続「#帰れ」 とは(※雑学No.276,B.D.+133)
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2023/1/10(火)
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朝は、オトン(元ウチの人)からのメール・チェック(備忘録的なものなので、読み飛ばしを)。
「昨日はご苦労様。日曜日は☐◇とY市でうな重。今週は木曜日は休み、土日も予定なく、日曜日の夕直は代わってもらえました。」(※☐◇:息子氏の名前)
つづいて、菟田野のお義母さん(85)に、ラブレター書き(笑、同上で)。
「おかあさん、おはようございます (⊙ө⊙)🌄
きょう1月10日は、十日戎ッ(`Θ´)ショウバイ ハンジョウデ ササ モッテ コーイ🎵じゃなくて、おかあさんのお誕生日ですねッ(*•ө•*)🌞ハッピバースデー トゥーユー×2 ハッピバースデー ディアおかあさん ハッピバースデー トゥーユー🎵お誕生日おめでとうございま~す👏🎂🎉✨
今年は、ぜひとも「日本一周・船の旅」の夢が叶いますように(`・⊝・´)🚢
蛇足ながら、1月10日は他に、私たちの「結婚記念日」という日であったりしますよッ(・⊝・)タンタカ ターン タンタタ ターン🎵
それでは、きょうも早速、長堀橋・紡生(つむぎ)さんの12月の「ディナー」より、写真2枚目「(先付け)タラ白子醤油焼き」と3枚目をご紹介します↓↓
(先付け)タラ白子醤油焼き お酒:洌(れつ) (山形県米沢市)
私「天然鱈の白子醤油焼き🐟と、新種のお酒 洌(れつ、 純米大吟醸無濾過生酒、山形)🍶の2枚並んだ写真からそこはかとなく漂う居酒屋感がいい感じですぅ~。オヤジさ~ん、焼きしいたけ、焼きナス、ポテサラも追加でお願い~\(//∇//)\🎵」
板長さん「勘弁してくださいよ(?)」
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話は変わって、「船旅」と言えば、船の上のお食事も、バイキングやディナー、居酒屋と色々バラエティに富んでいて凄く楽しそうですよねッ🎉🎊✨お互い、今年も美味しくて佳い一年にしましょうねッ😉✨ついでに、明日のド下手なエア食レポもお楽しみに❓今日も佳き日でありますように🐣」
With "Ryoryo"(ウイズリョーリョー)
そのあとは、公園池ランへ行って、9,669歩(7.5㎞)走り歩きしました🏃⚽🐤夜は『 深沢潮(うしお)さんの「ウシオバン番外編2 裁判の傍聴に行きました。」』(後編)の文字起こしをしました↓↓
※Twitterスペースの文字起こし機能を使って、部分起こしした後、誤字・脱字の修正をしました
🌛師岡康子・弁護士、外国人人権法連絡会事務局長、ネットヘイト民事裁判弁護団@hanahanme:https://www.tokyo-np.co.jp/article/211031
裁判は 先月2022年11月に まあ3回やって 今回の12月が 4回目だったんですけど、今日はどんなことがあり 今どういうところに来ているのかというところでは、「ハゲタカ」という被告の方は、「いや、これは崔江以子(チェ・カンイジャ、川崎市ふれあい館館長)さんに向けたつもりじゃなかったんだ」とか「単なる感情を表現しただけだ」とか、「差別じゃない」、それから「被害者ヅラ」だとか、「被害者ビジネス」だとかいうもので
基本的に 崔江以子(チェ・カンイジャ)さんが 自分に対して向けられた差別に、この間も川崎市の「ヘイトスピーチ禁止条例」などを使って 救済を求めて来たことがあるわけですけれども、それを わざわざ 「差別の当たり屋」とか 「被害者ビジネス」という言葉で攻撃して「これは、正当なんだ」っていうような まあ言い訳をしてきて、まあ全然その自分がやったことっていうのを認めていないということになってるんですが。
で それに対して まあこちらの方は、今日 出したまあメインは「意見書」2通で、そのうちの意見書の一つは、板垣竜太さん(同志社大学教授)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BF%E5%9E%A3%E7%AB%9C%E5%A4%AAというその歴史社会学者に、在日外国人、とりわけ在日コリアンに対して 「帰れ」っていうのは 歴史的に見て、どういう意味があって、それゆえに どれだけ 被害をもたらすのか っていうことについて、あの理論的に説明していただいただけじゃなくて、
ヘイトスピ-チはどこまで規制できるか / 基調報告:「日本のレイシズムとヘイトスピーチ」(板垣竜太)、影書房(2016/08発売)
