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#犯罪件数が何か疑わしいな #仮放免中の就労禁止条件は消すべき とは(※雑学No.493,B.D.+350)
✨🌒🌓🌔🌕🏃
2023/8/15(火)
🏃🌕🌖🌗🌘✨
※きょうは、ノーペン🖊デーのため、通常のメール・チェックと、レター書きと、『根っこばなし』と、お食事の写メ特集は、お休みです🙇(笑)。
今回の台風は、堺方面は、秋田の大雨や、沖縄の台風6号に比べたら、全然マシだったんですけれども、飼い猫にとってはちょっとビビりなので大変そうでした🌀😹とりあえず戻ってきて来てほしくないなあと思いました🌀😹夜は 『仮放免中のクルド人難民ユスフさんが語った突然の「逮捕」』の文字起こし(要約筆記)をしました。
今ネット上で、クルド人の方へのヘイトスピーチが酷く、またそれを「50代の大人の人が主にやっている」とちょっと聞いてます。ウチは偶然、今年50代最後の年やと気づいたので、ちょっと「そんな50代ばっかりやない」と声をあげて、最後にあとひとがんばりして締めくくろうかなという風に思いました💦🌸↓↓
※部分起こし(要約筆記)
🌛13:37 オザン・『東京クルド』出演者。父ユスフ(難民申請中のクルド人、仮放免中)に従い6歳のときに来日:https://www.youtube.com/watch?v=99KbzvNho34
https://www.youtube.com/watch?v=ie-PSnmSzb8
今回のことで結局お母さんも倒れちゃって
ストレスで ちょっと戻しちゃったりとか
点滴 ずっとしてて
点滴1回でも1万1,000円かかって
妹もその前にちょっと病気になっちゃって
1週間ずっと病院に通って
それだけで1週間で10万近く行っちゃうし
その上で「仕事しないで」って言われても
「じゃあ 悪いことしたらいいんですか」って
「仕事したら 悪いことしたって逮捕される
じゃあ どうしたらいいんですか」って
実際 僕は質問をしたけれど
入館の人は
「関係ない 自分たちで何とかしてください」
と言うだけ
こっちがどういう感じで暮らしてるか
全部わかってると思うんです 入管は
いくら「仕事してません」って言おうが
仕事しなきゃ生きていけない世の中だから
それは(入管は)分かっててね
「仕事しないでください」と多分言ってて
今回は 自分は 周りとかが恵まれてたから
こうやって声を上げられたと思うんですけど
例えば そういう 周りがいない人が
僕の行動を知って自分も質問とかして
もし それで捕まっちゃったりしたら
家族とか生活とかどうなるんだろうって
そういうことになった時
誰も 助けられないし
誰にも 声出せないじゃないですか
それ考えると逆に
怖いんですよね
🌜2:14 構二葵(かまい・ふき)・ジャーナリスト：https://world.8bitnews.org/program/595/
https://www.youtube.com/watch?v=ie-PSnmSzb8
ちょっと 簡単に説明しますと
オザンさんの父、ユスフさんは
今から23年前の2000年12月26日
反トルコ政府組織の関係者と疑われ
身の危険を感じて日本に逃れてきて
上の2人の子どもは
後から妻と一緒に来て
下の3人の子どもは
日本で生まれました
そういう トルコ出身の
クルド人の難民申請者なんですけど
今年2023年の3月31日に 突然
警察官に警察署に連れて行かれて
オーバーステイ(超過滞在)で
現行犯逮捕されて
翌日すぐ釈放されたんですね
それで
「なぜ自分が逮捕されてしまったのか」
「今まで23年 日本に生きていて
一度も そんなことはなかった 」と
今 声を上げていらっしゃるんですね
皆さんにも聞いて頂けたらと思います
🌝10:48 大橋毅・弁護士、クルド難民弁護団事務局長：https://kurd-tomoni.com/20220923symposium_oohashi-lawyer/
https://www.youtube.com/watch?v=ie-PSnmSzb8
先日 産経新聞(2023/4/5)の記事に
『仮放免中の逮捕 2年続けて約370件』
と出ていましたが
＜独自＞入管仮放免中の逮捕３６１人 昨年、殺人未遂や違法薬物も - 産経ニュース
https://www.sankei.com/article/20230405-H5CTPTFOCRO7HBXIYVLFSUGPW4/
5年前の統計では年間47件しか
逮捕されていなかったはずです
だから あの数字は僕は
何か疑わしいなと思っています
統計の取り方を変えたのか？
こういうユスフさんのような人も
