ダブルっち博物館

小6~高3まで両親の近距離別居型生活に巻き込まれたダブルっち君(1998年4月29日生まれ)も、晴れておかげさまで、フリーダム生活を満喫中です!f^_^;)笑

悲しめるのは凄いこと とは #高橋源一郎の飛ぶ教室(※雑学No.531,B.D.+17)

🏃🐣🐥🐤🐔
2023/9/22(金)
🐣🐥🐤🐔🏃
朝は、オトン(元ウチの人)からのメール・チェック(備忘録的なものなので、読み飛ばしを)。
「ばあちゃんはメール届くようになったと言ってました。明日から連休で、明日夜は飲み会。昼は、奈良へ帰省ドライブしようか考え中。」(※☐◇:息子氏の名前


つづいて、菟田野のお義母さん(85)に、ラブレター書き(笑、同上で)。
おかあさん、おようございマントヒヒッ🐵🎵🥶ガクブル・・・
💛きょうは🎶(まっかなほっぺたの)きーみとぼくー🎶の金曜日ですねッ(•ө•)♡🍂🌰🍊🌕🎵(『まっかな秋』1番、1963(昭和38)年)


💛よろしければ、ご一緒に口ずさんでくださいねッ(*•ө•*)/♡🍂🌰🍊🌕🎵
ε(c*´꒳`)🎤🎶
♪♪まっかだな まっかだな
つたの 葉っぱが まっかだな
もみじの 葉っぱも まっかだな
沈む 夕日に てらされて
まっかなほっぺたの 君と僕
まっかな 秋に かこまれて いる♪♪


ε(c*´꒳`)🎤🎶
♪♪ゼッゼゼ… ゼッゼゼゼイ… ゼゼゼゼ… ゼイ…♪♪(←息切れ寸前の私😱)
🍂🌰🍊🌕🎵


💛それでは、きょうは『根っこばなし』より『まむしの穴👦🐍👴』(第十四話)をお送りしますねッ(•ө•)♡


💛ちなみに、前回(一昨日)のストーリーは、
「昔、美濃の宿場町のまむし問屋のあるじとお抱え本職たちが、薬種問屋お抱えムラの爺さまが見つけたまむしの穴も横取りしようと偵察に送り込んだ若者が、まむしに咬まれて高熱を出したので、爺さまが若者をまむし問屋の元に運び込んだが、あるじは、怪我した宿無しの若者など用なしだと二人を追い返した」
というお話でしたねッ 👦🐍👴


💛なお、『まむしの穴👦🐍👴』は、タイトルに魅かれて選ばせて貰った作品なので、物語が予期せぬ展開(?)になるかもしれないことを、あらかじめお詫び申し上げますねッ(•ө•)
↓↓
『まむしの穴👦🐍👴』(第十四話)


戸板の上の若者に 顔おしつけて
「むさくるしいが、わしの家でも不足はないかや」
と尋ねたら、目じりにをつたわせて
なんにも言わんと うなづいたとよ。


そのまま 部落へ 運びこんだがな。
あたり前なら寄りつきもせん部落の家で


薬じゃ、粥じゃ、といたわられ、
そのつど をこぼしとったと。
(つづく)
👦🐍👴


💛話変わって、『まっかな秋🍂』と言えば、♪きーみとぼくー♪のところで、お互い、指差しし合いましたねッ👉👈今はお互い(というか私は)、お財布とかメガネとかの家庭内紛失注意の指差し確認しましょうよねッ👉👛👓😉
💛それでは、次回は明々後日9/25(月)になりますけれども、続きをお楽しみに❓✨今日も佳き日でありますように🐸🐢🐸🐢✨           


With “Ryoryo”(リョーリョー)


そのあとは、雨合羽ランに行って9,968歩(7.5㎞)走り歩きしました☔🐸🏃♪♪ゼイゼイ… バタッ…♪♪ (←息切れしたウチ😱)
夜は久々に「『高橋源一郎の飛ぶ教室』 | 比呂美庵(人生相談)」の文字起こし(要約筆記)をしました↓↓