50人の在日コリアン・アンケートをしてもらって、「帰れ」っていう言葉を 自分が どういうふうになった時に 聞いて、それが どんなものを もたらしたのかっていうことを アンケート結果にまとめていただいて で、それが 先ほど言った「帰れ」っていうのは差別であって、どれだけ被害をもたらすのかということの証明として 出しました。
🌛それからもう一つは 法律論ですね。「帰れ」っていう言葉 それ自体が 例えば まあ広く言うと 民法の709条の不法行為なんですけれども、その不法行為っていうのは、これまでのいろんな裁判の積み重ねで、例えば プライバシー侵害っていうのは、一つの不法行為にあたる 違法な行為の類型なんですね で
「差別禁止法」があれば、これから「こういうものは差別だ」、「それは違法である」っていうふうに、法律で定めていることになるわけですけれども、日本の場合は まあ結局 それがないから、被害を受けた人 ひとりひとりが、「自分がこういうことをされて これは差別なんだ」というふうに主張して、
で その法的な基準がないから、裁判官が その時々に 差別というふうに認めるか、それとも まあ単なる侮辱とか単なる違法行為というふうに認めるかということがあるんです。
で 今までも、例えば 中根寧生(ねお)さんに対する「差別的言動だ」って訴えた判決は これは 侮辱的な表現に対して争ったものだったんですね。で 「侮辱的な表現について これは差別だっていうふうに認められた例」というのは いくつか判例でもあるんですけど
中学生にブログでヘイトスピーチ、60代の男性に損害賠償130万円の判決(2021年5月12日)
今回、「帰れ」というピンポイントで 争って
で 「帰れ」ってのは、「いや、単に『外国の人なんだから 国に戻ってください』っていうのは 差別でもなんでもないだろう」っていうのは、今の政府とか社会的にも 一定程度 やはり通用してしまう。
その差別っていうのが 外国ルーツの人にもたらす意味っていうのは やっぱり理解されてないので、判例としても少なくて、それを法的に裁判官に判決に 書いてもらうためには、やはり 学者の意見書っていうのが 大きな力を持って、
それを今回 若林 三奈さん(龍谷大学法学部教授)https://www.law.ryukoku.ac.jp/teacher/wakabayashi.htmlっていう 民法学者の方に、例えば 単なる名誉感情・自分のプライドを傷つけたとか、平穏に生活する権利を傷つけたとかでなく、まあ それ自体も事実なんですけど更にその前提として、「人間と人間は誰でも平等」っていう そういう もっと根本的な 「一般的人格権」という まあ表現をされてましたけれども、根底にある 「人と人はみな価値が平等」っていう まあ、民法の大前提に違反するっていうことを 主張してくださっていて、それもとっても 画期的な意義がある意見書だと思います。
🌛深沢潮(うしお)・「乳房のくにで」(双葉文庫)@fukazawaushio:https://twitter.com/fukazawaushio
ああ、そうなんですねあ。もし ちょっと仰られる範囲で、例えば50人の出されたアンケートの中からであったりですとか、民法学者の先生のことも ちょっと 後で もう少し 聞きたいんですけども
あの「帰れ」って 言われたことがない人は あんまり いないんじゃないかっていうぐらい 多分 言われてると思うんですよ。で、それぐらい ゆってる人が 多いっていうことだと、
ゆってる側は 日常的に 普通に ゆってるから、なんか、受ける側と 発する側の 乖離が 凄くあるな だから そこを どれぐらい理解していただけるのかなっていうことを 本当に 思いました。
だから、その学者の先生の方の意見書っていうのが 非常に重要になってくるなっていうのを、私も本当に今日の傍聴で思いました
(中略)
🌛師岡康子
言う側は、結構 この小学生の例も そうですけども、半ば からかい や 冗談で「お前帰れ」と まあ気軽に 言うっていうことも多いわけですけども ただ、実際、そのあと、日本の社会の中に存在している 圧倒的な力関係の差を バックにしているわけですよね
外国ルーツの人が 日本人に対して「日本から出ていけ」って言っても やはりそれは 多分本当の なんていうか 全く 実現不可能な冗談 にしかならない
ただ、外国ルーツの人、まあ外国籍の人に対しては、戦後 まあ日本政府が 一方的に外国籍者にして で、それからあと 不安定な在留資格ということで さまざまな分断がされてきて、
いまでも 何世代も 日本に住んでいても、在留資格っていうのを 認めないで 追放することが まあ可能な入管制度になっているので、しかも それが 恣意的な運用が可能ということで そのような 現実にある差別構造っていうのが 背景になっていて、
