#袴田事件と大崎事件 とは(※雑学No.349,B.D.+206)
🏃🐣🐥🐤🐔
2023/3/24(金)
🐣🐥🐤🐔🏃
朝は、オトン(元ウチの人)からのメール・チェック(備忘録的なものなので、読み飛ばしを)。
「水曜日はご苦労様。デコポンはふるさと納税の返礼品です。次に来た時も残っていたら持って帰ってください。昨日は相撲観戦。今週もあと一日半。」(※☐◇:息子氏の名前)
つづいて、菟田野のお義母さん(85)に、ラブレター書き(笑、同上で)。
「おかあさん、おようございます(•ө•)♡
💛きょうは、♪♪デコポン喰えば~鐘が鳴るなり キンコンカ~ン♪♪な金曜日ですねッ🍊🎵 (*•ө•*)✨ということで、「キンコンカン」の歌は無いと思うので、「夕日」(1921年、大正10年)の唄を、よろしければ、ご一緒にお願いしますねッ🍊🌇🎵✨
♪♪きんきんきらきら 夕日が沈む きんきんきらきら 日が沈む まっかっかっか 空の雲 みんなのお顔も まっかっか♪♪🍊🌇🎶✨
ゼイゼイ…ゼゼゼイ… ゼイゼゼ…ゼゼゼエ…♪(←息切れ寸前❓笑)
💛それでは、今日は、『根っこばなし』より『乱心者にて候 🧔🏻🤼』の第五話をお届けします📖🤭
前回は『昔、美濃の七宗山(なふさん)の山奥の、「貧乏村」の、たった家三軒しかないムラに生まれた若者は、いくら人一倍、体格が良くても云々…』というお話でした🧔👹👵⛰️
💛なお、『乱心者にて候 🧔🏻🤼』は、タイトルに魅かれて選ばせて貰った作品なので、物語が予期せぬ展開(?)になるかもしれないことを、あらかじめお詫び申し上げます(笑)🙇
↓
『乱心者にて候 🧔🏻🤼』⑤
だで、その若いもんは 丈夫な体を もて余して
けんたい しきっとってな、
しまいには、己れの境涯に ごうが わいて、どーしようもなかったとよ。
あげくの果てに、自分の小屋の前に突っ立っとる
背丈ほどもある岩を 目がけてな、
どーん、どーん、と体当りしたり、
両腕で 力のかぎり 押したり引いたり、ゆさぶってや、声はり上げてな
「なんとかせーい、なんとかせーいっ」
と、岩に向って わやく(※無茶なこと)言っとったとよ。
(つづく)
「なんとかせーい」には、ちょっと不謹慎かもしれませんけれども、昔の昭和の時代の人生幸朗・生恵幸子さんの「責任者出てこーい」の「大きなぼやきバージョン」みたいなものを感じます🧔👵✨(笑)
💛話変わって、「デコポン」と言えば、熊本や愛媛のふるさと納税の返礼品ですが、その素朴さに凄く胸を打たれてしまうお年頃に、いつの間にか、自分もなっていました🍊まぁお互い、素直、素顔、素朴で過ごせるのが一番ですよねッ😉✨それでは、明日の続きをお楽しみに❓今日も佳き日でありますように🐸🐸🐸🐸✨」
With "RyoRyo"(ウイズリョウリョウ)
そのあとは街道ウォッチングへ行って、12,392歩(9.5㎞)走り歩きしました🏃🐱夜は『再審の扉 ついに開く ~袴田さん無罪の公算~ 』の文字起こしをしました↓↓
✨🌒🌓🌔🌕🌖🌗🌘🏃
発信日:2023/03/24(金)、発信:デモクラシータイムス、テーマ:【高瀬毅のずばり!真相】再審の扉 ついに開く ~袴田さん無罪の公算~、ゲスト:鴨志田 祐美・弁護士
✨🌒🌓🌔🌕🌖🌗🌘🏃
※部分起こし
🌜30:07 袴田ひで子さん・袴田巌さんの姉
もう 私は 33歳からは もう 40何年の間は
ニコリともしないで 笑う気に ならなんだ
歌番組など 観る気にもならなんだ
そういう心境でございました
それが巌が出てきてからガラッと変わりまして
やたら ニコニコするようになりました
人間っておかしいもんですね
巌が出てきて から 明るく振舞うようにして おりました
まぁ 巌は相変わらずのムッスリでございます
ニコリともしませんが
で 今日この頃は
「再審開始になったよ もう心配はいらないよ 安心しな」って
私 申しました
そしたら 少し 様子は 変わりましてねぇ
ニッコリもしないし よかったとも言わないが
