紙の本がだんだん読みづらくなってる📖 #読書バリアフリー とは(※雑学No.590,2023/11/20(月)~,B.D.+76)
🌳🦆🚃🏔️🎵
2023/11/20(月)
🪆🧣⏰🧤 ✨
朝は、オトン(元ウチの人)からのメール・チェック(備忘録的なものなので、読み飛ばしを)。
「土曜日午後から抜歯して、土曜日はお粥と味噌汁でした。昨日は夕方Revoに行って、ビーフシチューを食べました。今週は、木曜日が祝日で仕事なし、土曜日は多満喜、日曜日の夕直の仕事は代わってもらえました。」(※☐◇:息子氏の名前)
つづいて、菟田野のお義母さん(85)に、ラブレター書き(笑、同上で)。
「おかあさん、おはようござい松茸🍄🥶ガクブル・・・
💛きょうは🎵リンゴ畑の お月さん 今晩は🎵の月曜日ですねッ❓(•ө•)♡🍎🌒🌓🌔🌕✨🎵
(「お月さん今晩は」①番、昭和32年(1957))
💛ご存じであれば、よろしければ、ご一緒に口ずさんでくださいねッ(*•ө•*)/♡🍎🌒🌓🌔🌕✨🎵
ε(c*´꒳`)🎤🎶
♪♪こんな淋しい 田舎の村で
若い心を 燃やしてきたに
可愛いあの娘(こ)は
俺(おら)を見捨てて
都へ行っちゃった
リンゴ畑のお月さん 今晩は
噂をきいたら 教えておくれよなァ♪♪
ε(c*´꒳`)🎤🎶
♪♪ゼゼゼ…ゼゼゼゼゼ… ゼゼゼゼゼ…ゼゼゼゼイ…♪♪(←息切れ寸前の私😱)
🍎🌒🌓🌔🌕✨🎵
💛それでは、今日は、「西心斎橋/ゆうの」さんより、「お料理の名前当てクイズ」を
全部で6問お出ししますねッ♡今回もガンバッテクダサイネッ(*•ө•*)/♡
💛一応、ヒントつきですけれども、それが必要なのは、ひとえに私だけデスねッ(`Θ´)ドヤア
💛なお、前回(一昨日)は「堺のお鮨屋さん」より「お料理名当てクイズ」を同じく6問、
お出ししましたねッ🦀🥬🍣(*•ө•*)/♡
💛では、まずは全体の写真をご覧くださいねッ(*•ө•*)♡(※写真は9枚あります)
💛続いて、左上から順に、クイズのヒントをお出ししますねッ(*•ө•*)♡
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◆一枚目:伊〇海老🦐
◆二枚目:甘〇の吸い物🐠
◆三枚目:お造り🍣
◆四枚目:お造り🍣
◆五枚目:白〇椀蒸🐡
◆六枚目:〇の幽庵焼き🐠
◆七枚目:サ〇ラの炙り🐟
◆八枚目:〇しゃぶ🐮
◆九枚目:ご飯とお漬け物🍚
💛それでは、答えを発表しますねッ(*•ө•*)♡
↓↓
↓↓
◆一枚目:先付(さきづけ) 伊勢海老🦐
◆二枚目:先付(さきづけ) 甘鯛の吸い物🐠
◆三枚目:向付(むこうづけ) お造り🍣
◆四枚目:向付(むこうづけ) お造り🍣
◆五枚目:強肴(しいざかな) 白子椀蒸🐡
◆六枚目:強肴(しいざかな) 鯛の幽庵焼き🐠
◆七枚目:口直し サワラの炙り🐟
◆八枚目:口直し 牛しゃぶ🐮
◆九枚目:食事 ご飯とお漬け物🍚
💛ではおしまいに、変なやりとりをちょっとしますねッ(笑)(*•ө•*)♡
↓↓
↓↓
↓↓
私「伊勢海老で威勢をつける~♪🦐( ˆoˆ )/♡
甘鯛の吸い物がうまたい~♪🐠( ˆoˆ )/♡
白子椀蒸も無視できない〜♪🐙( ˆoˆ )/♡
鯛の幽庵焼きを平らげて~♪🐠( ˆoˆ )/♡
サワラの炙りをさわらぬ神に炙り無し~♪🐟( ˆoˆ )/♡
今日もおおしゃぶ牛しゃぶ~(おおさむこさむ~)♪🐮( ˆoˆ )/♡」
マスター「 勘弁してくださいよ🥶ガクブル・・・ 」
✨✨✨
💛話変わって、『伊勢海老🦐』と言えば、3家族で何度か泊まった宝〇苑をやっぱり一番に思い出しますよねッ🦐あの頃は、みんな小さかったですねッ👶👶👶
お互いも、若かったですねッ👭🧑🤝🧑
これからも、お互いステキに、年を重ねていきましょうよねッ😉✨🎵
💛それでは明日の続きをお楽しみに❓今日もスーハー深呼吸して佳き日でありますように😸👩🐸✨」
With “Ryoryo”(リョーリョー)
💛そのあとは、児童公園ランへ行って10,823歩(7.8㎞)走り歩きしました⚽🏃🎄🌓♪♪ゼイゼイ… バタッ…♪♪ (←息切れしたウチ😱)
💛夜は『芥川賞受賞作『ハンチバック』から読書バリアフリーを考える』の文字起こし(要約筆記)をしました↓↓
