ダブルっち博物館

小6~高3まで両親の近距離別居型生活に巻き込まれたダブルっち君(1998年4月29日生まれ)も、晴れておかげさまで、フリーダム生活を満喫中です!f^_^;)笑

#ご近所の人とあんまり変わらない #クルドの家族たち とは(※雑学No.492,2023/8/14(月)~,B.D.+349)

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2023/8/14(月)
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※きょうは、ノーペン🖊デーのため、通常のメール・チェックと、レター書きと、『根っこばなし』と、お食事の写メ特集は、お休みです🙇(笑)。


きょうは、西高野街道ランへ行って、11,939歩(8.2㎞)走り歩きしました🐱🏃🌘

With “Ryoryo”(リョーリョー)

夜は 「クルド難民と歩んで20年〜今伝えたいこと〜(前半)の文字起こし(要約筆記)をしました。今ネット上で、クルド人の方へのヘイトスピーチが酷くて、またそれを「50代の大人の人が主にやっている」とちょっと聞いていて、やっぱり今年ウチは50代最後の年なので、「そんな50代ばっかりじゃない」と、最後にもうひとがんばりして、ちょっと声をあげてみようかなという風に思います💦🌸↓↓

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配信日:2023/03/28、発信:8bitNewsAsia(We're all human beings produced by 8bitNews)  、テーマ:「クルド難民と歩んで20年〜今伝えたいこと〜(前半)」、出演:周香織×構二葵×堀潤
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※部分起こし(要約筆記)
🌜4:20 構二葵(かまい・ふき)・ジャーナリスト:https://twitter.com/fuki_kamai
今日は20年前から周香織さんが
ずっとご支援を続けてこられた
クルド人難民の方たちについて


どういった方たちと出会い
どう歩んで来られたのかの
お話をお伺いしていきます


🌝7:42 周香織・「クルド人難民Mさんを支援する会」事務局、「クルド難民デニスさんとあゆむ会」共同代表:https://www.facebook.com/kaori.shu
ちょうど2004年猛暑の
39℃の最高気温が何日も続いた
凄く暑い夏の日でした


東京青山の国連大学(UNU)の広場
どうも 座り込んでる人たちがいるんですね
 
キャンプの折りたたみの椅子とかに座って談笑してる
で 食器が散らばってる
で 奥の方にブルーシートが壁にかかってて
テントも見えて
どうも 住んでるみたいだなーって思いました


で 国連大学の前って 凄く無機質な感じで
タイル貼りの床の地面が 広がっていて
ゴミが落ちてても 翌日には片付けられてる


そんなとこで あの人たち何してるのかな
子どもも遊んでて
リフティングしてるお兄さんもいる


いったい何してるんだろうって気になったんですけど
でも もうそのまま通り過ぎて 家に帰りました


https://www.youtube.com/watch?v=TFUA21ebIZM


🌝8:42 周
何日か後 家の郵便受けに
チラシが 入ってました
見たこともなかったですね
モノクロ印刷でB4の裏表で


そこには
「難民認定を求めて7月13日から連続座り込み中」
と書いてありました


で 裏面には
「水も 食べ物もなくて 小さい子どもが体調不良になってます 
 助けてほしいです 氷とかクーラーボックスが足りないんです」


っていうことが書いてあってびっくりしました


家から歩いて10分ぐらいのところに この暑い中 
こんな苦しい思いをしている子どもがいるなんて


よく 虐待のニュースとかそういうのを見て
何で 周りの人は何もしなかったのかなとか
自分は思って 涙が流れたりとかしてたので


実際 今 そういう人が
一番近所にいるんだから 
助けに行かないと 病気になったら 
熱中症になったら 死んじゃったら
大変だ
っていうんで 
とりあえず 様子を見に行きました


https://www.youtube.com/watch?v=TFUA21ebIZM


🌝9:57 周
行ったら「署名を集めてる」って書いてあったんで
実際 通りで 署名を集めをやってたんで
何か一筆書いてすぐダッシュで帰ってきたんですね


署名を集めている人の様子が
「ありがとうございます」と言ってすぐ
他の人の署名集めに行く感じだったので
何か 切迫感のようなものを感じました


で 一筆しただけじゃ 多分
喜んでくれてはいたけれども
助けられないんだなと思って


ちょっとまた 毎日様子を
見に行くことにしたんです
で 話を聞いてみたんです


青山の国連大学(UNU)前
トルコ国籍のクルド人2家族と 
イラン人難民の青年1人が
「難民認定」を求めて
座り込み抗議活動をしていると 
教えてくれました


この建物(国連大学国際連合大学の略)の中に
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR,国連の難民の保護について監督や指導をする事務所)
が入ってるんですね
 
