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2023/2/25(土)
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朝は、ｵﾄﾝ(元ウチの人)からのメール・チェック(備忘録的なものなので、読み飛ばしを）。
「昨日はいつもの中華居酒屋。今日は午後から遊びに行きます。明日はフリー。」（※☐◇：息子氏の名前）
つづいて、菟田野のお義母さん(85)に、ラブレター書き(笑、同上で）。
「おかあさん、おようございます(•ө•)♡
きょうは、ドドンパ土曜日ですﾈｯ(*•ө•*)♡♪ドドンパｯ、ドドンパｯ♪は、私は「ひばりのドドンパ」で歌詞を(そこだけ)覚えましたが、おかあさん的には「きよしのドドンパ」も大ありですよﾈｯ♡🎤🎵(笑)
それでは、きょうも、『根っこばなし』より『たかちの山(※二百三高地)⛰️』第6回をお送りします(•ө•)♡
前回は『暴力将校が、さらに、息子を「畜生」扱いするような暴言を吐いて立ち去った後、母親が息子を抱き起したら、息子は顔に明らかに折檻の度を超える深い傷を負っていた』というお話でしたね💂🐴
なお、『たかちの山⛰️』は、タイトルに魅かれて選ばせて貰った作品なので、物語が予期せぬ展開(?)になるかもしれないことを、あらかじめお詫び申し上げます(笑)🙇
↓
『たかちの山⛰️』
⑥
身うちから　話を聞いた部落では、総よりあいを　開いたと。👨‍👨‍👦‍👦
戦さにむかう　部落の者を　たねがちがうと　いやしめて、
傷を　おわせた将校に　謝罪せよ、と　決まってな。💂

連隊長や　将校あての　巻き紙に、部落残らず　連署して、🖌
謝罪の返答を　待っとったらな。👨‍👩‍👧‍👦

返答のかわりに　役場から、
むすこの　戦死のしらせがきたと。✉
（つづく）

暴力・暴言将校の「謝罪問題」が解決しないうちに、息子さんは亡くなってしまわれたのですね…厳しすぎますね…💧
✨
話変わって、「謝罪」と言えば、「ごめんなさい😞」ですが、謝罪より感謝の方が嬉しいので、お互い、「ごめんなさい」より「ありがとう」をいつも言うようにしましょうよねｯ😉✨それでは、次回は明後日2/27(月)になりますけれども、続きをお楽しみに❓今日も佳き日でありますように🐸♡」

With "RyoRyo"(ｳｲｽﾞﾘｮｳﾘｮｳ)

そのあとは、観梅ランへ行って、13,210歩(10.3㎞)走り歩きしました🏃🌸🐱夜は、 『「はだしのゲン」を読む』の文字起こし(後編)をしました↓↓

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配信日：2023/02/22(水)、発信：NoHateTV、テーマ：『はだしのゲン』を読む、ホスト＝安田浩一、野間易通✨🌒🌓🌔🌕🌖🌗🌘🏃

※中編はこちらです：

※部分おこし

🌟53:14　野間易通・フリー編集者、1966年生まれ：https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8E%E9%96%93%E6%98%93%E9%80%9A
『はだしのゲン』では　レイシズムっていうか　
被爆者差別　あるいは　朝鮮人差別もある
差別問題が　扱われてる割合が　非常にでかい
この辺はね　やっぱり　この番組名（No　Hate　TV）的にも　重要な 場面です

で　これは　Tさんのイチオシ場面

これは　ゲンが　まず　差別をしてると　
で 　時代背景だから お父ちゃんに殴られて
 で　ここで
「なぜ朝鮮人が日本にいるのか」「どうやって連れてこられたのか」
というような説明を受けて
ゲンは　それに　納得して　反省して そういうことを　言わなくなるんですね

これは　金子堅太郎（※百年以上前に、日露戦争に対する国の立場を熱弁し、米国民を味方にした二時間超の演説をした日本の政治家）の言葉を借りて　言っていて
これは　まさに　「アメリカやイギリスのことを　鬼って言ってるのは　嘘だったのか」っていう　
ゲンはこういうことを　経て