配信日:2023年7月25日(火)、発信:文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」、テーマ:芥川賞受賞作『ハンチバック』から読書バリアフリーを考える、出演:深澤真紀×武田砂鉄×大竹まこと
✨🌒🌓🌔🌕🌖🌗🌘🏃
※部分起こし(要約筆記)
🌝0:11 深澤真紀・関西大学総合情報学部特任教授:https://twitter.com/fukasawamaki
市川沙央(さおう)さんの『ハンチバック』
お読みになられた方はいらっしゃいますか
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784163917122
ご本人が人工呼吸器と車椅子を使用する
重度障がいのある方で物語の主人公にも
ある程度ご本人は30%位投影されている
とおっしゃっていました タイトルの
『ハンチバック』は背中が曲がってる
とか 猫背とか 今は差別語として使われなくなりました
が本書の中では「せむし」という風な言葉を使っています
市川沙央さんは大学の通信過程を卒業して
20年位は作家になるためにコバルト文庫、
今のコバルト小説とかに応募したりライターもしたりしてきて
純文学は書いていらっしゃらなかったんですけれども 本作で
文学界の新人賞を受賞してデビューされて この時もう結構
出版会では「凄い人が出てきたな」と話題になったんですが
芥川賞というのはあくまでも純文学の新人賞的な位置付けなので
こういう風に デビュー作がいきなり芥川賞を取るということも
まああることなんですね ということで本作についてはもう本当に
あらすじを知らないで読んだ方が面白いと思うので 内容の紹介は
ここではしないんですけれども この本の中で触れていること
或いはインタビューでご本人もずっと何度もおっしゃっている
ことが(今日のテーマでもある)「読書バリアフリー」なんですね
今Xに変わった私のTwitterとあとスレッド
にもその関連のリンクを貼っております
🌛「日本の“読書バリアフリー環境”の遅れは目につきました」市川沙央氏が芥川賞受賞作で伝えたかった自身の“問題意識” | 文春オンライン:https://bunshun.jp/articles/-/64491
🌛芥川賞「ハンチバック」市川沙央さん 「読書バリアフリー」訴える重度障害者 当事者の視点で(日テレNEWS):https://news.yahoo.co.jp/articles/8c87439eb925ecc95d6513c0e2b23a914516c831
🌝2:01 深澤真紀
ということで 私は長い間編集者をやっておりましたし
出版界におりましたのでこの「読書バリアフリー」には
割と興味がある方だったというか(編集者である前に)
自分自身にも色々障がいがありちょっと読書が大変な
時もあったりしたので 関心が持てたんですけれども
ただ一方で 日本では残念ながら
障がい者も読書するという意識が
とても薄い国なんですね だから
様々な人が読書できる環境を作る 例えば
以前このコーナーでもご紹介した
字を読むのが難しいディスレクシアの人だったりとか
勿論 市川沙央さんのような重度障がいのある方とか
勿論 目が見えない方とか 色々な形で そもそも
本屋に行って本を買うということ自体が ましてや
重い本を持ってそれを1ページずつめくって読むことは
物凄く難しいことなんですよね だけど 残念ながら
私のいた出版界というのは「紙の本こそ読書だ」とか
「本屋に行って本を選んで1ページずつめくってこそ
読書だ」と これ 市川沙央さんは「マチズモ」と
いう風に呼んでいてマッチョなね 意識だっていう
🌝3:15 深澤真紀
日本の出版界はそういうマッチョな意識が
割と残っている社会でもあるんですけれど
「読書バリアフリー」という概念自体は既に
世界では凄く重要な概念になっていて日本は
「読書バリアフリー」がどれ位遅れたかというと
例えば もう50年近く前なですけれども1975年に
図書館で本の録音サービスが始まったんです ところが当時
日本文芸著作権保護同盟は これ 録音サービスは違法だと
「点字による複製は 点字というのは 訓練した人しか読めない
でも テープは誰でも聞ける だから これ 著作権法違反だ」
などと言ってね 世界的に本を録音する潮流があったにも
