こうやって生きていることそのものに月給の出るところはないか(バンカラさんが逝く②)
脊髄損傷・頸髄損傷の「障害」を抱えられた方が、脳出血などにより一人で最期を迎えられた場合、故人の人格権が守られない報道がされる危惧があるように思います。
中島虎彦さんへの追悼文を寄せられた方々は、ごく自然に、そうならないよう心配りされているのが、文面から感じられました。
ワタシ自身は、あのとき、事故の詳細を知ろうと、闇雲に検索を重ねていました。深く反省させられました。
ありがとうございます。
次回「バンカラさんが逝く③」は、いよいよ、中島虎彦さんの歌集「とろうのおの」から、「あくまでも電動車いすの日常とその目線から見た非戦の願いとして(「あとがき」より引用)」作られた歌と、諺「蟷螂(とうろう)の斧(おの)」の「カマキリ」はそれこそが「障害」者であるとのご説明がある「あとがき」全文をご紹介します。