まあ本人にすれば 当たり前だと思っていると思います
🌛34:14 鴨志田 祐美・弁護士、大崎事件弁護団事務局長、日弁連再審法改正実現本部 本部長代行:https://twitter.com/kamo629782
これ 死刑事件なので 下手をすれば
結局 捜査機関の証拠の捏造によって
一人の尊い命が 国家によって
奪われていたかもしれないっていう
考えてみたら こんなに恐ろしいことは ない事件なんですね
死刑自体も 大変な問題だと 私は 思い ますけども
それが 証拠の捏造みたいなね
およそ まあ考えられないような不正義でもって
一人の人が 犠牲になろうとしていた
それがまあ 寸での所で 食い止め られた
ということは 他にも そういう冤罪は 当然あるんではないか
場合によっては もう 既に 死刑が執行されてしまった事件の中にも そのようなものが あったのではないか
ということを やはり 考えさせられる事件なんですね
また そうなると やはり 死刑の存在意義というか
死刑を置いている 死刑制度 があることの正当性ということにも
これは 当然 波及していくわけですね
🌛35:33 鴨志田 祐美
今 大崎事件(鹿児島県)は 第4次再審の即時抗告審 つまり高裁での審理が続いていて
間もなく 決定が出るだろうと
「もう 1月末をもって 事実上 審理は終結して 決定に 向かう」ということを
裁判所が 宣言していますので
あと「原口アヤ子さんの 95歳という年齢も考えて なるべく早く 決定を出したい」というふうに 裁判長が 最後 の進行協議の時に言っていましたから
そう遠くない先に 決定が出るだろうと 私たちは思っています
で 実は その 袴田事件の決定の 2週間前に 大阪高裁で 日野町事件の即時報告書も 再審開始決定 つまり 「地裁の再審開始を 高裁が 認める」という決定をしています
要するに 高裁で 今 審議が続いていた 日弁連も支援している ような 著名な再審事件で
日野町、袴田と 今 2連勝 という状態です
この高裁で の判断って やっぱり 地裁よりも またさらに上級審ですから 非常に 重要なところなんですね
それで 日野町事件は まあ 検察側の抗告はされましたけども
でも やはり 地裁の 再審開始が 維持されて
袴田事件でも 再審開始が確定して っていう流れから すると
やはり 大崎事件はね ご承知通り
これまでに 3度 再審開始の個々の決定が出ながら まさに
検察官の特別抗告によって 最高裁で取り消されて 棄却されたっていう歴史 があります
そういう中で 第4次も 残念ながら 地裁は どちらかというと その最高裁の結論 に引きずられたような決定でした
でも 論理的には 非常に破綻していて 割と それが 明らかな 要するに あえて言うと 「出来の悪い決定」なので やはり 高裁は「これ どう しようか」って考えていたと思うんですね(笑)
まあ そういう中で 日野町、袴田と 再審開始方向の決定が続いて
そして それが 袴田事件では 世論も後押しをするような形で
検察側が 抗告を断念したということで
やはり 大崎事件にも 良い方向の影響が 及ぶのではないかな という ふうに
まあ期待したいと 思っています
🌜37:48 高瀬毅・ノンフィクション作家、元ニッポン放送記者:https://twitter.com/seitakajin
それは だからもう これ 事件は 別個の事件ですけど やっぱり 鴨志田さんはね 袴田事件に 常に関わっていらっしゃって テレビなんかにも たくさん 顔が出てましたね【笑い】
🌛37:59 鴨志田 祐美
それは もう やっぱり 今 申し上げた通り 大崎事件も 袴田事件も
再審開始されたことがあるにもかかわらず それを 取り消されるという
いわば 天国と地獄の両方を味わった事件なんですね
袴田事件は 2014年に 静岡地裁で 再審開始決定が出たのに 4年以上かかって 東京高裁 が 1回 取り消しちゃったわけですよね
