ダブルっち博物館

小6~高3まで両親の近距離別居型生活に巻き込まれたダブルっち君(1998年4月29日生まれ)も、晴れておかげさまで、フリーダム生活を満喫中です!f^_^;)笑

子どもはみんなで守りたい #日本版DBS見送り とは(※雑学No.539,B.D.+25)

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2023/9/30(土)
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※きょうは、臨時ノーペン🖊デー(オフ日)のため、通常のメール・チェックと、レター書きと、『根っこばなし』と、お食事の写メ特集は、お休みです🙇(笑)。


With “Ryoryo”(リョーリョー)&巨大カボチャ/美原区


夜は 『子どもと接する職業に就く人に性犯罪歴がないことを確認する日本版DBS法案、臨時国会への提出見送りへの文字起こし(要約筆記)をしました。今、ネット上でクルド人の方へのヘイトスピーチが酷くて、またそれらも「50代の人が主にやってるらしい」とちょっと聞いていて、ほんでウチは今頃「今年50代最後の年や」と気がついて、ほんで「そんなおかしな50代は一部の人だけやでぇ」ということで、最後にちょっともうひとがんばりして、声をあげ続けようかなという風に思いました💦🌸↓↓

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配信日:2023年9月25日(月) 、発信:TBSラジオ『荻上チキ・Session』、テーマ:日本版DBS法案、臨時国会への提出見送りへ、出演:末冨芳(すえとみかおり)×荻上チキ×南部広美
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部分起こし(要約筆記)

🌛34:53 南部広美・フリーアナウンサー:https://www.tbsradio.jp/articles/63007/


『日本版DBS法案 臨時国会への提出見送りへ 』
※DBSとは、前歴開示および前歴者就業制限機構 
(英国の「ディスクロージャー・アンド・バーリング・サービス」の略)


子どもに関わる仕事に就く人に
性犯罪歴がないことを確認する
日本版DBSについて政府は当初
来月召集される 臨時国会での
法案提出を目指していましたが 
見送る方向で調整している事が
わかりました 


複数の政府・与党関係者は
「提出は困難」との見方を示していて


対象となる職種の範囲などを巡り 
与党側との調整が終わっていない
ことなどを 理由に挙げています 


日本版DBSを担当する こども政策担当大臣が交代し
自民党内の体制も整わない中政府・与党内ではもっと
議論に時間をかけるべきとの声が大勢を占めています

加藤鮎子子ども政策担当大臣

就任会見で法案化作業の見通しについて
「様々なご意見を丁寧に伺いながら

進めて参りたい」と述べていました


🌛36:23 荻上チキ・NPO法人「ストップいじめ!ナビ」代表、「社会調査支援機構チキラボ」代表:https://twitter.com/torakare
さてこの「日本版DBS」改めて
どういった制度なんでしょうか? 


🌝36:31 末冨芳(すえとみかおり)・日本大学文理学部教育学科教授、こども家庭庁こども家庭審議会部会委員:https://twitter.com/KSuetomi
子どもに関する職に就くときに
無犯罪であることの証明を もしくは 
犯歴がどのようにあるかという証明を 
求める仕組みになります


