ダブルっち博物館

小6~高3まで両親の近距離別居型生活に巻き込まれたダブルっち君(1998年4月29日生まれ)も、晴れておかげさまで、フリーダム生活を満喫中です!f^_^;)笑

#精神疾患 を「治る病気」にするために とは(※雑学No.427,B.D.+284)

🏃🐣🐥🐤🐔
2023/6/10(土)
🐣🐥🐤🐔🏃
朝は、オトン(元ウチの人)からのメール・チェック(備忘録的なものなので、読み飛ばしを)。
昨日はいつもの中華居酒屋。今日は午後からフリー、夜は多満喜。明日もフリー。※☐◇:息子氏の名前
つづいて、菟田野のお義母さん(85)に、ラブレター書き(笑、同上で)。
おかあさん、おようございまス桃モ桃モ桃ハ桃🍑✨🥶ガチガチ・・・
💛きょうは、🎵ドンドコ ドンドコ 出てこいこい~🎵の土曜日ですねッ🐰🐢🍑🐶🐵🐦✨🎵(『お話でてこい』、1954(昭和29)年)


💛ご存じであれば、よろしければ、ご一緒にお歌いくださいねッ🐰🐢🍑🐶🐵🐦✨🎵


♪♪出~てこい でてこい でてこい ドンドコドン🥁
出~てこい でてこい でてこい ドンドコドン🥁 
お話出てこい お話出てこい
ドンドコ ドンドコ 出てこいこい♪♪🐰🐢🍑🐶🐵🐦✨🎶


♪ゼゼゼイ…ゼゼゼイ…ゼゼゼイ…ゼイゼゼゼイ…♪ (←息切れ寸前の私😱)


💛それでは、今日は『根っこばなし』より『じゃけらの余得(よとく)🩴🧔🏻』⑬をお送りしますねッ😊🎵🤭✨


💛前回は昔、美濃の国から木曽へと抜ける街道筋のムラで、(ちょっと冗談が過ぎる)寄せ子が、いきなり代官所に呼び出されて、ニ、三日前に、なぜ藪持ち百姓たちに、立木にグルグル巻きにされていたのかと、閻魔様のような形相で問い詰めてきたというお話でしたねッ🩴🧔🏻👹


💛なお、『じゃけらの余得🩴🧔🏻』は、タイトルに魅かれて選ばせて貰った作品なので、物語が予期せぬ展開(?)になるかもしれないことを、あらかじめお詫び申し上げますねッ🙇

『じゃけらの余得🩴🧔🏻』⑬


「へい、この旦那衆が、わっち(私)に 今まで通り 
 竹皮を 残らずくれてやると 約定され、
 代金なども 一切いらぬと 仰るで」


そう言いながら、土下座の 百姓衆を眺めると、
青い顔して一斉に そうじゃ、そうじゃと合点しとったが、


役人だけは 額に筋たてて
「うぬっ、わしを 愚弄する気かっ。ならば 尋ねる。
 なにゆえ 立木に くくられとったっ」


「あれは わっちが 自分で くくったんで」
「なんじゃと」


(つづく)

💛話変わって、「ドンドコドン🥁」と言えば、太鼓祭り、
わっしょいわっしょいドンドコドンですねッ🥁🐶🐵🐦✨🎶気分あげて、雨の週末もお互い、元気でのんびり楽しく過ごしましょうよねッ😉 ✨それでは、次回は明後日6/12(月)になりますけれども、続きをお楽しみに❓✨今日も佳き日でありますように🐸🐸🐸🐸✨」

With "RyoRyo"(ウイズリョウリョウ)

そのあとは夜蛙ランへ行って、8,804歩(6.4㎞)走り歩きしました🏃🐸夜は『うつ病、発達障害、統合失調症…精神疾患を「治る病」にするために…』の文字起こし(要約筆記)をしました↓↓

✨🌒🌓🌔🌕🌖🌗🌘🏃

配信日:2023年6月9日(金)、発信:文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ」、テーマ:うつ病、発達障害、統合失調症…精神疾患を「治る病」にするために…研究の最前線を解説、出演:林朗子×大竹まこと×青木理 
✨🌒🌓🌔🌕🌖🌗🌘🏃


※部分起こし(要約筆記)
🌛23:46 大竹まこと・ラジオ パーソナリティ、シティボーイズの一員:https://www.joqr.co.jp/qr/program/golden/
この先 研究が 進んでいけば
それに見合った薬も出てくるので
この精神の疾患は「根治する」と  
先生は 思われてるわけですか?


