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2023/8/16(水)
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※きょうは、ノーペン🖊デーのため、通常のメール・チェックと、レター書きと、『根っこばなし』と、お食事の写メ特集は、お休みです🙇(笑)。

きょうは、ザリガニ池ランへ行って、13,039歩(9.1㎞)走り歩きしました🐱🏃🌘

With “Ryoryo”(ﾘｮｰﾘｮｰ)

片腕を失っても威嚇力満点のアメリカザリガニとアンモニャイトとウチです🐌
✨夜は『人権軽視の2つの法案はどうして可決されてしまったか？』(続編)の文字起こし（要約筆記）をしました。今ネット上で、クルド人の方へのヘイトスピーチが酷くて、またそれを「50代の大人の人が主にやっている」とちょっと聞いていて、ほんでウチは今年50代最後と今頃気がついたので、「そんな50代ばっかりやないでぇ」と最後にあとひとがんばりしてちょっと声をあげて締めくくろかなという風に思い立ちました💦🌸↓↓

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配信日：2023/07/11(火)、発信：ポリタスTV -ヒルタス、テーマ:和田靜香のこれって聞いてもいいですか？人権軽視の２つの法案はどうして可決されてしまったか？　石川議員に聞く、出演：石川大我×和田靜香
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※部分起こし（要約筆記）
🌈39:06　石川大我（参議院議員）:https://twitter.com/ishikawataiga

確か　共産党の仁比聡平(にひそうへい)さんが 
これを　暴いたと思うんですけれども

入管庁は
「送還忌避者」という　とんでもない奴らがいると
要するに　相関を忌避してる人たちが4,233人もいて

その中には犯罪者、元有罪だった人とかがね　
こんなにいっぱい、沢山、いるんだみたいな

僕たちから見れば印象操作のようなことをするんだけれども
じゃあ　その中に子どもたちはどの位いるんだ？って言うと

17歳以下の子どもたちがね　実は　201人いたりとか
あと　未成年の子どもたちも300人近くいたりとかで

「送還忌避者」って
言葉だけで「非常に怖い人たち」
という印象を与えるんだけども

色々　掘り起こしていくと　実際　
日本で生まれて日本で育った人が201人いたりとか 
未成年の子どもたちだって300人位いるわけですよ

そういう子たちも含めて　そうやって
「送還忌避者」呼ばわりする訳だけれど

彼らに対して　斎藤法務大臣はね
この間　ずっと「在留特別許可」を
与えそうな素振りをしてたんだけども

まだ　今のところね　そういった
「出します」って話は出てないですよね

で　それ子どもたちだけじゃなくて
親も大事だと思うんですよ

子どもと親は切り離しては
いけないですもんねー

🌈40:38　石川
で　この前ちょっと
「危険だから助けてくれ」ってお話があって 
実際　会いに行ってきたんですけど

その方なんて
2歳と小学生が2人に中学生、高校生とって
全部で6人お子さんがいらっしゃるんですよ

ブラジルの方なんですけど
40代で　日本に来て
職場で知り合ったブラジル人の方と
結婚して　お子さんたちができて

で　お子さんとお母さんは
定住者の資格を持っているんだけれど
この男性、お父さんは仮放免の状態で

「どうやら強制送還されるんじゃないか」
という連絡がブラジル大使館から来たと

そういう状況の中
これはちょっとまずいぞと　会いに行って
僕も嘆願書みたいなのを書いたんですけど

その状態でお父さんを強制送還させるか？
っていう

そうなると
日本語が喋れないお母さんが
シングルマザーになる

一番上の子が18歳で　働いている
っていうのがあるわけですけども

🌈41:49　石川
この方、お父さんは2000年来日なんです
で　仮放免になったのは2012年でずっと
毎月毎月　延長手続きに行ってるんです
毎月入管へ行くお金も結構大変ですけど

やっぱり　親の元で暮らすっていうのは
「児童の権利に関する条約」の9条が定めてたりとか
「家族結合権」というのがあったりとか
「児童の親からの分離の禁止の原則」というのもあったりとか

