ダブルっち博物館

小6~高3まで両親の近距離別居型生活に巻き込まれたダブルっち君(1998年4月29日生まれ)も、晴れておかげさまで、フリーダム生活を満喫中です!f^_^;)笑

もう引き返そうよ🐸#万博(※雑学No.556,B.D.+42)

🏃🐣🐥🐤
2023/10/17(火)
🐣🐥🐤🏃
朝は、オトン(元ウチの人)からのメール・チェック(備忘録的なものなので、読み飛ばしを)。
「昨日は結構忙しくて、仕事終わってから中華居酒屋。今日は午後から遊びに行きます。木曜日は夜は飲みに行きますが、仕事はありません。昼まで寝れます。」(※☐◇:息子氏の名前


つづいて、菟田野のお義母さん(85)に、ラブレター書き(笑、同上で)。
おかあさん、おはようございマーブルチョコ🍫🥶ガクブル・・・
💛きょうは🎶リンゴ 可愛や 可愛やリンゴ🎶の火曜日ですねッ(•ө•)♡🍎✨🎵
(『リンゴの唄』3番、昭和21年(1946年))(※既出😅)
💛よろしければ、ご一緒に口ずさんでくださいねッ(*•ө•*)/♡🍎✨🎵


ε(c*´꒳`)🎤🎶
♪♪朝のあいさつ 夕べの別れ
 いとしいリンゴに ささやけば
 言葉は出さずに 小くびをまげて
 あすもまたネと 夢見顔
 リンゴ 可愛いや 可愛いやリンゴ♪♪


ε(c*´꒳`)🎤🎶
♪♪ゼゼゼイ… ゼゼゼゼイ… ゼゼゼゼ… ゼゼゼイ…♪♪(←息切れ寸前の私😱)
🍎✨🎵


💛それでは、今日は『根っこばなし』より『水増し士分 👺📖』(第9回)をお送りしますねッ(*•ө•*)/♡


💛ちなみに、前回までの話は明治のはじめに、元代官らが「名字をつけたら武士身分にしてやる」とムラに持ちかけた話は自然消滅したが、その後みんなが名字を持つようになり、ムラの3軒の家の人たちも名字も役所に届けに行ったが、既に帳簿に「皮田」という名字が記されているのを知り、抗議に出ましたよということでしたねッ(•ө•)


💛なお、『水増し士分 👺📖』は、タイトルに魅かれて選ばせて貰った作品なので、物語が予期せぬ展開(?)になるかもしれないことを、あらかじめお詫び申し上げます(笑)🙇↓↓↓


『水増し士分 👺📖』(第9回)
せっかく身分のけじめがとれて、世間なみじゃと 安気をしたに、
もとの身分が早や先き廻りして、役所の帳簿に待ち受けとるがや、とな。


届けにいった部落の者が、胸あぶたれて へたへたと
役所の土間に坐ってまったと。


どこのどいつの悪るさじゃと、役所の者を問いつめたらな。
あの重役が 東京へ 家族を連れて 立ち去りぎわに
「これが代官所の扶持者たちじゃ」と、
かかわりもたぬ部落の者をひとまとめ
身元の届けを出したおり、部落の戸主のことごとく
「皮田」の名字を つけていったと。
(つづく)
😸👩🏻‍🦰✨


💛話変わって、『りんご🍎🦷』と言えば、丸齧りするのはちょっとというお年頃に、お互い、なりましたけれどもお母さんがお父さんにしてあげておられたように、小さく切ったり、あとはなるべく奥歯で噛むようにしたりして、今年も蜜たっぷりの林檎を堪能しましょうよねッ🍎😉✨
💛それでは明日の続きをお楽しみに❓✨今日も佳き日でありますように🐸🐢🐸🐢           


With “Ryoryo”(リョーリョー)