日本は国連の難民条約に入っているけれども
 なかなか難民を認定しないで保護しないので


 私たちは凄く困っています
 なので UNHCRに対して


 もっとちゃんと 日本政府を

 指導して下さいと頼むために
 ここで座り込みをしています


と教えてくれ ました 
国連は このクルドの家族に
テントを提供してくれてました


よく運動会で使うような組み立て式の物で
 奥に小さいテントが もう一つあります


https://www.youtube.com/watch?v=TFUA21ebIZM


びっくりしたのは みな日本語で喋ってるんですね
クルドの家族も イラン人の青年も


クルドの家族、カザンキラン家は7人家族
お父さんのアハメット・カザンキランさん


日本語、英語、トルコ語、グルド語の
4カ国語
を喋るんです


難民って語学が堪能なんだなって思いました


あとは お母さんと
あと 長男、長女、次男、次女、三女の5人は
埼玉県の県立高校の定時制の学校に通っていた
んです


それで また びっくりして
私の持っている難民のイメージと
全く違う生活をしてるんだなって思いました


子どもたちも やっぱり日本語上手
署名をしに来てくれた人と
普通に日本語で会話をして


署名は 外国人の人も来たんですけれど
その人とは英語で喋ったりしていました



あと もう一つの家族は 5人家族で
お父さんとお母さんと お父さんの弟と
長女5歳と 長男2歳
あのチラシにちょっと書いてあったのは
この子たちのことなんだと分かりました


あとは イラン人の青年がいました


🌝13:36 周
私の中で 難民は 
アフリカの砂漠で
布を被っていて
褐色の肌をしていて
テントの中で配給を待って
床に頭をつけて祈っている人

というイメージしかなかった


だから びっくりして
難民と言っても うちの近所で生活している人と
あまり変わらないんじゃないかなーと思いました



🌝14:19 周
特に このカザンキラン家
UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の基準
難民として認められていて


「マンデート難民」認定の証明書を
持っていたにもかかわらず
日本で 難民申請したら
難民として認められなかった


だから余計に きちんと指導して
自分たち難民申請者に ちゃんと
在留資格を与え 保護してほしい
とUNHCRに訴えていたんですね


国連に難民と認められた――それでも執行された強制送還 :https://d4p.world/news/20999/


つまり日本は国連の難民条約に入っているので
国連の持ってる基準を満たしているのであれば
同じように 認定するべきなんですけれども


日本は 難民申請者については
証拠を凄く求めるとか 


供述にちょっとでも食い違いがあると
「虚偽の供述をしました」とされる
とか
凄く審査が厳しいというのがあります


とりわけ トルコ国籍のクルド難民については
日本政府とトルコ政府の関係性によってこの頃
一人も難民認定されたことがありませんでした


それもあって
日本の基準はおかしいんじゃないかってことで
怒って長い座り込みをしてたということでした


🌝16:05 周
自分の家の近所の 青山通りの
ファッションビルなんかが立ち並び 
おしゃれな人たちが歩いている横で


広場の駐車場に撒く散水用の水で
食器を洗ったり
カセットコンロとかで
煮炊きをしたり
しているんです


こんな暑い中で
こんな苦しい生活を
してるんだと思って
何とも言えない気分になりました


で やっぱりやれるだけのことは
やらなきゃいけないなと思って


まあそれがどの位役に立つか
わからなかったんですけども 


おにぎりとか麦茶を毎日届ければ
お腹ペコペコでもちょっとは
しのげるんじゃないかなって


時々は家に来て お風呂を使ってもらったりとか
洗濯物が溜まっていたら 洗濯してあげたりとか 
携帯電話に充電してあげたりとか


https://www.youtube.com/watch?v=TFUA21ebIZM


🌝17:57 周
社会的なことは全然わからなくて
アハメット・カザンキランさんが
「これは人権と民主主義の問題なんだ」
って言われるんですけれども


「民主主義」なんて教科書でしか習ったことがなかったので
大正デモクラシーと座り込みとどう関係があるんだろうとか
「人権」もよくわからないなと思いながら 聞いていました