あとは　現地に帰っても　親戚もいないし
人生の半分以上は日本で暮らしてたりとか

横で　2歳の子どもは勿論
家がこういう状況になって　
僕が来てるなんて分からないから

普通にお父さんとじゃれあって
無邪気に遊んでいるわけです

🌈42:37　石川
だけど　入管は　容赦なくて
 
毎月　仮放免の延長手続きに
入管　行くじゃないですか

で　扉　ガチャンと開けて
狭い取調室風の所に入って

「仮放免許、許可します」
って言われたら
同じ扉から　帰れるんですけど 

「仮放免許、許可しません。収容します」
って言われたら

別の扉があってそっちの扉から
連れられていっちゃうんですね

僕は別件で1回　品川入管へ
付き添いで行ったんですけど

朝9時か10時位に受付して
色んな手続きして
なっかなか　帰って来なくて

「なっかなか　帰ってこないんだけどどうしたんだ？」
みたいな話をしたら

「いや、収容しました」みたいなことを
最後の最後に言われて 

「収容しました」っていうのは
一緒に付き添いに来てる人にすら
(入管は)言わないんじゃないかなー

僕の時は結構待たされて
なんだかんだ言ったから

だから仮放免の申請のハンコ押して貰うために
部屋に　入らなきゃいけないわけですよ

そこを　僕は「俺も入れろ」とかってやったけど
そこはどうしてもダメで　一人で入る

で　一人で入って　
出て来れた場合は
「仮放免許可書」を持って出てくる

出て来れなかった場合は
我々はもうなす術がない

弁護士さんも含めて
国会議員も　家族も
そこは手出しできない

🌈44:03　石川
だから　今度入管法が改正されてしまって例えば
「難民申請は3回以上したらダメ」ってなった時の
難民認定の際もそれと一緒のことが起こるんです

つまり　難民認定も
郵送で来る訳ではないので

こちらから　行って
「認定します」とか
「難民不認定です」とか
言われるしかない

こちらとしては 
認定して貰えるかもしれないな
と思って行くわけです

そうして 
「認定しません」ってなったとすると
別の扉から　連れてかれちゃう

で(仮放免申請の場合だと)そのまま収容されちゃうように
難民申請の場合だとそのまま強制送還されちゃうという

そういう可能性が 
僕のちょっと知っているケースではあり得るんですね

🌈44:58　石川
だから　もし難民申請をして
そういう風に　なった時にね
どうなるかと言えば
いい悪いは別にして
多分みんな逃げます

例えば1回難民申請してダメだったら
じゃあ　2回目難民申請するんだけど

じゃあ　その2回目で
難民が認められるか、認められないかは
分からないですから

2回目行ったら
「認定しません」と言われて
そのまま　強制送還されて
一生　家族と引き離される
可能性もあるじゃないですか 

だから　さっきも言ったように
「送還忌避の人たちはこんなにもいる」
と　日本政府は言うけれども

我々が　もうずっと言ってきたように　要するに　
還らない人ではなくて　還れない人たちであって
海外では本来難民と認められるような人たちです

🌝15:40　和田靜香（MC / ライター）:https://twitter.com/wadashizuka

そもそも　なんですけれども
石川大我さんはLGBT当事者でいらっしゃるから
同性婚の問題とか色々やられるのはわかるんです

けど石川さんって
入管法の問題でも
目立たれていたっていうか
凄く　活躍されていたので

どうして石川さんは入管法の問題でも
こんなに力を入れてやられているのか
私　お伺いしてもいいですか？

🌈16:04　石川
自分は　2000年位から
最初はLGBTの人権の活動から
始めたんですけれども

そうしてすぐに　イランから逃れてきた
シェイダさん(仮名)の支援をするんですよ

イランは　同性愛者は死刑になる可能性があるので
イランから逃れて日本で生活されてたんですけれど

オーバーステイになって
牛久署に捕まっちゃったので

そのまま本国に強制送還されると
危険だろうということで

彼自身がよく顔を出していた
LGBTのコミュニティをはじめ
みんなで　支援したんですね 

なんとか仮放免で返してほしいって
じゃあみんなで支援に行きましょうってことで

LGBTのみんなとか
動くゲイとレズビアンの会の皆さんとか

あと　田嶋陽子さんが当時　国会議員で
法政大学の授業に何度か出させて頂いた
ことがあったので　田嶋陽子さんとか
https://www.youtube.com/watch?v=ncNMGRojIwk

あと関西の北川れん子さんっていう議員の方と
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E5%B7%9D%E3%82%8C%E3%82%93%E5%AD%90
みんなで　支援に行ったんですよ

