ダブルっち博物館

小6~高3まで両親の近距離別居型生活に巻き込まれたダブルっち君(1998年4月29日生まれ)も、晴れておかげさまで、フリーダム生活を満喫中です!f^_^;)笑

『#はだしのゲン』平和教材から削除 とは(※雑学No.321,B.D.+178)

🏃🐣🐥🐤🐔
2023/2/24(金)
🐣🐥🐤🐔🏃
朝は、オトン(元ウチの人)からのメール・チェック(備忘録的なものなので、読み飛ばしを)。
☐◇は水曜日はガッキー君と一緒でした。木曜日も多分一緒にY市に行ったと思います。今日は中華居酒屋の予定です。※☐◇:息子氏の名前
つづいて、菟田野のお義母さん(85)に、ラブレター書き(笑、同上で)。
おかあさん、おようございます(•ө•)♡
きょうは、雨のキンキン・ケロンパ金曜日ですネッ☔🐸ケロケロッ♡
♪雨雨降れ降れケンケンパッ❓♪で、力を抜いていきましょうネッ🎵🐸ケロケロッ♡
それでは、きょうも、『根っこばなし』より『たかちの山(※二百三高地)⛰️』第5回をお送りします(•ө•)♡
前回は『母子が別れの団欒をしてる所に見回りに来た将校が、同じムラ出身であったというので、母親と身内が気を許したのも束の間、将校は息子に対し、「欠礼」を理由に、いきなり激しい暴力を振るい始めたというお話でしたね💂🐴
なお、『たかちの山⛰️』は、タイトルに魅かれて選ばせて貰った作品なので、物語が予期せぬ展開(?)になるかもしれないことを、あらかじめお詫び申し上げます(笑)🙇

『たかちの山⛰️』

かんにんなされっ、ひとつ村の人間じゃっ
と、母親が 将校の腕に とりついたらな。👩‍👦


「だまれ、〇〇。村は ひとつでも たねが ちがうぞ」
そう 言いすてて、肩ふり立てて いってまったと。💂


つくなっとる むすこをかこみ、帽子ひろって 顔ながめたら、🧢
目じりのうえから口びるまで、てっぽうみみずが はうような🩹 
むちで打たれた傷あとが 血をじっとりと にじませとったと。🩸


母親が、むすこの顔を 両手で つつみ👦
「あの将校が 〇〇じゃと いった、
 せがれ お前が 畜生なみなら、戦さなんぞに やるものか
と、体をよじって すすり泣いたと。👩‍👦
(つづく)


このような者によって心を折られたくはないと、このお母さんが気力を振り絞る所に、人間の尊さを感じました👩‍👦それにしても、目も耳も塞ぎたくなるシーンが続きます…💧

話変わって、「みみず」と言えば、乾燥するこの季節、時折手足が物凄く痒くなって、無意識に引っ搔き、気が付くとミミズバレだらけになっていることが、私は非常に多かったりするので、お互い、気をつけましょうよねッ😉✨それでは、明日の続きをお楽しみに❓今日も佳き日でありますように🐸♡」

With "RyoRyo"(ウイズリョウリョウ)

夜は、 「はだしのゲン」を読むの文字起こし(中編)をしました↓↓
🏃🌒🌓🌔🌕🌖🌗🌘✨
配信日:2023/02/22(水)、発信:NoHateTV、テーマ:『はだしのゲン』を読む、ホスト=安田浩一、野間易通
✨🌒🌓🌔🌕🌖🌗🌘🏃

※前編はこちらです:


※部分起こし

🌛37:24  安田浩一・ジャーナリスト、1964年生まれ:https://twitter.com/yasudakoichi
やっぱり 子どもの時の僕の胸の中に 焼きごてのように 焼き付いてしまったシーンのうちの一つが ここなんです よ

息子が戦争に行くってことに対して ゲンの父親は とことん 反対するわけです
で 戦争 に行くことは勇気のあることだと思ってるこの時代に
徴兵を 拒否するなんて 難しいことはわかってる
で も この父親は「行くな」っていうわけ です
「警察に捕まろうが 何されようが 戦争に行くな 」と
そして 「卑怯者 臆病者と言われても 非国民と罵られても 構わないんだ」 と
「自分の 命 人の命を大切に守ることは 一番 勇気の いることなんじゃ
捕まってもいいから とにかく行くな」と 
その思いっていうのはね 戦争を全く知らない僕にとってみると 子どもの時 読んだ漫画 の中で この父親の言葉の一つ一つ っていうのは 今でも やっぱり 一番焼き付いてるもの としてありますね