で あの時も 本当に 私は 2014年の静岡の 決定の時は 大崎事件は 第二次再審の高裁段階で 要は 当時は 負け続けているような 状況だったから
袴田事件の再審開始決定を 当時 鹿児島の事務所の テレビで観てて 号泣したのを覚えてるんです ね
「いや 本当よかったな うちも ああなったらいいな」っていう思いで
そうやっているうちに 袴田事件は 検察官に即時抗告されて 東京高裁でずっと長く審理が 続いている間に
うちは 第三次再審で 2007年の6月に 地裁で 再審開始決定が出て
2018年の3月に 高裁で 開始決定が維持 されて
「もう これでいける もう これで 2連勝で勝てるだろう」というふうに思っていたら
その3ヶ月後なんですよ 東京高裁が 袴田事件の再審開始決定を取り消したのが
ものすごい衝撃で 雨のそぼ降る中で 弁護団が 肩を落としてて で ひで子さんだけがね「あと50年 頑張るだけです」って毅然として
だけど それがすごく 本当に 胸が潰れるような思いで 観てて
39:32
でも 私は その時 自分の事件で まさか そういう目 にあうって やっぱ その時は 思ってなかった んです
地裁、高裁で 2連勝してましたから
ところが ちょうど1年後に 今度は 大崎事件が 最高裁で 再審開始決定を 取り消されて もっとひどい目に 遭うわけです
最高裁は 最後ですから
だから そういう 思いを お互いに 代わる代わるしてきたっていうことで
もう とても 袴田さんや ひで子さんや 弁護団が 他人事とは 思えないって
多分 向こうも そうだと思うんですけども
そういう 間柄 なんですよね
🌜40:03 鴨志田 祐美
だからこそ 再審法制のね こういう 過酷な状況に 翻弄され続けてきた事件で
今回はね 袴田さんが 袴田事件が こうやって 今ゴールに近づいたっていうのが
本当に わがことのように 嬉しいですし
翻って やっぱり「次は 大崎事件」っていう 風な思いは 強くしますよね
40:47
ご 承知の通り 今の日本の刑事訴訟法の「再審」というところの規定は
他の 例えば 第一審の通常の裁判の規定が 日本国憲法になってから 大きく 改正されて 当事者主義を 採用して 一応 被告人の人権を保障すると 手続き的な適正も 保障するって いう形で 大幅な改正がされたわけですけど
それは そういう 通常の一審の裁判までで
そこから先の 上訴とか 再審といった手続きは 改正が 間に合わなくて
結局 大正時代の古い 100年前の 旧法と言うんですけども
戦前の 言ってみれば「裁判所が主導で 裁判所のさじ加減で ことが進む だから 条文 の数も少ない」っていう
そういう 古い化石のような規定が そのまま 今も残ってて 一度も 改正されたことが ないんですね
だから 先ほどおっしゃった 全証拠の開示とか 検察官の不服申し立ての禁止と言ったようなこと以外にも いわばオーバーホールを しないといけないぐらい もう古ぼけちゃって ダメなんですね
だから 日弁連は 全体を改正する改正案というのを ついこの間の2月17日にリリースしたばかりなんです けど
ただその中で やっぱり「もうすぐにでも変えないとダメだ もう待った なしだ」っていうのが 先程来 出ている 2つ、証拠開示の問題と 検察官の不服申し立ての問題 だと思うん です
なんでかっていうと どちらも これがちゃんとなってないから 審理が めちゃめちゃ長引いてるっていう事の大きな原因になっているからです
検察官の不服申し立てについてはね 再審開始されても 本番のやり直しの裁判に行き着く前に どんどん どんどん 検察が 妨害して 立ちはだかってくるっていうことで これが長引く原因だと いうことは 皆さん もう よくお分かりだと 思うんですけど
証拠開示もね 結局 その 条文がない、ルールがないという元で どう いうことが起こっているかというと