🌝36:43 末富
イギリスでは 子どもに関する職や
ボランティアに幅広く導入
されてて


例えば
サッカースクールのコーチだけじゃなくて
ボランティアで付き添う親だったり或いは


試合の時のチケットのもぎりをする
ゲートのスタッフの方だとか或いは


おやつのワゴンのスタッフまで
全員 DBSチェックの対象です


🌝37:34 末富
制度がイギリスで導入されるまでには

なり長い歴史があるんですけれども 


元々 イギリスというのは 
犯罪者の更生において再犯を繰り返させない
ことを 1970年代から 重視してきたんです


そうすると子どもへの性暴力を繰り返す人は
子どもに近づかない方がいいじゃないですか


同じように障がい者、高齢者も
そのように 守られるべきだと 
医療機関もそうだということで


まず犯罪者の更生の視点から 
1970年代以降 法制の整理が
進んできたわけですけれども


特に1989年の「子どもの権利条約」
それから同じ時期に作られた
イギリス「子ども基本法」


それぞれ やっぱり「子どもの最善の利益、
守られる権利を最重視
して仕組み作りましょう」
ということが詠われてきたんですけれども


とりわけ 今の仕組みにあるように 
「あらゆる職やボランティアが対象」
と幅が広がったのは
2010年代以降ですね


🌝38:30 末富
私は 犯罪者の更生の専門家ではないですので
あくまで教育政策と子ども政策の専門家として
の一意見なんですけれども


イギリスでは DBS導入の過程で
子どもの権利と職業選択の自由


その手の論争の話はほとんど
聞いたことがないんですよね


「犯罪者の再犯が防がれることは
 むしろ犯罪者の権利にもなるし


 誰よりも子どもたちが
 守られるべきでしょう」


ということが 当たり前のこととして
イギリスでは語られていると思います


🌝39:00 末富
日本のDBSを巡る議論の場合は
「犯罪者の職業選択の自由がー」
みたいな話がずっと出てきてて


「じゃあ 性暴力の被害性は 
性犯罪の被害にあった子どもや家族は
どうでもいいんですか?」
みたいな
フェーズがずっと続いてる訳ですね 



🌝39:35 末富
勿論 職業選択が 子どもに関しては制限される分は
イギリスでは 実は就労支援というのもされています


日本だと大阪府が類似の仕組みを導入していて
今試行的に取り組んでいる状態と伺っています


大阪府/再犯防止に関する大阪府の取組
https://www.pref.osaka.lg.jp/chiantaisaku/saihan_torikumi_fu/index.html


🌝39:54 末富
日本版DBS導入の背景とは
ご存知の通り 子どもに対してあまりに
卑劣な性暴力が数多く行われている
事が
ようやく最近発覚してきたわけですよね 


学校や園だけではなく
であったり 或いは


フリースクールですとか 
夏休みのサマーキャンプ


最近でしたら 芸能界でも 子どもたちが全く
性暴力から守られていない
ことが分かりました


こんな日本でいいのかと言ったら 
やっぱり こんな日本は変えたい
子どもたちを守りたいという風に


政治家もさることながら国民全体の意識が
高まってきたんだろうと受け止めています


🌛40:31 荻上
そんな中で 日本版DBSは
何を対象とするのか?
どれ位の期間なのか ?
業務、犯罪行為も含めて(DBS対象かどうかの)
その線引きをどうするのか?
この点はいかがでしょうか?


🌝40:42 末富
正直申し上げて 子ども家庭庁が 9月5日
有識者会議の報告書を出したんですけれども


実際 子どもへの性暴力は 起訴にまで
至れないケースが非常に多いというのに


そこには
「起訴された犯罪者しかDBSでは犯歴チェックできない」
というう風に記載されていたんですね


で 今回 法案が見送りになったのも


例えば 痴漢など
比較的「軽微」な条例違反事件については


迷惑行為防止条例で逮捕されたりする訳で
決して 起訴されたり しないんですよね
示談で終わってしまうわけなんですけれど


そのように 
実際に性犯罪をしていても
起訴・不起訴等の線引きで
DBSが利用されてしまって


DBSで統制できなくなり
逆に 痴漢にお墨付きを
与えちゃうんじゃないか


或いは DBSを導入したって(前科者は)
5年や10年で 犯暦が消えてしまうので


逆に 子どもにまた近づいていいと
お墨付きを与えちゃうんじゃないか


という反対意見が特に与党の政治家から
寄せられたから
だということなんですね


🌝41:42 末富
私自身は 特に 国会というところは
良い法律を作る場所でもありますので


やはり拙速な議論をするよりも
子どもを守りきれる法案にして


それを子ども家庭庁が国会に提出する
というのが 一番重要かなと思います


合わせて 日本版DBSだけでは
子どもが守れる訳ではない
ので


私自身は先週 子ども家庭庁
非営利団体とか子どもの居場所
でもDBSを使わせてください
と 
お願いに伺ったりしたんですね


その時に 提案したのは DBS
というのはやっぱり極一部で 


イギリスにも普段からやっている
「子どものセーフガーディング」
というルールが あるんですよね


まず私たちも自主的にその
整備を していくけれども


子ども家庭庁としても ぜひ
応援してほしいと話しました


そうしたら「それは勿論だ
例えば 学校や園も含めて
特に義務化されるような場は
子どもを守るためのルールも 
しっかり決めて 守っていく
ようにしていきたい」と
おっしゃって頂きました