🌟38:35 野間易通・フリー編集者、1966年生まれ:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8E%E9%96%93%E6%98%93%E9%80%9A


それで その息子 がね お父さんが 反戦の主張ばっかりしてるから 非国民と呼ばれて 特攻警察に連れて行かれ て 拷問されたり あと 家族がいじめられたり 調べられたり  
娘さんはね なんか学校で 「盗みをしただろう」とか言って 裸にされて っていうような みんな  周りから いじめ抜かれるわけですよね


それにたまりかねた長男が 「わしが 軍に行って 立派に アメリカ兵を殺してきてやる そうすると みんな 非国民って言われ んで済むだろう」って言って それに対して
お父さんは 怒ってる というシーンなんですけども 


やっぱり 結局 長男のその息子さんは 予科練に行って 特攻隊に志願させられることになるんですよね
だから  別に元々 そんな  勇ましくなくても  結局 これも 強制的に 行かされてるんですね
そういうような 社会の 抑圧とか  そういうものに対して 怒ってるっていうのが このシーンですけども 他にも (イチオシに)あげてる方が たくさんいました


これも そうですね 


🌛40:46 安田
結局 父親は 戦争に行くことに ずっと 反対している
しかし 兄貴は もう この子どもはね 戦争に行くわけ です
で もう 父親に理解されなかったなと思って 汽車に乗っていると  
汽車の窓から 父親が「ばんざーい」って手を挙げて見送るシーンがあって 
これ 結構 胸に 迫りましたね


🌟.41:03 野間
結局 行った先の 予科練では どういうことになってたかって言うと  
これはTさんが あげているシーンですけども

これは 特攻隊なんですね 特攻 隊が 出撃したけども 自分の母親が 農作業してる上を通っちゃって 「行きたく ない」とか言って 旋回してるうちに 落ちちゃって この後  軍で 怒られて 「もう一回 飛んで りっぱに死んでこい」みたいなことを言われ るっていう そういうシーンです


この辺は 特に 1 巻で 戦争が いかに 無理やり 無理くり みんなを引きずり込んでいくかを


で その様子 だいたいみんな 戦争したい人ばっかりじゃないんですよね
無理くり 引きずり込んで いく


その 戦争に引きずり込んでる主体というのは  別に憲兵とか 警察とか そういう人たちじゃなくて 周りの 町の人 村の人  職場の人…
そこが ここのポイントだと


🌟1:24:05 野間
で この空気感は

もう ここ10年ほど これを 現実に 感じないことはないっていうぐらい 
で まさに これ 今ずっと 起きてることで
このキャプションが 僕のイチオシかなーと
そんな感じです


🌟42:38 野間
あと これを あげ てる人もいました

これも ある種の  まぁ反戦平和運動の基本的な主張の一つですし
やっぱり そういうものを 過不足なく表現している漫画だったなっていう風に思います


今「先制攻撃できるようにしよう」とか言ってるような人たちに向けて 
「いやいや そうじゃなくって」っていう時に 
「やっぱり  ここに戻らないと やばいんじゃないですか?」
みたいな話に これ は まさに なりますよね 


🌟3:20 野間
で さっきの特攻隊の予科連にいたこの人は 「 ヘタレ」な人だったんですよね

厳しい訓練に耐えられなくて  脱走して 失敗して 自殺しちゃった という人


それで それを 軍は 「名誉の戦死」 訓練中の事故死であると 発表して
お母さんとお父さんが  遺骨を引き取りに来た時に「そういう風に 聞いている」と


で 「いや 本当は 自殺したんです」って言ったら 
「息子の名誉が けがれることを言うな」って 怒り出すっていうシーンがありました


だから 結局  無駄死に じゃないかと
人間らしく 生きようとする人が  死んで 
お国のためにとか 言うけれども 全然 そんなことに なっていない 
みたいなのが まあ一巻で
反戦漫画としては やっぱり 1級のものが ありましたね
  