(仮放免中にオーバーステイで1回
逮捕されてすぐ解放された人も)
逮捕件数に入れて
数だけ増やしたのか？
こういうユスフさんのような人を
「この人は逮捕しちゃって構いません」
と 言う権限があるのは 入管です
じゃあ入管が(逮捕件数を)増やしたのか？
役所の方は
偏見や差別を助長するようなことを
よくやるんですよね
だから 社会の方で
或いは 特にメディアの方で
基準がわからなくならないように
かつてはどうだったかというのを
ぜひ がんばって調査して頂いて
指針を残して頂けたらと思います
🌝11:46 大橋
あとは その産経新聞の記事(2023/4/5)では
「仮放免の人の犯罪はこの10年で悪化している」
みたいに表現されているところが
何か疑わしいなと思うんですけども
もしも法務省や入管側の方が
今回の法案を通さんがために
そういう差別心や偏見を助長しているとすれば
それは やり方として
酷く間違っている事なので
「それは酷い間違いだ」ということを
新聞は本来 伝えてほしいと思います
「何でこんなことでユスフさんを逮捕するんだ」
という今日のこの1件の逮捕も
産経新聞の あの統計の中の
逮捕の一件である訳ですから
やはり 中身を見なければ
報道が本当であるか分からない
🌝3:37 大橋
そもそも
仮放免の人の地位について
県を出てはいけないとか
働いてはいけないとか
法律には書いてないんですよ
法律には
「仮放免を許可する時には必要な条件をつけることができる」
としか書いてないんですよ
で その「必要な条件」をつけているのが
入管の判断なんですよ
「仮放免許可書」というのがあって
その 裏面を見ると
その「必要な条件」は書いてあるんですよ
(法律で決まっている訳ではないから)
入管庁の 判断次第で
それ いつでも 消えます
🌝4:16 大橋
「働くことが禁止されてる」という条件にしても
まあ 2015年から つけ始めたばかりなんですよ
それ以前は ユスフさんと同じように
みんな「働いてます」っていうのを
全然 入管に隠さないで言っていて
それで何の問題も起きなかったんです
正式に「仮放免の人を雇って大丈夫でしょうか」
と 問い合わせたりすると
入管は「駄目です」とは答えていたけれども
それ以外には入管は別に
働いたことを把握しても
捕まえることもしないし
何にもしなかったんです
それが 2015年から一律に
「仮放免許可書」の裏面に
「職業を持っちゃいけない」
「報酬を受ける活動をしちゃいけない」
と書くようになって
働くことが 本当に
危なくなったんです
だから今のユスフさんのお話を聞いて
凄い度胸に 感服したんですけれども
https://www.youtube.com/watch?v=ie-PSnmSzb8
仮放免者は法律上は働けるのか働けないのかは
ちょっとまあ グレーゾーンではあるけれども
許可して外に出している以上は
一定の自由を認めてる訳だから
じゃあどんな自由を認めているのかというのは
その裏面に書いてある条件以外には はっきり
わからない訳だから
働く許可もあるんじゃないんですか？
という風に 僕は考えていますし
そもそも 法律の条文にある
「仮放免を許可する時には必要な条件をつけることができる」も
何の条件でもつけていいと 言ってる訳ではないはずなんです
何の条件でもつけていいのなら
「道を歩いちゃいけない」とか
「結婚しちゃいけない」とかも
書いていいことになってしまいます
「必要な条件をつけることができる」と
一応 法律には書いてあるけれども
どうしてもつけなきゃならない条件に絞って
例えば逃げたら困るからつけるとかに絞って
入管は つけなければいけない
という風に思います
🌝5:54 大橋
そもそも 働いていて問題ない人に
「働くのはいけない」っていう条件を
つける必要もないし
働かないと困っちゃうような人たちに
「働くのはいけない」っていう条件を
つけることは 逆に
むごいことだと思うのです
「働いてはいけない」という
「仮放免許可書」の裏面の条件は
消すべきだと思っています
🌜6:01 構
だって
「働くことができない」というその一つの条件だけで
人間が人間として暮らしていけないような状況を
作り出しているわけじゃないですか
ここの部分が何で変わらないのかと
🌝6:19 大橋
変わらないっていうより
悪くなっているんですね
昔は 仮放免の人でも みんな
外国人登録証を持ってたんです
その外国人登録証が廃止されて
ビザを持ってる外国人は みんな
住民票を持てるようになったんだけれども
ビザを持ってない外国人は 逆に
何もかもなくなっちゃったんです
ただ その時に
入管法と住民基本台帳法の最後の付則に