🌝42:49 末富
DBSと 
DBSが使える場或いは
子どもたちがいる場で


子どもたちはみんなで守ろうという
大人側のルール作り だったりとか


あと 何かおかしいなって思った時に
子どもたち自身が
自分の権利を知り
相談できる
という


子どもの権利による
エンパワー メントとが


一緒にある


DBSだけ じゃない
子どもを守る仕組み


日本で 広くできて
定着していくのかな
という風に
考えてます


🌝43:26 末富
「子どものセーフガーディング」というのは
例えば
「誰か特定の大人と2人きりにならないよこの場では」
っていうルールとか


2人きりになれたら
グルーミングだとか性暴力が発生しやすい ので


どうしても 2人きりに ならなきゃいけない
例えばカウンセリングの時とかは 大人が必ず
「誰か別の大人にやるからねと声をかけてから」
っていうルールとか


子どもたちも
「それをやらない大人がおかしいんだね」
とかって思えるようなルールなんですね


そういう一つ一つの場面だったり
あと 大人の間でも


「職場とかボランティア以外の場で子どもと
個人的に連絡を取ることはしないでおこうね」
っていうルールだったりとか


あと 学校の教師が学校外でSNSで
生徒さんを呼び出して性暴力を振う
というパターンも多いじゃないですか


「そうしたこともやらないよ」
いうことを鉄則にしていくことも
やっぱり大事なことだと思います


🌝44:42 末富
(DBS法制化の動きに対する慎重派、反対派は)
今はだいぶ少なくなってきていると思います


先程申し上げた「性犯罪者の職業選択の自由がー」
というのは この議論がされ始めたコロナ前位から
ずっと 私は耳にしてたんですけれども
 ようやく


子ども家庭庁の有識者会議が考え方を
ある程度 整理したことによってまあ


子どもたちは守らなきゃいけないよね
という考え方が 少なくとも国会議員
の間には 広がってると思うんですね


ただ 油断すると例えば報道関係者
から聞くともう各社の偉い人たちが


「痴漢ぐらいで子どもに近づけないの?かわいそうでしょ」


みたいな発言を平気でされていて


誰に寄り添いたいのかということになった時に
ちょっとともすれば性暴力を容認してませんか
という点が やはり かなり気になりますよね


🌛45:37 荻上
これ 次の国会は見送りということですけれど
では 今後の 議論のあり方とか注目のされ方で


どういった点でポイントを押さえておきたい
或いは 知ってほしいとお感じでしょうか?


🌝45:51
まず 来年の 通常国会を目指して
急ピッチで作業は進むと思いますが


やはり 被害者、当事者であったり
或いは 性暴力、特に若者の性暴力に対応しているような
支援団体さんの現場の声、当事者の声を聞いてほしい
です


今までどうしても法律の専門家とか業界団体だけで
有識者会議の議論は進んでいるんですけどやっぱり


被害に遭われた方や そうした方たちに
寄り添われている方たちの声を聞かないと
絶対にいい仕組みにはならない
と思います


例え一回DBSができても 
それで終わりではなく


性犯罪被害に子どもが合わない
ことが ゴール
じゃないですか


そのためには丁寧な見直しの仕組みだったり
一回作ったからってそれで終わりじゃないと
 
やはりある程度 改正がされるんだっていう
前提のもとで
の 機動的な仕組み作らなければ
うまく機能しないだろうなという風に思います


🌛46:50 荻上
末富さんありがとうございました
日本版DBS これは
具体的な線引きの対象をどうするのか
ということに加えて


その実効性、持続力等についても
まだ不透明なところ
詰めてないところが
多々あるということは
ご指摘あった通りです


そこについてどういった仕方ならあり得るのかを
私たちが議論する事が重要なのだなと思いました

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※今日の文字起こしのソース(情報源)はこちらですhttps://www.podbean.com/media/share/dir-ywkrc-1affc773?utm_campaign=w_share_ep&utm_medium=dlink&utm_source=w_share

配信日:2023年9月25日(月) 

発信:TBSラジオ『荻上チキ・Session』

テーマ:日本版DBS法案、臨時国会への提出見送りへ

出演:

  末冨芳(すえとみかおり)・日本大学文理学部教育学科教授、こども家庭庁こども家庭審議会部会委員:https://twitter.com/KSuetomi

×荻上チキ・NPO法人「ストップいじめ!ナビ」代表、「社会調査支援機構チキラボ」代表:https://twitter.com/torakare
×南部広美・フリーアナウンサー:https://www.tbsradio.jp/articles/63007/

※動画の視聴urlはこちらです:https://www.youtube.com/watch?v=TwLsgrcVheM&t=6483s
※関連動画のご紹介はこちらです:https://www.podbean.com/media/share/dir-wc9zb-1aaa9cfd?utm_campaign=w_share_ep&utm_medium=dlink&utm_source=w_share

https://www.youtube.com/watch?v=2hBlnFNj9B0

子ども家庭庁が目指す「日本版DBS」-子どもの安全に繋がるのか-【アシタノカレッジ】9月13日(水)末冨芳 さん(日本大学・文理学部 教授)「子ども家庭庁が創設を目指す日本版DBS」

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