🌟1:15:26 野間
やっぱり これは まあ 定番ですね

踏まれても 踏まれても まっすぐ伸びる

🏃🌒🌓🌔🌕🌖🌗🌘✨

※今日の文字起こしのソースはこちらです:

配信日:2023/02/22(水)
発信:NoHateTV
テーマ:『はだしのゲン』を読む
ホスト:
安田浩一・ジャーナリスト、1964年生まれ:https://twitter.com/yasudakoichi
野間易通・フリー編集者、1966年生まれ:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8E%E9%96%93%E6%98%93%E9%80%9A
※趣旨:広島市の平和教材から消えることになった『はだしのゲン』は、そもそもどういう漫画なのか。この10年の右翼の動きをチェックしつつ、作品そのものが持つ魅力について語りたおします。
※動画の視聴urlはこちらです:https://www.youtube.com/watch?v=zsnprTJNO5c
※今日の番組を観て、よかったなーと思われた方は、こちらでチケット(500円/300円/100円)のご購入ができるそうです(買わずに視聴できます):

※補足の文字起こしです:
🌟31:09 野間
『はだしのゲン』は 全10巻 汐文社ってところから 出ていて
はだしのゲン 第1巻 / 中沢啓治 / 汐文社(1985/07発売)

これは 1975年から87年にかけて いろんなところで 連載されたものを 単行本にまとめたもので
一番最初は ジャンプで連載されてたんですよね
だけども ジャンプのは 最初の方 原爆が落ちて ちょっといったあたりで  終わって 
その後 ジャンプでやってたものは 単行本にならなかっ たんですね


で これを 「いい本なのに なんで 単行本にならないの」ってことで 動いた人 がいて
それで 汐文社ってところに 持ち込ん で そこから単行本になって 大ヒット
というのが 70年半ばです


で その後 別の雑誌 論壇誌 みたいな ところで 連載が続くんですよね
で それで87年まで  80年代まで 連載が続いて それも 雑誌を いくつか変えながら 市民 っていうところから  文化評論とかで 連載をし続けて 今に至ると


で ここから先 本当は 続きはあるはずだったんですけど  中沢啓治さんが 「体調が もう無理」ってことで 一応 ここまでなんですけども


🌟32:37 野間
今は これプラス 中公文庫から↓
🌟※はだしのゲン 第1巻 / 中沢啓治/ 中央公論新社(1998/05発売)

これも ベストセラーなんですよね
安田さんも リアルタイムですよね?


🌛33:14 安田
そうです 僕は小学校の 時に 夢中になって読んでました


🌟34:48 野間
だから 72 年から連載が始まって 75年に初めて単行本になって 
だいたいみんな 単行本で読んだりと か 単行本の記憶しかなくて
雑誌で 読んでないですよね
僕もそうです


で  75年って 安田さんは  64年生まれだから10歳? 小学校5,6年生
僕が 9ですから  もう まさに ど真ん中世代ですよね


それで 全然 気づかなかったんですけど 
もっと上の世代の人も 読んでるのかと思ったら そうではなく
意外と 僕らより上の世代は 知らない人も 多いのかなあと 


🌟45:19 野間
(僕らの世代は)学級文庫みたいなのが 教室の後ろにあって  そこに『はだしのゲン』があったりとか あるいは 図書館とか どっか 地域のあすなろ文庫みたいなところ に あって  読むんだけど


そこの 原爆が落ちた直後ぐらいまでで トラウマに なりすぎて そこから先が進めなくなっちゃう やめちゃうっていう人が すっごい 大量に いたみたいで


現実に 今 うちの視聴者の人でも  そういう経緯で 今の今まで読まなかっ たっていう人がいっぱいいるんですよね


で それに対して 中沢啓治はね 「トラウマに なるなんて 大いに 良いことである 現実は もっと恐ろしいんだから  怖いものと言えば 原爆などロクでもないっていう風に 思ってもらうのがいい」という風に言っ てるんですけど


本当に みんな トラウマになって 読んでない人が たくさんいるみたいなんで  そろそろ そこを克服してもらってと
 めちゃくちゃ面白いんですよね とにかくこれ 全10巻から。
✨🌒🌓🌔🌕🌖🌗🌘🏃

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