その圧倒的な権力をバックにした力関係の下で 一般の市民が デモで 一般の日本人が 外国人に対して「出ていけ」っていうのは、それをバッグにして、まあ日の丸 をしょって ゆってるわけで
それは やっぱり 言い返せないし、もう本当に 足元から 自分の今いる場所から こう 崩れ落ちるような衝撃を 相手に与えるっていうのは なかなか 日本人にとっては、自分がそういう立場に 全然 置かれて無いので 分かりにくいし
まあ幸い わたし自身は そういうことを学んできて、教えてもらってきたので、まあ そんな風に まあ言ってますけども、やっぱり 直接 そういう立場じゃないし で 裁判官においては もっとさらに わからないわけですね そういうことを
なので、この板垣竜太さん(同志社大学教授)の意見書で説明、そういうことを 「50人の在日コリアン・アンケート」の証言から 抽出して、その本質を 暴いてくれるのは とても大事なことですし、
で それを 理論に当てはめて 民法学者の若林 三奈さん(龍谷大学法学部教授)が それを やはり 人間としての尊厳というところを揺るがすということで、でも「それは民法のもともと根本なんだから、差別として認めていい」んだっていうことを まあ主張してくださっているので
そのような意見書っていうのは、まあ裁判官にも やはり良心があれば 伝わると思うので、これまあ ぜひ生かして そのような判決を取りたいと思っているところです。
🌛深沢潮
ありがとうございます。あの 今日ね 聞いてくださってる方とかが 少し 問題意識を持ち帰っていただいて できることというかが 何かあると思うんですけど、そのまあ、直接ね 裁判を支援するとか されてる方も もちろんいらっしゃるけれども、「じゃあ今、何を どういうふうにしたらいいのかな 自分も なにか 動きたいけれども 動くとすれば」って思われた方に対して、師岡先生から
もし可能だったら 崔江以子(チェ・カンイジャ)さんからも 「ちょっと こういうことしてくれると ありがたいな」とか、「こういう行動を して欲しいな」っていうことってあったら 話していただけたらなと思うんですけど
具体的に どういうふうにしたらいいかとか 分からない人も多いと思うんですよ すごく 差別って 良くないし、こういうヘイトスピーチが 例えば「帰れ」っていうことを 「日本から出て行け」っていうような 文言をね 見たり聞いたり そういうことがあるっていうことを 今日の話で 知った人に対してとか この裁判の存在を知った人に対してとか、何かあれば
私自身はやっぱり もちろん 知ってもらうことが一番だと思うんですけど、もう一歩何かできることって 望むことでもいいんですけど、よろしくお願いします
※このつづきはこちらから視聴できます(1:11:11~):https://twitter.com/fukazawaushio/status/1607546168615272450
※今日の文字起こしのソースはこちらです:
配信日:2022年12月27日
発信:深沢潮さんのTwitterスペース
テーマ:「ウシオバン番外編2 裁判の傍聴に行きました。」
参加者:
師岡康子・弁護士、外国人人権法連絡会事務局長、ネットヘイト民事裁判弁護団:https://www.tokyo-np.co.jp/article/211031
崔江以子(チェ・カンイジャ)・ネットヘイト民事裁判原告、「川崎市ふれあい館」館長:https://www.tokyo-np.co.jp/article/173181
深沢潮さんのTwitterはこちらです:https://twitter.com/motherhoodnovel
※Twitterスペースの視聴はコチラです:https://twitter.com/fukazawaushio/status/1607546168615272450
※崔江以子さんヘイトブログ訴訟へのリンクはこちらです:https://www.io-web.net/ioblog/2022/06/21/88320/
※前回の裁判報告の視聴はコチラです:https://twitter.com/motherhoodnovel/status/1567778214101262338
“全国初” 「川崎市差別のない人権尊重のまちづくり条例」の記事はこちらです:https://www.nhk.or.jp/gendai/comment/0018/topic015.html
※関連動画のご紹介はこちらです(55:06):
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