かかわらず 日本は著作権の主体者がそれを止めちゃった
という黒歴史(残念な歴史)があるんです これ 出版界も
あまり知らない でも障がい者の団体の方はよくご存知の
『愛のテープは違法』事件と言われているんですね(1975)
『愛のテープは違法』から35年-ついに認められた図書館での録音図書サービス-
https://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/copyright/mochizuki_jla1007.html
編集者でも知ってる人は本当に少ないんだけども
もう1979年には 国際図書館連盟というところが
「全ての国が 通常の活字印刷物を読むのが困難な人のために
点字とか録音とかで読むようにしましょう」という風に言って
世界的にも「そうしましょう」と合意ができてたんですけれど
残念ながら 日本は 文化庁だったり 出版界の方がこの件に
全く対応しなくて やっぱりどちらかというと ちょっと
日本は 著作権を守ることに躍起になっちゃう所があって
それから30年後の2010年に
著作権法がやっと改正されて
「図書館で録音図書の製作を 障がい者のためにする場合は
著作権者の許諾なしに概ね行ってもよい」ことになりました
だから 2010年より以前は 私は編集者として
録音図書を作っていた時には まず図書館から
「この本できますか」という録音の依頼が来てそうすると
私がその著者の方に「こういう依頼が来てます」と言って
著者にサインして頂いてそれを図書館に送って
みたいな 結構 面倒くさいことがありました
それで今は基本的に日本でも
障がい者の方のためであれば
図書館で自由に録音ができる
という風に2010年からかなり遅ればせながら
なってるわけですけども ただこういう風に
法律が変わったことを知っている人は実は
出版界でも まだ少ない状態なんですよね
🌝5:59 深澤真紀
あとは 日本でもこの20年くらい
電子書籍が増えたじゃないですか
私事になるんですけども 元々強度近視だったことと
年を取って老眼が入ってきたこともあって やっぱり
電子書籍じゃないと なかなか今難しいんですですね
あと ちょっと病気がちなので 酷い時になるとやっぱり
病床で本ってなかなかしんどくて持ってめくれないんです
今 凄く軽い電子書籍リーダーとかがあるので
それがあればなんとか読めるみたいな感じです
病気の時でもどうしても本を読みたい時はあるので
電子書籍ができて私たちは 非常に助かっています
ただ 出版界の中では
「紙の本こそ出版文化だ」とか言う方を始め
「電子書籍はコピーされやすい」とかやっぱり
様々な理由があって 電子書籍に許諾をしない
だから かなり有名な作家の方でも なかなか
電子書籍にならないというケースがありました
🌝7:06 深澤真紀
日本では これも本当に
遅かったんですけれども
「読書バリアフリー法」という「視覚障害者等の読書環境
の整備の推進に関する法律」が 2019年には成立しました
これは 紙の本であれば 点字の本で
文字の大きさやフォントを変えていく
(視覚障がい者の方をはじめ)先程言った
文字を読むのが難しいディスレクシア
の人なども そういうものが必要です
あと デジタルの本でも
文字の大きさだとかあと
色とかも変えていく
色も大事なんですね
私自身も 白地だとちょっと読みにくいので
電子書籍の場合は 少し茶色っぽいバッグで
文字もちょっと濃い茶色の方が読み易いです
あと 内容を音声で読み上げるとか
漢字にふりがなを付けるとか或いは
スイッチで ページをめくれるとかね
ちょっとページをめくるのが難しい人
もいるので そういうことがあります
この「読書バリアフリー法」ができたことも
知らない出版関係者が 本当にとても多くて
対応も遅れてるので今の所図書館が中心です
(だから障がいや病気で読書が難しい人には)
図書館があると言うわけなんですけれども
図書館に行けば 確かにそういうコーナーは
あったりします けれどもそもそも図書館に
行けないような方も沢山おられるんですよね
🌝8:19 深澤真紀
或いは 市川沙央さんは大学に学ばれたので
論文も お書きになっているんですけれども