🌝0:34 林朗子・元精神科専門医、理化学研究所脳神経科学研究センター多階層精神疾患研究チーム チームリーダー:https://cbs.riken.jp/jp/public/midnight/hayashi/03/
もちろんです
「心の病」の脳科学 なぜ生じるのか、どうすれば治るのか』(ブルーバックス)にも
分かりやすく 書いたつもりです
色々 お叱りを受けてますけども


精神科医ができることって
沢山あると思うんですけど
できないことも沢山あって


臨床にいた頃は
患者様の心とか
ご家族の悩みとか
病理とかを診てて
結構 辛い仕事だなと思った


やっぱり 人が悩むのを
じわじわと 聞いていき
自分一人が それに対して
プロフェッショナルとして
何かしなきゃいけないのは
結構 辛い仕事だなと思った


その辛さって何だろう
と原因をよく考えたら


実は今でも この21世紀でも
根本的に効く薬が少なかった


奏効する薬は 勿論あるけれども
完治する薬は ほとんどない


だから一生がんばっても
できることは少ないんだ
できないことが多いんだ


だったら こんな自分は
脳科学に乗り換え 研究者として
精神疾患理解に貢献した方がいい
そんなこんなで仕事を変わりました



そうなんです 専門的な言葉では
「逆転移」と 言うんですけども


臨床にいると 患者様がお医者さんに対して
気持ち的に色々のめり込む「転移」に対して
医者の方がこの患者さんの ここが嫌いとか
ここが好きだとか思う 「逆転移」の現象も


人間だからやっぱりそういうのもありますよ
専門的な言葉では
「双方向性の心の力道」と言うんですけども



🌝3:54 林
わかりやすいかなと思うので
統合失調症の薬を例に話すと


一番最初にできた統合失調症の薬は
クロルプロマジン(コントミンの正式名)と言って
1947年、今から80年くらい前にできた


それも 学問的にできたわけではなくて
当時 吐き気止めの薬を作っていた


抗ヒスタミン剤なんです
なぜかそれを飲んだ人が
眠くなってトロンとします
鎮静作用が強いぞってことで


それを見た外科医の先生が
じゃあオペ前に使ったらいいんじゃないかみたいな
そうしてみたら
オペ前にこれを飲んだ患者さんは
凄く穏やかになった


更に それを見た精神科医
じゃあ統合失調症に使ったらいいんじゃないかみたいな
そうしてみたら
これがめちゃくちゃ効く
なんでかわかんないけど
めちゃくちゃ効いた


今考えると 恐ろしい世界
でも「なんでかわからない」
そっから精神薬の時代が始まって


なんでクロルプロマジンが奏効するのかは
どの受容体にくっつくかってこと


ドーパミンって聞いたことがあるかと
その薬クロルプロマジンが
ドーパミンをブロックする

と 当時わかった


ドーパミンというのは
快楽とか報酬系を規定する
神経伝達物質


そのドーパミンの受容をブロックすると
なぜか幻覚とか興奮が治まる


じゃあ ドーパミンだーってことで
ドーパミンの受容体をブロックする薬を
徹底的に大量に沢山作った


そうです その状態で 約80年間やってきた
いや 正確には ドーパミンと言えど5種類あって
どのドーパミン受容体が 重要なんだろうとか
色々分類をして どれが一番効くんだろうとか
どれが 本質なんだろうとか
色々やってる