確かに 住民基本台帳には載せないけれども
行政上の便益、サービスを受けられるように
努力しましょう 配慮しましょう
何かそういう制度を作りましょう
という規定は ちゃんとあって
当時は 仮放免の人でも
ちゃんと行政サービスを受けられるようにしましょう
という規定があって
法律上は そういう意味では
社会的な一定の地位が認められてたんですね
それが
どんどんどんどん
否定されてきて
入管庁のせいなのか
その他の省庁も
ビザのない人についてはなるべく
サービスを与えないような方向で
動いてるように 思えてならない
直らないというより
悪化させられていると思います
入管庁が 在留資格のない人を 居づらくして
いないようにしようとする政策の一環だと
思いますけれども
そういう政策を
難民申請者にまで及ぼすのは間違ってる
という風に思いますし
🌝7:59 大橋
今回のユスフさんの逮捕自体も
今までの常識からすると
何かおかしいなと思っています
従来は職務質問を受けても
「仮放免ですよ」という紙をちゃんと持ってると
「分かりました」ということで
よく分かっていない警察官が
入管庁に問い合わせることが あったにしても
「じゃあ確認取れました」で終わっていたのが
これまででした。
それが 今回は
入管庁に問い合わせたのに逮捕されたという事は
入管庁が
「この人は仮放免であってもオーバーステイしていたから逮捕できる対象です」
という風に
従来と言い方を変えてきてるんじゃないかという疑いを僕は持っていて
そうなければこういうことは起きないはずですし
仮放免の人でありながら 逮捕までさせることを
入管庁が是認しているのだったら酷いと思います
長く日本に暮らしていても
仮放免の状態しか与えられてない若い人たちもいるし
それどころか 最近は
今まで在留資格を持っていたのに
わざわざ 入管の方針で
在留資格を失わせられている人たちも
子どもも含めて いるんですね
その人たちまでも
本当に 文字通り
処罰の対象 或いは逮捕の対象にするために
そういうことをしてるんだったら
あまりに酷いという風に思います
🌜9:06 堀潤・ジャーナリスト：https://twitter.com/8bit_HORIJUN
2015年は 安保法制が整備されるなど
この国の変容をまざまざと見せつけられた
起点の年の一つだなとも感じています
政治的な思惑 国際社会 日本のあり方の変化
やはりそういうものが大きな影響を 与えている
という風に見ていいんでしょうか？
🌝9:42 大橋
入管庁の内部として
難民申請者をなるべく抑制したいという思惑は
2015年より以前から もうずっと一貫してある
とは思っています
ただし おっしゃるような
世の中の方向性とか
在留資格のあるなしで人間を区別しようとする考え方とか
治安政策という 特に合理性もないような厳しさとかと
入管庁の思惑がマッチして
以前にも増して
入管庁の思い通りにやれるようになってしまった
ということはあるんじゃないかと思っています
🌜10:12 堀
そういう意味で言うと
やはり我々市民社会が
しっかりとした軸を持っておかないと
世の中のこうした空気によって
進めたい国の思惑っていうのは
どんどんどんどん
逆に我々が裏付けてしまうような
そういう社会になってしまいます
社会は まだまだ
この問題を知らない
理解が乏しい
差別もある
けれど そういう中で
変化しなくてはいけないものは
見えてくるとも思うんですよね
それはやはり声を
あげる意味がある
配信日：2023/04/13
発信：Listen to the Voiceless by Fuki、We're all human beings
テーマ：【後編】【入管法審議入り緊急生配信】"仮放免"で生きること、仮放免中のクルド人難民ユスフさんが語った突然の「逮捕」、そして切実な暮らしの現状
出演：
大橋毅・弁護士、クルド難民弁護団事務局長：https://kurd-tomoni.com/20220923symposium_oohashi-lawyer/
✖️構二葵(かまい・ふき)・ジャーナリスト：https://world.8bitnews.org/program/595/
✖️堀潤・ジャーナリスト：https://twitter.com/8bit_HORIJUN
※動画の視聴urlはこちらです：https://www.youtube.com/watch?v=ie-PSnmSzb8
※関連動画のご紹介はこちらです:https://www.youtube.com/watch?v=ECRRcwOrJNs
https://www.youtube.com/watch?v=99KbzvNho34
✨🌒🌓🌔🌕🌖🌗🌘🏃