💛そのあとは、白猫公園ランへ行って10,363歩(7.6㎞)走り歩きしました🐦🐈🏃♪♪ゼイゼイ… バタッ…♪♪ (←息切れした情けないウチ😱)
💛夜は『万博―この国はなぜ引き返せないのか』の文字起こし(要約筆記)をしました。
今、ネット上でクルド人の方へのヘイトスピーチが酷くて、またそれらも「50代の人が主にやってるらしい」とちょっと聞いていて、ほんでウチは今頃「今年50代最後の年や」と気がついて、ほんで「そんなおかしな50代は一部の人だけやでぇ」ということで、最後にちょっともうひとがんばりして、声をあげ続けようかなという風に思いました💦🌸↓↓

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配信日:2023年10月17日(火)、発信:文化放送 - 大竹まことゴールデンラジオ!、テーマ:万博―この国はなぜ引き返せないのか、出演:中島岳志×小島慶子×武田砂鉄
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※部分起こし(要約筆記)
🌝1:12 中島岳志・政治学者//歴史学者//東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授:https://twitter.com/nakajima1975
大阪万博というのが 2025年の4月に
開幕する予定で進んでいるんですけど
このところ色々と間に合わないんじゃ
ないのというニュースが流れています


特に海外パビリオンの遅れが顕著
で 全然 工事が進んでいないと


本当にどういう風になるのかすら
まだ見えていない状況だし かつ


建築資材の高騰でどんどんどんどん
予算が積み増しされていって国民の
負担が増えていくというニュースが
ずっと 流れているんですけれども


🌝1:49 中島
ちょっとだけね これ僕 気をつけた方
がいいなと思っている所があるんですね


「間に合わない」、「間に合わない」
切迫感がどんどん煽られることによって


問題が実は逆に変な方に行ってしまう
駄目だなという風に 思っているんです


🌝2:07 中島
どういう事を考えないといけないかと言うと
「ショック・ドクトリン」という問題なんです


東京五輪 祭りの代償 「祝賀資本主義」にNOを 中島岳志:2021年9月1日
https://www.tokyo-np.co.jp/article/126479


「惨事便乗型資本主義」とかいう
風に言われたりするんですけども


ナオミ・クラインという人が唱えた論で


『ショック・ドクトリン 惨事便乗型資本主義の正体を暴く』 / ナオミ・クライン,岩波書店(2011/09発売)
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784000234931


例えば
地震があったとか大きなテロがあった
戦争があったとか 政変があったとか


そういうような大きな変化に乗じて
「この際、一気にやってしまえ」


様々な事業がなし崩し的
に進んでいってしまう


もっと 言えば
そういうものを


押し進めようとして
逆にショックを与え
るような事もある


そういうのが
「ショック・ドクトリン」と
言われる現象なんですけども


(だから もっと 別の 
かつてこんなやり方を
したという話を今日は
するわけですけれども)


例えば
9.11以降のアメリカでは 一気にこれ
「米国愛国者法(パトリオットアクト)」


というのが通り これ国民に対する
監視が平気でできる法律というのが
あの時は 通ったりしたんですよね


🌝3:00 中島
あるいは東京オリンピック
この「ショック・ドクトリン」
の一つだと私は思うんですね


都市開発では色々他に
やりたいことがある


東京オリンピックも最初は
(例え建前でも)組んでいた
予算は小さかった筈なのに


国はどんどんどんどん
「(東京オリンピックを)やるからには」
と 積み増ししていき


私たちこの国の住民も
麻痺してた所があった
かも
と思うんですよね


で こういうことに繋がるぞ
本気で危ないと私が思ったのは


国会議員の口から「超法規的措置を」
という言葉が出た時だったんですね


万博「超法規的措置」発言は自民・足立敏之参院議員「間に合わせる例示」
https://www.asahi.com/articles/ASRBD66M9RBDUTFK00J.html