で　朴さんっていう朝鮮人が　出てきますけれども
朴さんが近くにいると　みんなに「非国民」とか言われたり
朴さんが「朝鮮人の名前」とか言われたり 
「嫌だからどっか行ってくれ」とか言われたりして
朴さんを　からかったこと　朴さんが　からかわれたことを
謝りに行くわけですよね
これね

この後も　例えば　隆太っていうのは　 原爆孤児ですから
差別してるわけですね 
電車　汽車の中で　「戦勝国民なんだ」とか言って
威張る第三国人　朝鮮人がね　出てくるんですけど
その時に　隆太が「朝鮮 人のくせに　偉そうにしやがって」とかって 言うと
それを　ゲンが咎めるという　そういうそういうような

だから　「なんでその 差別したらダメなのか」っていうことを　まず説明して
以後　それでずっと　同じように 差別するやつに対して　カウンター言論を
今度は　 父親から引き継いだゲンが　繰り出していくっていう
そういうような 構造になってますね

1:10:23　野間
これは　元々 　絵描きだった人が　原爆を受けて
ケロイドが　できたりとかして　 大変な目にあう

この人は　家で　ずっと静養してるんですけども 　
この人が　苦しんでいるのも　家族から　見捨てられてることなんですね　　
「原爆を　受けると　そんな目に遭うんだ　こんな姿に なって　お化けのように扱われて　家族から見捨てられてしまうんだ　」と　言っている わけですが

要するに　だから　一番　寂しいのは　それなんだ と
『はだしのゲン』は　その一点を　ずっと書いていると　思うんですけども

「原爆が落ちる前までは　みんな 仲ようしてくれてたのに　
（全身　ケロイドの姿になったら)　皮が剥けただけで　こんなに扱いが違う」
と いうことを言ってて
それは　家族に対して　優しくしてほしいっていうことなんですよね 　だけど
この人は　家族の絆を失ってしまって孤独になって死んでしまうっていう　そういう人です

これもそうです　これも　家族の話です

これは　最初に出てくる朝鮮人である　朴さんっていう　
ゲンは　最初　差別してたんだけども
裏に住んでいて　優しいんですよね 
ゲンのお父さんのことを
尊敬していると
ちゃんと 戦争に対しても反対していてね

だけども　朝鮮人 ってことで　やっぱり　差別はあって
これは　「どうせ助からなくても　傷の手当てぐらいさせて  人間らしく　親父を死なせてやりたかっ た」って　何を言ってるかって言うと
救護所に　親父を連れて行っても 「朝鮮人や から後回しや」って
それで　亡くなっちゃうんですね

で　だから　結局 「お父さんが　なんで　死んだのか」って聞かれて
ゲンに　「死んだんじゃない　殺されたんだ」ということを言って 

そういう風に　これもやっぱり　家族のことなんですね 
ずっと　最初から最後まで　家族の話です
　
で　ここで僕はやっぱり　小学校の時に初めて　
「アボジ」と いう言葉を知りました
「括弧（おとうさん）」ってなってるから　
朝鮮語では「アボジ」って言うの かっていうのを　
最初に覚えました

そのような 朴さんがね　すごく朴訥とした善人で　
「中岡ゲンのお父さんを尊敬してるんです」とか言っ て
（親戚のうちで　ゲンの家族が）いじめられて
米とかが　なくなった時に　お米をこっそり 持ってきてくれたりするんですけど
戦後に　こうなって

ごっつい店を構えてるんですよ
サングラスかけてて
「原爆の落ちた日に生まれた女の子の赤ちゃんが病気や」って言ったら　
「中岡ゲンには　昔　世話になったから　金　用意してあるで」って
要するに　何でもやってくれる わけですよね

この朴さんっていうキャラクターも　やっぱりすごく 戦後の闇市とかでね 
闇物資を横流しして　儲けてるんですけども 　
こうやって　ゲンをどんどん　助けていくわけなんですよね 
だから　その辺がやっぱり　結構　正確に
当時の風俗というか　 社会状況を描いてるなーっていう

でも　これをね　こういう　戦後に　一生懸命　頑張って
儲かって　店をでっかくしたような朝鮮人とか ね　中国人とかの話をね
一部の人が　戦後に　「駅前の一等地を不法占拠して」とか「在日特権」とかいう風にね
ねじ曲げて　言っているのが　やっぱり　なんだかなあと