44:40
この証拠開示一つに バカみたいに エネルギーと期間を 費やしているんです
現に 袴田事件って 今 第二次再審なんですね
でも 事件から 57年も経ってるじゃないですか
なぜかって言ったら 第一次再審を全部で27年 やってるんですよ
でも 27年間で 一つも 証拠開示されてないんです
もちろん 弁護団は 証拠開示請求してるんですよ
でも 袴田事件では 第二次再審の 静岡地裁の段階になって
再審開始決定を書いた村山裁判長の前任の 原田 裁判長の代になって
まぁ開示勧告を 非常に進めたってこととで
今 問題となってる(「捜査機関による証拠捏造」である)「5点の 衣類」のカラー写真とか フィルムとかいうのが 出てきたわけです
だから 証拠開示のルールがないと こんなに時間が かかっちゃうんだということを 何よりも如実に 語らせていると思います
🌛47:14 鴨志田 祐美
2019年の ちょうどラグビーのワールドカップを 日本でやってた頃に すごく盛り上がってたじゃ ないですか
で 私たちの再審弁護人の仲間の一人が
「だけどね その試合のラグビーのレフェリーが 誰かなんて 誰も 気 にしてないでしょ でも 私たちは 再審請求をしたら 今かかわってる 刑事部の 裁判長が 誰で どんな判決を 今までしてきたかってことを めちゃめちゃ 調べてる それって本当に どういうことなの」
って言ってて
裁判官の 当たり外れで 大事な1人の 命がね 救われたり 救われなかったり 冤罪が 晴れたり 晴れなかったりする って 少なくとも 文明国とは言えないんじゃないかなっていう風に 私は思います。
🌜33:22 高瀬毅
袴田事件の発生から 57年もの長い時間を 費やして やっと再審の扉が開かれました
この 背景には 弁護団支援者の頑張りに加えて メディアの報道 そして国民の関心の高まりがあった ことは間違いありません
全体として 事件と裁判に 疑問を持つ多くの人々の声が 重い再審の扉 をこじ開けたと言ってもいいんではないでしょうか
それ自体は大変に喜ばしい ニュースなんですけれども なぜこのようなえん罪が起きるのか ここのところが 一番の問題になってくる わけです
で 1979年に 鹿児島で男性の変死体が見つかった大崎事件の 原口アヤ子さんが もう 95歳になるんですが この原口アヤ子さんの裁判のやり直しを求めている 弁護士の鴨志田 祐美さんに 再審の問題点と 今後のことについてお聞きしました。
※今日の文字起こしのソースはこちらです:
発信日:2023/03/24(金)
テーマ:【高瀬毅のずばり!真相】再審の扉 ついに開く ~袴田さん無罪の公算~
ゲスト:鴨志田 祐美・弁護士、大崎事件弁護団事務局長、日弁連再審法改正実現本部 本部長代行:https://twitter.com/kamo629782
司会:高瀬毅・ノンフィクション作家、元ニッポン放送記者:https://twitter.com/seitakajin
※趣旨:
57年前の1966年に静岡県で起きた一家4人殺害・放火の「袴田事件」。逮捕され、死刑判決を受けた袴田巌さんが、無罪を求めて闘ってきた裁判でついに再審開始が確定。検察が最高裁に不服申し立てをする「特別抗告」を3月20日に断念したからです。東京高裁での再審開始決定から検察の断念までを映像を中心に伝え、再審の長期化の問題を考えました。
発信:デモクラシータイムス
※デモクラシータイムスは、皆さまの寄付により番組を制作することができています。クレジットカードでのご寄付はこちらから:https://democracytimes17.jp/?page_id=67
※動画の視聴はこちらです: https://www.youtube.com/watch?v=KCeRqGXpIhM&t=2074s
※関連動画のご紹介はこちらです:
✨🌒🌓🌔🌕🌖🌗🌘🏃