そして牛久について面会して
所長とも　まあ色々交渉して 
アムネスティの方とかも居たのかな

そしたら「今日　仮放免出します」って言われて

で「少し待ってたら本人出てきます」って言われて

「じゃあ　待ってた方がいいよね」とか言って
1時間位待ってたら　本人が仮放免で出てきて

で　行きにみんなで乗ってたワゴン車に
彼を乗せて奪還して帰ってきたっていう

最初の入管との関わりが
超々成功体験だったので

今だったら
申し入れしたその日に仮放免が出て
当日　本人も出てくるなんてことは
ほぼ　ないじゃないですか 

たまたま上手くいったのかもしれないですけど
何か動けば変わるんだみたいな成功体験が
その時　強烈にあったのと

あともう一つの理由は
LGBT当事者だってことで
何とかできないかって話の中で 

裁判を起こすんですけど
結局負けちゃうんですよ

裁判で負けちゃうんだけども　裁判所の
その負ける理由ってのがもう滅茶苦茶で

「イランに帰ってもゲイであることをオープンにしなければ安全だ」
っていう判決文が出るんですよ

勿論　当事者たちは
裁判所に命令されるまでもなく
年柄年中「自分はLGBTQ＋です」と
言って歩くことはないでしょう

けれども
彼が日本でゲイであると公表して
裁判にのぞんでいることは当然
本国にも知られているでしょう

そういった中で帰らすことは
どう考えても危険のはずです

その後　色々
UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)とかも　動いてくれて
結局　北欧の　国名はまだ明かせられなかったんですけど

本国のイランではなくて　
その北欧の国に逃げることが
彼が難民として受け入れられる
最終的な結末になったんですけど

🌈19:25　石川
その北欧の国の対応が　物凄くカッコよかったんです

シェイダさんはその国に行ったことがないんだけど
その国は　彼に対して　パスポートを出してくれて

彼はその北欧の大使館の方から
手渡されたパスポートを持ち
成田から旅立っていきました 

ほんとにちょっと感動的だったというか
やっぱり人権の進んでる国っていうのは
こういうことなんだなーって思いました

だってね　
自国に来たこともないし
縁も所縁もない人に対し

パスポート出して　
ビザ出して
日本から来させる
訳じゃないですか

🌈19:59　石川　
でもやっぱり　
本来だったら
彼は　日本で

友達もいますし
子どもの問題だって

子どもは　英語が喋れるわけではなく
母国語と　日本語が喋れて
日本の中に　コミュニティがあって
友達たちが、友人がいたわけですから

確かに　本国に帰って
死ぬ可能性があるってところから
出された結末ですけれど

じゃあ世界中どこでもいいかっていうと
そういう訳ではなかったんですけれども

日本が彼を
匿える国であれば
もっとよかったと

🌈20:43　石川
シェイダさんには後日談があって
2019年に　僕が参議院に当選して
その後に　新聞記事が出たそうで

日本の新聞記事で 
その国で彼は薬剤師になって
地域の人たちの健康のために
活躍してるって出てたよって
人づてに聞いて

結局　
そういうことじゃないですか 

結局　
一人の　優秀な薬剤師を
我々は逃したんですよね 
本当に勿体ないですよね

そんな強烈な体験が
あったもんですから
仮放免の人たちが
仕事ができないとか
国民健康保険がないとか
都道府県を跨いじゃいけないとかの
無意味な条件を消すことにきちんと
取り組んでいこうと思っています。

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※今日の文字起こしのソース（情報源）はこちらです：https://www.youtube.com/watch?v=JvQtyjmf8Ik&t=2135s

【ポリタスTV 7/11】
1️⃣入管法改正案が再び国会に提出された理由
2️⃣入管庁が20年かけて骨抜きにしてきたもの
3️⃣歴代首相への当事者議員からの質問と、少しずつ変化してきた答弁
【出演】
石川大我（参議院議員）:https://twitter.com/ishikawataiga
和田靜香（MC / ライター）:https://twitter.com/wadashizuka 
ポリタスTVの番組は次回放送日19時まで見逃し配信、それ以降は下記の有料アーカイブサービスにてご視聴ください。700本以上の過去配信番組（一部ライブ配信番組を除く）がご覧いただけます。ご加入はこちらから：https://youtube.com/PolitasTV/join
※動画の視聴urlはこちらです：https://www.youtube.com/watch?v=JvQtyjmf8Ik&t=2135s
※前編のブログ記事のご紹介はこちらです：https://whimeda.muragon.com/entry/1164.html

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