1:16:27　野間
これは　そういう　日本人の批判なんです けど

「差別して　歪みあってばかりいやがる」という のは　被爆者差別のことなんです
日本人どうしの差別のことなんですね
（原爆被爆者の）自分がちょっと　農村にいて 野菜を持ってると　
足元を見るようなことをすると いうような 
被爆者を差別して　いじめてばかり 
なんかこう　現代日本　そのまんま　ですね

59:44
 これは　ゲンのお母さんが　親戚の　そこのおばあさんとかに　もういじめ抜かれて　
やっぱり　ここでも冤罪 問題でね
米を盗ったとか言って　警察に　呼ばれて　全く冤罪なんですけど　
それ はそのさっきの女の子と兄貴が　仕組んだわけですけども
今と　同じじゃないですか
こんなことばっかりが　延々と続くでしょ　形を変え て

56:16　野間
これは　Nさんのイチオシ

これは　（当時の）先生が　勝手に　冤罪で　娘を 
「あいつが盗った」 とか言って　裸にして
結局　「非国民」の娘に対する　いじめの一環なんですけども　

それに対して　ゲンの父親が
みんな「非国民、非国民」って言ってる けども　要するに　
「ワシから見れば　お前たちの方が　よっぽど　非国民に見える」と
言っています

1:20:47　野間
これは　レッドパージです 
学校の先生が　レッドパージで辞めさせられそうになってる

これに対し　ゲンは
「愛とか優しさとかばっかり言ってるけど　この太田先生が言うみたいに　怒りが重要なんじゃ」ということを 言って　

1:21:08
これは大事ですね　これ（人として）大事なことを言って ますよね

57:16　野間

『はだしのゲン』の敵っていう のは　要するに　
アメリカ　「アメ公」ね　アメリカと　
それ から　天皇制に 盲目的に賛同して戦争に協力した人たち
これが　戦時中までで

戦後は　それを反省 しないやつで
あと　人を蹴落としてでも　自分が這い上がろうとする大人
とにかく　冷たい 田舎の人とかね
なんか　日本全体のそういう大人の汚さみたいな
日本人の汚さみたいなものが　一つのテー マっていうか
その敵として設定されてる　
ずっと　その中での戦いですね

で　その中で　その真面目に生きようとしてる人が　翻弄されたり　死んで しまったりするっていう
まさに　正義問題というか　正義論を　ずっと延々と　十巻に渡ってやってる感じがします

58:23　野間
だから（現教育委員会の中におそらくおられた) いわゆる「ネトウヨ」的な思考の方が思いつかれるような 
「戦争はいけません」とか
「人を殺してはいけません」とか
「原爆は辛いから　もう私たちは 過ちは 繰り返しません」とか
そういう優等生的な漫画じゃなく てね

『はだしのゲン』は
悪い奴は「殺す」し【笑い】
しかも「ピストルで殺す」し
悪い奴は騙して肥溜めにも落とすし　みたいな漫画なんですね
そういうことも 　やっぱり分かるべきかと　思います。

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※今日の文字起こしのソースはこちらです:

配信日：2023/02/22(水)
発信：NoHateTV
テーマ：『はだしのゲン』を読む
ホスト:
安田浩一・ジャーナリスト、1964年生まれ：https://twitter.com/yasudakoichi
野間易通・フリー編集者、1966年生まれ：https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8E%E9%96%93%E6%98%93%E9%80%9A
※趣旨：広島市の平和教材から消えることになった『はだしのゲン』は、そもそもどういう漫画なのか。この10年の右翼の動きをチェックしつつ、作品そのものが持つ魅力について語りたおします。

※動画の視聴urlはこちらです：https://www.youtube.com/watch?v=zsnprTJNO5c

※今日の番組を観て、よかったなーとか、あるいは『はだしのゲン』ってやっぱり面白そうだなーとか思われた方は、こちらでチケット（500円/300円/100円）がご購入できるそうです（買わなくても視聴できます）：

※『はだしのゲン』を一度読んでみたいなーとか思われた方へのご紹介はこちらです:
はだしのゲン 第１巻 / 中沢啓治 / 汐文社（1985/07発売）：

はだしのゲン 第1巻 / 中沢啓治/ 中央公論新社（1998/05発売）：

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