ダブルっち博物館

小6~高3まで両親の近距離別居型生活に巻き込まれたダブルっち君(1998年4月29日生まれ)も、晴れておかげさまで、フリーダム生活を満喫中です!f^_^;)笑

評価を一週間先にのばしてもらうやり方らしいよ


きょうは・・・・・・・



     
※一緒に探して頂いた堺市戦災殉難之地記念碑と、宿院頓宮の分解したままの当時の鳥居です



※旧南海本線の橋脚と背景の鯉幟の組み合わせの写真です


 





今日のひろい読み・・・・・・・




「しかし、なんでこんなことをするんだね」



おそらく、読者もそこが疑問になるところだと思います。



「Iさん、一つの習慣をつくりだすにはながい時間が必要です。


今日と明日をくらべては変化がわかりません。



だから、一週間、あるいは十日間、あるいはひと月を単位にしてはかるんです。


ものさしを大きくとる。


一週間のうち何日、薬なしの日があったか、を問題にする。



たとえば、最初の一週間は、一時間たっても眠れないので薬をのんで眠る日が七日。


しかし、次の週は、一日は自然に眠った日がある。一週に一日と数える。


こうして数えれば、次第に今のあせりが 消えていくわけです。


半年もするうち、一週間に薬なしで眠れた日の数が三日、四日と増えていく。


その時、はじめて自分がよくなっていると思ってもいいのです」




「なるほど。しかし、薬に対する習慣性にならんものかね」




「こういうのみ方を、きちんと守る限り大丈夫です。


今日眠れないと明日にひびくと思い、明日の為に薬をのむ、


そう考えるかぎり、毎晩薬をのむようになってしまいます。



不安はない方がいい、


不安を消すために、必要であるかどうかを確かめず、薬をのむ、


そのために習慣になるのです。



Iさんは、薬の話をした時に、


薬が必要かどうかは、眠ってみなければわからない、といいましたね。



寝つきだけは、一時間横になるだけで、いいかわるいか、見当がつくのです。


だから、寝つきだけにしぼる、というわけです。



いいですか、Iさん。


ぼくのいったとおりに、半年間、ともかくやってみてください。


ものには、それぞれの時間というものが、あるのです」




「なんだね。ものにはみなそれぞれの時間というのは」




「それはですね、たとえば風邪です。


風邪にかかった人は、治るまで一週間待てば治ります」





「それはそうだ。一年続く風邪はないよ」




「そして、結核は患者さんが一週間で治してくれと言っても、どんな医者も治せない。


しかし、


一週間で治らないといっても、その治療法の効果がないとはいえないんです。


ストマイを一週間注射して治らないから、無効だとやめてしまったら、


ストマイの効果は、いつまでも、発見できなかったでしょう」






「なるほど。それはそうだ。しかし」



「しかし、どうしたのですか」



「半年はながいな」



「ながいでしょう。あなたにとっては。


しかし、病気にとっては、ながくない。


それが適当な時間なんです」







「でも、その半年が、がまんできぬとしたら」



「死ぬんですな」



「いやに、はっきり言うんだな、あなたは」



「ええ。いいます。


十日間で、結核の治療を拒否する患者さんがいたら、


あなたは、なんといいますか。


それじゃ死ぬんだな、おれは知らんぞ、としかいえないじゃないですか」



Iさんは、だまってしまいました。







眠りは今日の結果としてむこうからやってくる
♪※☆★※☆♪Have a sweet dream♪※☆★※☆♪




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