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配信日:2023年9月22日(金)、発信:某NHKラジオ第1『高橋源一郎の飛ぶ教室』、テーマ:1コマ目。『詩人/人間の悲劇 金子光晴自伝的作品集』詩人の自伝から見えるもの、2コマ目。比呂美庵、出演:伊藤比呂美×礒野佑子×高橋源一郎(2023年9月29日(金) 午後9:55配信終了)
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※部分起こし(要約筆記)
1コマ目。
🌝6:35 高橋源一郎・作家:https://twitter.com/takagengen
金子光晴は明治28年12月25日に生まれました
で 生まれて すぐに 養子に行くんですね


親戚の髪結いの所に小ちゃい頃から
預けられてたら これ 面白いのが


そこに来た16歳の若妻が
「可愛いんでこれ下さい」
と 持って行っちゃった


だから 金子さんが2歳で
新しいお母さんになる人が
16歳で 14しか違わない


で 物凄く可愛がったんだけど
「僕をおもちゃにした。
 髪をのばしておたばこ盆に結い、
 またくずして、稚児髷に直した」


要するに全部女の子の格好で
育てられたということですね


そういう母親の元で
金子さんは育てられ
物凄く早熟に育った


尋常小学校5年までは
京都で過ごしました
ここから凄いですよ
(中略)
凄く早い段階からまあ
性的なことに開眼した
金子さんは その後も


家はちょっと金持ち
だったんですけども
小遣いをいくらでも
友だちにばら撒いて
万引きして捕まって
監禁もされたりとか
クラスの学友40何人
全部連れて遊んだり
ってなことをします


やがて破滅がやってきます
金子さんはまだ小6ですね
(中略)
ということでずっと野宿や
放浪をしていたので病気に
なっちゃいます


こうやってしょっちゅう
突拍子もないことをして
で 鎮まるんですね
(中略)
「僕の本箱には漢文の本と並んで
数千冊の江戸小説類が収集された」


所謂「花柳小説」ですね 
吉原とかの恋愛を描いた


その「花柳小説」を 13歳で
もう書きまくっていたという


「十七、八歳から二十歳位まで、僕は、三十男のするような放蕩をした」


「だが放蕩は僕を苦しめた。欲情で女を抱いているときほど、
 うらはらな、心のさむざむしいことはなかった」


すいません13歳ですから(笑)


(中略)
で これ 二十歳
病気になっちゃう
んですよね
肺尖カタルという


「そして、肺尖カタルという病名で僕は、三ヶ月寝た。
死を待つような気持ちで僕が病床に居ると
保泉良弼の弟の良親が毎日、見舞いに来た
彼は、僕に自分のを見せた。
詩人という者と交際するのはそれが初めてだった


(中略)
そうやって と出会った
金子光春に転機が訪れます


義理のお父さんががんで亡くなり
財産が入った金子光春は最初の
洋行をします それが 1年半


そこで 初めて腰を据えて
語学とか向こうの詩人とか
美術を本当に1年半勉強した


そしてパリから戻ってきて
金子光春の最初の詩になる
『こがね虫』を出版します
大正12年 初夏
金子光春 28歳
関東大震災の年
でもありました


https://www.kosho.or.jp/products/detail.php?product_id=429865096


ようやく落ち着くかと思いきや
ここから彼の怒涛の人生は更に
アクセルが掛かっていきます(笑)


関東大震災の後 生き方を模索した彼は
生涯の伴侶となる森三千代と出会います


そしてこの結婚生活が 
なかなか凄惨でしてね


まあだいたい 金子さんの
やることはほぼ非常識です


あまりにも貧乏で
子どもを預けます


ところが預けてる間に
こっからが凄いですよ


三千代さんが 他の男性と
まあ恋愛をしてしまいます


そこで別れるかというと
金子光春は別れたくない


なので このふたりの陥った
デッドロックを解消する為に
「じゃあヨーロッパへ行こう」と


これ いいですか
お金無いんですよ


まず日本で借り集めて
香港に行って香港でも
色んな人から 集めて


それで結局5年間の
大旅行を  していく


そして戻った時に
戦争が始まります


戦争に対して 金子光春が
どう対処したかというのが
とても大切な事なんですが


もうそれを言ってる
時間は ありません


なのでこれだけ読んで
終わりにしましょう


(中略)
「そうだ、僕は、彼ら(=英雄の卵の多勢の若者たち)を
 少しも信じてはいないが、
 歯ごたえのある敵手として認めている。
 何故?彼らは若いからだ。
 新鮮にひらき、のびてゆく芽のすばらしさだけが、
 もっとも美しい人生だからだ。」