結局 コンセプチュアルには(概念上は)
パラダイム(科学史及び科学哲学上の概念)としてはドーパミン
そしてあとちょっとセロトニンも重要 ってことがわかり


セロトニンとは
まあ極簡単に言うと
幸福ホルモンというか
穏やかになるというか
の薬です


よく「太陽の光を朝浴びて散歩すると
セロトニンが出ますよ」と言われたり


その表現もどうなのかなって
言うのはひとまず置いといて


セロトニンも凄く複雑
ある神経細胞は興奮させるが
ある神経細胞は穏やかにさせる
本当に複雑に絡み合った神経伝達物質


病気ではうつ病
間違いなく関わってるよね
って言われてます


そうです
うつ病は今罹患率10%位だと思うんですけども
やっぱり ストレスが多い環境におられる方は
発症率は高くなるし


うつ病
若い時にだけなる病気でもないし
年を取られてから鬱になる方もまあ沢山おられるし


精神疾患、神経疾患は
これからの超高齢化社会においては
誰もがかかる病気


だからこそ正しく脳科学を理解するリテラシー
(偽情報に惑わされないようにするための情報)
が必要と思ってお叱り受けてるこの本を出しました


あと うつ病
例えば パーキンソン病のような神経の病気、
専門的な言葉では「神経変性疾患」と言うんですけども
その前駆症状として現れる疫学的エビデンスがある


やっぱり脳ってつながってるじゃないですか
「すべての道はローマに続く」じゃないけども
やっぱり脳も
「全ての神経は回り回れば色んな神経に繋がっている」


どっかが悪くなれば
どっかが悪くなる


🌜9:31 青木理・ジャーナリスト。元共同通信社記者:https://spinear.com/hosts-and-guests/osamu-aoki/
ただの素人質問ですけども
パニック障害うつ病
自律神経失調症的な感じ


それに対し統合失調症
もっと複雑な精神疾患


という風になんか
分けてる気がするんですけど
そんなことはないんですか?


🌝9:49 林
あると言えばあるけど
ないと言えばないです
というか


病気は脳のどこの神経細胞が調子が悪くなるかで変わる
というご理解であっていると思います


例えば 先のパーキンソン病であれば
黒質線条体のドーパミンニューロンが
死滅するから 動かなくなります


専門的な言葉「黒質線条体」
こういうことを言うから
お叱りを受けるんですけども


そういう場所が調子悪くなると
パーキンソン病になるわけす


じゃあ 統合失調症は どこか
脳の どちらかというと前の方とか横の方
そういう所の神経細胞が小さくなっていくと
統合失調症になるわけです


あと 自律神経失調症は 
どこの自律神経の調子が良くないかというと
末梢神経じゃないですか


脳の末梢神経が調子悪くなると
自律神経失調症になるわけす


結局 どこの場所の細胞が
調子が悪いかってこと


🌜12:17 青木
その上で 僕は 
心の病っていうのは
今 薬で かなり抑えられる

あるいは根治できるっていう
イメージを持ってたんだけど


それは 植え付けられた
イメージだった訳ですか?


🌝12:31 林
「根治」の定義によります
例えば
糖尿病とか高血圧とかの患者さんは
薬を飲んでれば普通じゃないですか


でも それって「根治」と言いません
「コントロールできてる」って言います


それに近い意味で
「コントロールできてる」レベルには達する
精神疾患の患者さんは 沢山います


ただ 例えば糖尿病とかは
何で血糖値が上がるのかとか
わかっているじゃないですか


でも だとわかってないというか
分かってる部分もあるんだけれども
わかってない部分も沢山あって
ブラックボックスです


🌜13:08 青木
コントローラブルであれば
よく言われるじゃないですか
日本の精神科医療は結構
まだ隔離が多いみたいな


コントローラブルであるならば
社会でみんなと共存しながら
普通に暮らしていく
普通の病気と捉えた方がいい



🌛13:45 大竹
パニック障害かなんかを
持ってる子がいたんだけど
周りの環境が変わったとかで
薬とか関係なく治っちゃったんです
これはどう考えたらいいですか?