「超法規的措置」 これ 
どういうことかというと


「2024年問題」と言われているこれ
建築業界に時間外労働の上限規制を
2024年の4月から導入する という


残業の問題をちゃんと
規制しましょうという


そうすると
色んな所の建築現場で
技術を持った労働者が
足りなくなっていく


そうすると万博 これ「建設が
間に合わなくなるんじゃないか」


だから
これ「超法規的な措置」が必要で 
これ「緊急事態なんだから」とか
これ「災害と思えばいい」だとか


色んな言葉が飛び(建築業界に)
時間外労働の上限規制を導入
しないようにしよう
という
流れが出てきたりしました


🌝4:20 中島
これ政府は「今の所やらない」
いう風に言ってるけども
これ 単なる違法ですよね


単なる違法をこういうことによって
「ショック・ドクトリン」によって


やろうとしてる姿が
見えてきた訳なので


やっぱり 僕たちは 万博は
「間に合わない」、「間に合わない」
「だから駄目なんだ」 ではなくて


例えば
「そもそもこの万博に意味があるの?」とか
「そもそも夢洲でやることに問題はないの?」


という根源的な所から批判をしないと
いけないんじゃないかなと思うんです


🌝5:07 中島
僕大阪出身なんですけどやっぱり
そもそも考えないといけないのは
夢洲という場所
の問題なんですね


基本的に 夢洲というのは
主に大阪ですけれども関西圏の
ゴミの埋め立て地なわけですね


或いは 建設残土が出た時の処分場
ということで 作ってきた所なので


そもそもが上に大きな建物を建てる
ことを前提とはしていないわけです


ですから近年は 
放置された所が
干潟になってて


これ 結構 面白くて
ここにこれまで大阪に


全然いなかったような
野鳥も沢山やってきて


それで所謂 絶滅危惧の
植物が生えてきたりとか
妙な楽園が生まれていて


これ 保護しようという
方も
沢山おられたんです


🌝6:00 中島
ともかく そういう土地なので
これ 大きな建物を建てるには


物凄く深いを 打たないと
いけない 建設も凄く大変で


しかもそれでも 地盤沈下
起きると言われてるんですね


更に
これ ゴミの処分場ですから
これ 1970年代に埋め立てが
始まってますから
色んな物が


例えば ダイオキシンとか
そんな有害物質も埋まって
いるとされているわけです


ここに本当に 多くのお子さんとかを含めて
多くの人たちが観光で行っていい場所なのか
ということすらが 見えてこない


🌝6:36 中島
実は
メタンガスもずっと
出続けているんです


だから 煙突とかが立っていて
そこからメタンガスを抜いてる


そういう所が幾つも
あるんですけれども


これ 万博だからと言って 
取るわけにはいかないので


火気、火の取り扱いには
非常に注意が必要な
場所だったりします


🌝6:57 中島
更に これ 交通も問題で
これ 大阪湾に埋め立てた島なので本当に
ここへのアクセスは限られているんですね


橋とか今地下鉄を作ってるんですけれども
まず混雑ですよね


仮に 万博が 成功したとして
目標人数が達成されるとすると


これ 物凄い混雑に
なってしまうんです


色んな計算をしている
人がいるんですけども


これ 橋の渋滞は何時間も続き
これ 地下鉄は200%の乗車率
でも捌ききれないんじゃないか 
 
しかも これ 
大阪のド真ん中を
通ってる地下鉄で
通勤客も乗られる


これ ちょっと
不可能なんじゃないか


しかも これ
そんな状態で
災害起きたら


どうやってこの人たちは
逃げるんですか
という事
があったりするわけです


これ こういうことが
積もり積もってる場所なのに
根拠のない楽観を抱きしめて
突き進んでると思うんですね


🌝8:00 中島
やっぱり
これ 引き返せないというこの国の特徴が
よく 出ているなあと思うんですけれども


こういう時 私は常に読み返すのが
新田次郎が書いた「八甲田山死の彷徨」(1971年刊)
という本なんですね


日本には数年に一回
八甲田山が 現れて
くるんですけれども


八甲田山の この問題というのは
1902年日尾戦争が始まる2年前に


これ 次はロシアと戦うということで
青森に駐屯していた陸軍が冬の雪の中でも
行軍の演習をしないといけないというので


雪の中の八甲田山を超えていく
そういう練習をしようと
いうことになるんですね


けれども
これ 地元の人たちにとっては
「そんな冬の中八甲田山に入ったら
 生きて帰ってこれませんよ」