こんなことが言えるといいですねえ(笑)


2コマ目。
🌜45:23 礒野佑子・NHKアナウンサー:https://www6.nhk.or.jp/a-room/search/detail.html?i=49
続いてのご相談です…40代なかばの女性です 
10年ぶりの妊娠 産婦人科医や 夫の勧めで
「産む」ことに決めがんばろうと思った矢先
赤ちゃんが亡くなり 流産の手術をしました


喪失感が 凄いです 仲良しだった夫と
どう接してよいかわからなくなりました


その上 妊娠、流産、更年期と
ホルモンに 作用される自分を
ほんとうにどうしたらよいのか
ぜひアドバイスをお願いします


🌛46:01 伊藤比呂美・詩人:https://twitter.com/itoseisakusho
あのね 
夫のせいじゃないし
自分のせいでもない
とまずこれは大切
なことなんですね
とにかく 悲しい 
喪失感というのを
今は抱えて抱えて
赤ちゃん亡くした
悲しい悲しいって
いうのは わたし
毎日毎日 自分でね
悲しがってればいい
気がするんですよ
それが赤ちゃんの
ためにもなるだろうし
自分のためにもなると
言うか この喪失感を
否定することは
絶対ないと思う
どう思う?


🌝46:53 高橋源一郎・作家:https://twitter.com/takagengen
全くそうだと思います
向かい合うというのは
受け入れるということ
なんだよね
悲しめるというのは
凄いことで
本当に酷くなっていくと
悲しむ能力もなくなって
きちゃう
まあ流産したことは
残念なことだけれど
そのことを記憶に留めて 
やっぱり それを大切な
記憶にしていくことだと 
思う
さっきも伊藤さんが
言ったように忘れる
必要ないと思います
悲しみは深ければ深いほど
ちょっとさっき金子光春の
話の中でも出ましたけども
なんかね人は
大きい感情の
動きというものに
逆に育てられてる
ところもあるんで
それは大切にした方が
いいと 僕は思います


🌜47:30 礒野
〇〇さん 
おつらい時にお便りを有難うございました
比呂美庵 ではそろそろ閉庵のお時間です

🏃🌒🌓🌔🌕🌖🌗🌘✨

※今日の文字起こしのソース(情報源)はこちらです:https://www.nhk.or.jp/radio/ondemand/detail.html?p=6324_01

配信日:2023年9月22日(金)/2023年9月29日(金) 午後9:55配信終了
発信:某NHKラジオ第1『高橋源一郎の飛ぶ教室』
テーマ:

(1コマ目)『詩人/人間の悲劇 金子光晴自伝的作品集』詩人の自伝から見えるもの、
(2コマ目)比呂美庵
出演:
  伊藤比呂美・詩人:https://twitter.com/itoseisakusho
×礒野佑子・NHKアナウンサー:https://www6.nhk.or.jp/a-room/search/detail.html?i=49
×高橋源一郎・作家:https://twitter.com/takagengen

※趣旨:「飛ぶ教室」、1コマ目は『詩人/人間の悲劇 金子光晴自伝的作品集』を読みます。日本の近代詩人で(たぶん)いちばんエラくて、(たぶん)いちばんぶっ飛んだ生涯をおくった人。「危険、近づくな」ですけどね。2コマ目の同じ詩人の伊藤比呂美さんにも解説してもらいますね。あと人生相談も。
※動画の視聴urlはこちらです:https://www.nhk.or.jp/radio/player/ondemand.html?p=6324_01_3889604
※関連書籍のご紹介はこちらです:https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784480438775

詩人/人間の悲劇―金子光晴自伝的作品集』 / 金子 光晴【著】筑摩書房(2023/08発売)

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