🌝14:22 林
それが今日強調したいことの三つ目である
「人それぞれ」ということ


同じうつ病でも
同じパニック障害でも
全然違う


比較的順調に回復される方と
どんなに周りが良くしても
本人が一生懸命色々気を使っても
治らない方がいて


それは「人それぞれ」だから
その方が環境調整で治られたっていうのは
本当に良かったとしか 言いようがないし


じゃあ治らない方が
環境が悪いのかって
そんなことも決して言えないし


だから ますます
個別化医療とかは重要で


今までだと
医者のさじ加減でやってて
それある意味正しいし


名医のさじ加減だったらいいし
ただ 名医でも何でもない人の
さじ加減だったら困るし


だからこのビッグデータの時代に
精神医学もようやく科学として成り立つように
そっちも目指してる感じでやっています


🌝19:42 林
だけども
やっぱり自分が悩んでる時に
聞いてほしいじゃないですか
話って喋るって大事ですよね

話を聞いてそれで
そういう風に考えたらつらかったよねって
そういう支持的なちょっとした言葉でも
やっぱり欲しいじゃないですか


なので AI化の波に乗っても
精神科医のその重要な役割は
なくなるってことはないって
思っています


🌝23:07
「遺伝」という言葉は
使い方によっては物凄く
バイオレントな言葉で


それを正しく理解することは
実は凄く難しいし


私とかでは
「遺伝カウンセリングやってください」とか
言われても できませんし
だから それを専門とする、生業する人たちがいる


例えば「あなたは10%に何々病になりますよ」って言われて
じゃあ「その10%って 多いのか、少ないのか」は
その専門の方たちでなければ わかりませんし


その 正しい知識がいるということが
今日の一番の大きなテーマなので
正しい知識を専門の先生方から得ることは重要です


🌛23:49 大竹
最後にもう一度
伺いますけども
一番最初におっしゃったように
今の薬は 根治する薬ではない
そして先生は将来 根治する形を
目指していらっしゃる
ということでいいですか?


🌝24:14 林
勿論です
だからこそ 我々研究者は
研究って それは結構大変だけれども
脳科学が人類に貢献できる
良い薬、良い治療を作るために
日夜がんばりたいと思っています


🌛24:28 大竹
早くしてください
なかなか間に合う年齢じゃないので【笑い】


🌝24:30 林
間に合わないとね。

🏃🌒🌓🌔🌕🌖🌗🌘✨

※今日の文字起こしのソース(情報源)はこちらです:https://www.youtube.com/watch?v=Y9BQqGTz37U

配信日:2023年6月9日(金)
発信:文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ」
テーマ:うつ病、発達障害、統合失調症…精神疾患を「治る病」にするために…研究の最前線を解説
出演:
  林朗子・元精神科専門医、理化学研究所・脳神経科学研究センター・多階層精神疾患研究チーム チームリーダー:https://cbs.riken.jp/jp/public/midnight/hayashi/03/
×大竹まこと・ラジオ パーソナリティ、シティボーイズの一員:https://www.joqr.co.jp/qr/program/golden/
×青木理・ジャーナリスト。元共同通信社記者:https://spinear.com/hosts-and-guests/osamu-aoki/

※動画の視聴urlはこちらです:https://www.youtube.com/watch?v=Y9BQqGTz37U
※関連書籍のご紹介はこちらです:https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-08-EK-1392771


「心の病」の脳科学 なぜ生じるのか、どうすれば治るのか(ブルーバックス)/ 林(高木)朗子【著・編】/加藤忠史【著・編】 <講談社(2023/02発売)> 
※関連動画のご紹介はこちらです:https://cbs.riken.jp/jp/public/midnight/hayashi/03/

✨🌒🌓🌔🌕🌖🌗🌘🏃

×

非ログインユーザーとして返信する