態」が維持され続けてきた。例外状態を作ることで本土の人が守られると思ってきた。例外状態はジェノサイドにつながる」

プログラム:
ガザ攻撃について 0:00-55:35
高遠菜穂子 2:13
沖縄辺野古訴訟 55:36-1:27:55
高里鈴代 1:14:35
香山リカメッセージ   1:26:08
デモ・集会の紹介(11月2日以降の)
            1:39:32
前田朗 布施祐仁 最後に1:51:21

※動画の視聴urlはこちらです:https://www.youtube.com/watch?v=Ux-oBk45BUc
※関連書籍のご紹介はこちらです:https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784908672378

パレスチナ/イスラエル論 / 早尾 貴紀【著】有志舎(2020/03発売)

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