ダブルっち博物館

小6~高3まで両親の近距離別居型生活に巻き込まれたダブルっち君(1998年4月29日生まれ)も、晴れておかげさまで、フリーダム生活を満喫中です!f^_^;)笑

優生思想に向き合う☆安原美佐子さん

おや?堺市の公共施設の壁に、また何か貼られたようです🙄




人権週間 令和2年12月4日~12月10日


(以下、法務省HPより)


国際連合は,1948年(昭和23年)12月10日の第3回総会において,世界における自由,正義及び平和の基礎である基本的人権を確保するため,全ての人民と全ての国とが達成すべき共通の基準として,世界人権宣言を採択し,また,1950年(昭和25年)12月4日の第5回総会において,世界人権宣言が採択された日である12月10日を「人権デー」と定め…

法務省の人権擁護機関では,1949年(昭和24年)から毎年,人権デーである12月10日を最終日とする1週間(12月4日から12月10日)を「人権週間」と定め…






(前回へのリンクです)




※画像はムラゴンの皆様etcからお借り致しました🙇


『優生思想に向き合う』 


安原美佐子さん
(大阪市都島区障害者自立生活センターあるる管理人、ピアカウンセラー、
難民障害者支援、軟骨無形成症、1976年生まれ)




子どもの頃は、私は、自分と同じ障害の人に出会ったことはなく

「いつか伸びるわ」と思っていました。

中学ぐらいになって、出来ない事が増えてきた時に

「あんたは小さいから」と母に言われて、

諦めが出てきました。




でも、頑張る障害者を 私は演じてました。

同じ障害の人と出会うのは

自分を見てるようだから、避けてました。

5年ぐらい前までは、自分の嫌さは

「出来るならば見たくない」とずっと思ってました。



「障害者自立生活センターを立ち上げよか」の前に

私は、障害者手帳を持ってない。

障害を受け止めていませんでした。


https://munige.muragon.com/entry/81.html

障害者手帳を貰いました & もうすぐ生活発表会 - のんびりりんちゃんリハビリ日記




でも、エンジェル藤岡さんに会いに行って、衝撃を受けました。





藤岡さん、凄い自信持ってる。


「よく頑張ってきたよね」と言われて、


「凄いピア・ カウンセリング的な事わかってはるわ」、


「がんばらんでいいんや、自分のままでいいんや」


と思いました。

「わたしはわたし」

人権ポスターより





でも、その時初めて、同じ障害の人と会って、

「私、車椅子乗るんや…」という衝撃も受けました




家族に同じ障害の人がいるのを見ると、

「遺伝するんや、怖いな」、「受け止めるのはつらいな」

と思ってました。



自分一人で歩いている時より

家族と歩いている時の方が

周りの視線を意識していました。


明るい街、明るい気持ち。




一方で、


着床前診断で生まれてこなかったかも…と思うのは怖いな」、

「でも、自分の中にも優生思想があるな」
と思ってました。


内なる優生思想を持ったままでも、

自分は、人に生き方を教えてあげられると思うけれども。





中学の時、ストレスで、生理が1ヶ月続いたことがありました。

薬を飲んでも物凄くしんどくて

嫌なものというイメージがついたから

「無くなればいいな」と思っていた時期がありました。



https://whimeda.muragon.com/entry/480.html

女性ホルモンと笑い(⋈◍>◡<◍)。✧♡ - ダブルっち博物館😅





「自分は産まないだろう」というのが、もう根付いているから、


生理の事も、遺伝の事も、車椅子の事も


まだ、あんまり教え込まれてない時代だったから、


選択肢があったら(強制不妊手段としての子宮摘出を)選んでいたかもしれない。


そんな風に考えてました。本当に怖いなと思います。



https://toranekodoraneko.muragon.com/entry/489.html

ユニバーサルデザインブログご紹介(①あったらいいな。②車椅子ユーザーの自動車運転)
 - toranekodoranekoのブログ




生前診断については、重度障害の筋ジスの人が

自分たちが殺される存在であることに危機感を発信していて

生まれる前からいのちを選別されること、否定感、

価値がないとされることは、怖いなあと感じていました。



https://ilfmki1992manabi.muragon.com/entry/187.html

ネットは人の幸せのために使う - 授業力アップ 学級経営の話





そういう社会に対しては

自分の中でも、まだ不安を憶えるかな。

でも、あり得ないことだとは凄く感じています。


https://chu-nojou.muragon.com/entry/39.html

命の選別。 - 書きたいことを書きたいときに



障害者が、まず、自分を好きになることが大切だと思う。

みんな、否定感があるから。

「介助を使ったら、何でも出来る人やねん」となっていったら

社会が変わると思うんです。

この社会で生きていけないことが「不幸」なんですね、誰にとっても。

だから私は、一人一人が大切にされる社会にしていきたいですね。




Love Youself



<完>



オ時間頂キ、ドウモアリガトウゴザイマシタ~😸🙇




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