いうような場所であると


で そういう報告を受けても 上官は
「1回やると言ったんだからやるんだ」
「君たちはそんな 根性がないのか」
みたいなことを言って
決行してしまうんです


で 途中で
これ 天気が悪くなるという
見立てが出てきた時に


「引き返しましょう」という風に
部下が言うんですけれども
これ 上官は引き返さないんです


「なんだと そんなに 我々が無理だと思ってるのか」
みたいなこと言って
突き進んでしまって


210人中199名が 亡くなる
それが「八甲田山死の彷徨」


https://www.asahi.com/articles/DA3S14941325.html


🌝9:22 中島
戦争もそうですけれども
この国は引き返す勇気
持てないんですね


どう考えても不安な要素が
非常に大きい中今僕たちは
立ち止まろう


そういうことを
しっかり言っていかないと
いけないんじゃないかな


それでないとすごい惨事に
なってしまう可能性がある


🌝10:03 中島
色んな政治家が関わってくると
もう「やる」と決めてしまうと
止まらない 


やっぱり色んな利権
が 絡んでいるのか


「超法規的措置」とか言いながら
「命輝く」と言ってみたりとか


もう 何をしたいのかも
よくわからないですよね


🌝11:13 中島
戦前の研究、勉強とかを していて
「あ、この人偉いな」と思うのはね
石橋湛山(たんざん)という人なんです


戦後に1950年代半ばに総理大臣になった
人ですけれども戦前期に東洋経済の記者
だったんですね


で彼が1930年代に満州事変とかが
起きた時に何を言ったかというと


「小日本主義(しょうにほんしゅぎ)」
ということを言って


これ以上 日本は領地を拡大
しようと考えてはならないと


なぜならば1つは
ちゃんと計算ができてないと


つまり 大陸経営とか
中国に進出していって膨大な土地を
日本が運営していくというノウハウ
もお金もないじゃないかと


なのに突き進んでいくというのは
合理性を欠いていると


で 2つ目に 
植民地と言われるところが
独立をしていくというのは


20世紀の趨勢(すうせい)
であり目に見えていると


だとするならば 今
植民地を増やしたら


これ かなり長い期間に渡って
日本人が恨まれることになると


だとするならば将来の国民に向けても
「非常にネガティブな政策です」と


だから「引き返せ」と言ったんですね


植民地支配をする前の
日本、「小日本」に
元々の日本に帰ろうではないか


と こういう風に堂々と言えた
石橋湛山は偉いと私は思います


https://www.amazon.co.jp/%E6%9C%88%E5%88%8A%E6%97%A5%E6%9C%AC2023%E5%B9%B41%E6%9C%88%E5%8F%B7/dp/B00AIVXQHA


🌝12:33
結構 彼自身は
これ 本当に愛国を考えてるのかとか
これ 日本の将来を全然見えていないとか


言われて戦前期には彼の考え方は
中心にはならなかったんですよね


けれども
後から見ると石橋湛山に達見が
あった事が見えてくるんですね

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※今日の文字起こしのソース(情報源)はこちらです:https://podcastqr.joqr.co.jp/programs/golden_shinshi

配信日:2023年10月17日(火)
発信:文化放送 - 大竹まことゴールデンラジオ!
テーマ:万博―この国はなぜ引き返せないのか
出演:
  中島岳志・政治学者//歴史学者//東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授:https://twitter.com/nakajima1975
×小島慶子・エッセイスト//東京大学大学院情報学環客員研究員:https://twitter.com/account_kkojima
×武田砂鉄・ライター員研究員:https://twitter.com/takedasatetsu

※動画の視聴urlはこちらです:https://www.youtube.com/watch?v=gsjYV7-K1oM&t=2s
※関連動画のご紹介はこちらです:https://www.youtube.com/watch?v=uPik68JCdpU

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