その論文を書くための読みたい論文、学術的なテキストも
なかなか電子化されてないとか そういうこともあります
ただ 一方では
紙の本では 皆さんはあまり見たことがないと思うんですけれども
奥付けの所に「テキストデータ請求権」がついている本というのも
最近では少しずつ見かけるようになってきています
つまり本は買ったけどなかなか読みにくい人が
その「テキストデータ請求権」を切って送ると
データをメールで送ってくれるとか
いうようなシステムができています
🌝11:03 深澤真紀
確かに 日本は電子化における著作権も遅れている国であって
要するに 全ての権利が遅れている国でもあるんですけれども
でも それを さておいても
障がい者の方が本を読む事は
やはり 人権の一つだと思うので
一部のものだけ読めるのではなく
色々な形で できるといいなと
テキストデータが一番簡単だと
思うんですけど 今テキストデータを
入稿しない本はないのでそれだけでも
できるといいなという風には思います
🌝11:34 深澤真紀
最後に今回もう一つおすすめしたいのが
市川沙央さんが『ハンチバック』を書く
ために 影響を受けた本があるんですね
荒井裕樹さんという方が書いた
『凛として灯る』という本です
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784768435922
これは 1974年に上野にモナリザが来て
凄い騒ぎになったじゃないですか ただ
実はあれって「子連れの人とか
車椅子の人とかは 邪魔だから
来ないでくれ」と最初に
言ってしまったんですね
その障がい者差別に反対して赤いスプレーを噴射した
障がいのある米津智子さんという女性の方がおられて
この方について書いた本なんです
これは本当に 障害とは何かとか
女性差別と障がい者差別は どういう風に
折り合っていくのかみたいなこともとても
わかる本です これも去年出た本なので
今 この時代に『ハンチバック』とね
『凛として灯る』が出たということで
改めて私たちは 今本当に
「経済的優位性」の時代で
それこそ出版界もみんな大変なんだみたいな
今色んなことが経済的に厳しいんだみたいな
もうそんな時代じゃないんだみたいなことが
言われる時代になってしまったからこそ
「そうじゃないよ」ということを本当に
優位な方の私たちが言っていかないと
厳しい時代になってきたなと思います
🌝13:29 深澤真紀
『ハンチバック』自体が
読書バリアフリーと障がい者の性が
二つ大きなテーマとなってますので
ぜひ読んで頂いて 先程ご紹介した
リンクの記事もみな面白いので
ぜひ読んで頂ければと思います
※今日の文字起こしのソース(情報源)はこちらです:https://www.youtube.com/watch?v=bSdk9GuZVps
配信日:2023年7月25日(火)
発信:文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」
テーマ:芥川賞受賞作『ハンチバック』から読書バリアフリーを考える
出演:
深澤真紀・関西大学総合情報学部特任教授:https://twitter.com/fukasawamaki
×武田砂鉄・ライター:https://twitter.com/takedasatetsu
×大竹まこと・ラジオパーソナリティー、シティーボーイズ:https://twitter.com/1134golden
※動画の視聴urlはこちらです:https://www.youtube.com/watch?v=bSdk9GuZVps
※関連書籍のご紹介はこちらです:https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784163917122
ハンチバック / 市川 沙央【著】 文藝春秋(2023/06発売)、電子書籍ストア
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784768435922
凜として灯る / 荒井 裕樹【著】現代書館(2022/06発売)
※関連動画のご紹介はこちらです:https://www.youtube.com/watch?v=YPrwul1tqX8