そもそも「クルド人って何ですか」ってことも
わかんないで 私は ここに来ているから


署名に来ている人たちがみんな 帰った後で
「あの、クルド人って何ですか?教えて下さい」
と ご家族に聞いたら親切に答えてくれました


https://www.youtube.com/watch?v=TFUA21ebIZM
※中略:コチラでご視聴になれます(19:00~23:13)


🌝23:21 周
で また青山の国連大学前に話が戻ります
ある日 クルドの家族のうち 
ちっちゃい子ども2人とお母さんが
仮放免の出頭日だっていうことで


仮放免の期間の延長手続きのために
ついてきてほしいって言われたんですね 


自分たちはここで座り込みをして
抗議行動をしているからおそらく
日本政府と入管は凄く怒っている


だからお母さんと子どもたちを捕まえてしまうかもしれない
仮放免の期間を延長しないで 収容してしまうかもしれない


だから「この2人の子どもとお母さんを収容したら許さない」
と 私たちは下から抗議の声をあげる
ので と言われました


そうなんだ じゃあ私も
「やめてください その人たちを捕まえないで下さい」
と言わなきゃダメだなと思って ついていきました


品川にある 東京入国管理局
今の東京出入国在留管理局でした


そして ご家族の
入管に対する抗議行動が始まり
もう びっくりしたのは


「いいか 入管  よく聞け!
もし この2人の子どもと

お母さんを 没収したら
私たちは 許さないぞー!」


と メガホンで怒鳴り始めたんです


普段 優しい人たちが
鬼のような形相で
建物に向って叫ぶので


「ちょっとこんな過激な人たちとは付き合えない
公共の建物の前で騒ぐなんて駄目駄目 絶対に
気の毒だけれど明日から行かないようにしよう」

って思ったんですね


そこへ警察車輛もどんどんやってきて
(実際は何も悪いことをやっていない)
私たちの方を取り囲み始めるんですね


で 怖くて怖くてしょうがなくて
「いつ逃げようか」
なんて思った時に


上の方から「収容やめろ!」と一緒に叫ぶ
物凄く鬼気迫る声が 
聞こえてきたんです


で この子が、右の写真の左の子が教えてくれたんですけれど


「今のは 上で捕まってる 私の友だちが叫んだんだ」って


そして「私たちがメガホンで叫んでいる声も
上まで聞こえていると 友だちが言ってる」って


「携帯で 施設の上の建物の中から 私に電話してきて
 今 教えてくれたのよ」って


それで 私は
この人たちが言ってたことは本当だったんだ
 この綺麗な建物の上の階に 本当に
 不当に閉じ込められている人がいるんだ


「この人たちが やっているのは
 騒ぎを起こしたいから やってるのではなくて 
 中にいる 友だちを 助けようと
 こうして『過激』に叫んでるんだ」


と やっとわかりました


🌝27:20 周
この日 お母さんと 2人の子どもが 
捕まることなく外に出てこられた時に


みんなは拍手でニコニコ顔で出迎えたんですけども
お母さんはもしかしたらもう逢えないんじゃないか
という 凄い緊張から解放されて
ポロポロポロポロ泣いていました
 


それを見て 私は
凄い緊張感の中でこの人たちは
生きてるんだなーって思いました
 



クルドの家族が
命がけの抗議行動していても


ここはサラリーマンとか通行人とか
色んな人が通り過ぎていく所なので


この人たちが何をやっているのか
よく わかりません


命がけの抗議も
外国人が何か騒いでいるとしか
受け取ることができません


だから 何をやっているか 
わかるように伝えることが
大事だなって思って
今日の話をしました


有難うございました

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※今日の文字起こしのソース(情報源)はこちらですhttps://www.youtube.com/watch?v=TFUA21ebIZM


配信日:2023/03/28

発信:8bitNewsAsia 

テーマ:「クルド難民と歩んで20年〜今伝えたいこと〜(前半)」

出演:

  周香織・「クルド人難民Mさんを支援する会」事務局、「クルド難民デニスさんとあゆむ会」共同代表:https://www.facebook.com/kaori.shu

×構二葵(かまい・ふき)・ジャーナリスト:https://twitter.com/fuki_kamai

×堀潤・ジャーナリスト:https://twitter.com/8bit_HORIJUN

※動画の視聴urlはこちらです:https://www.youtube.com/watch?v=TFUA21ebIZM
※関連動画のご紹介はこちらです:https://www.youtube.com/watch?v=0rQO6WvyFpM

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