使い古しの松葉杖たちから #一戔五厘の松葉杖と蒐集品展 とは(※雑学No.515,B.D.+1)
🏃🐣🐥🐤🐔
2023/9/6(水)
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朝は、オトン(元ウチの人)からのメール・チェック(備忘録的なものなので、読み飛ばしを)。
「昨日は14時に仕事終わって、夜は天下茶屋の鮨屋。今日は仕事終わってから遊びに行きます。明日はフリー。9月ですがインフルエンザ流行って、結構忙しいです。が、火曜日午後を休みにしてだいぶ楽です。今の車は下取りしてもらいます」(※☐◇:息子氏の名前)
つづいて、菟田野のお義母さん(85)に、ラブレター書き(笑、同上で)。
「おかあさん、おようございマンモス~🦣🎵🥶ガクブル・・・
💛きょうは🎵チイチイパッパ チイパッパ 雀の学校の先生は~🎵の水曜日ですねッ(•ө•)♡🐥🐤🐓✨🎵
(『すずめのがっこう』、1922年(大正11年))
💛ご存じであれば、よろしければ、ご一緒に口ずさんでくださいねッ(*•ө•*)/♡🐥🐤🐓✨🎵
ε(c*´꒳`)🎤🎶
♪♪チイチイパッパ チイパッパ
雀の学校の先生は
むちを振り振り チイパッパ
生徒の雀は輪になって
お口をそろえて チイパッパ
まだまだいけない チイパッパ
も一度一緒に チイパッパ
チイチイパッパ チイパッパさ♪♪
ε(c*´꒳`)🎤🎶
♪♪ゼイゼイゼッゼ… ゼイゼッゼ… ♪♪(←息切れ寸前の私😱)
🐥🐤🐓✨🎵
💛それでは、きょうは、『根っこばなし』より、『まむしの穴🐍👦👒』(第四話)をお送りしますねッ(•ө•)♡
💛ちなみに、前回(昨日)のストーリーは、「昔、美濃の宿場町にまむし問屋がありましたが、まむし掘りに雇われた人は、まむしが固まって冬眠している冬に蛇掘りして大金を稼いでいたので、本職という風に呼ばれて一目置かれていました」というお話でしたねッ 🐍👦👒
💛なお、『まむしの穴🐍👦👒』は、タイトルに魅かれて選ばせて貰った作品なので、物語が予期せぬ展開(?)になるかもしれないことを、あらかじめお詫び申し上げますねッ(•ө•)
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『まむしの穴🐍👦👒』(第四話)
蛇掘り仲間でもの言うときは、まむしは物で通じたが、
なにも言わんでも両の掌を一尺ほどにひろげげみせて、
それでまむしと伝えあったと。
まむしの穴は 稼ぎの穴じゃ。
穴の在りかを数知る者は、穴に銭かね 預けたようで、
ひと冬ごとにひと回り掘って歩けば稼ぎになったでな。
慾にからんでひた隠しして、親兄弟にも教えてやらんと。
(つづく)
👦👒✨
💛話変わって、『チイチイパッパ チイパッパ🐣🎵』と言えば、「はじめチョロチョロ中パッパ」というのがお米炊くときの合言葉でありましたよねッ😋🍚🎵お互いは、やわらかめご飯を今日もモリモリ食べましょうよねッ😉✨それでは、次回は明後日9/8 (金)になりますけれども、続きをお楽しみに❓✨今日も佳き日でありますように🐸🐢🐸🐢」
With “Ryoryo”(リョーリョー)
そのあとは、公園ランへ行って9,761歩(6.9㎞)走り歩きしました🐈🏃🌗夜は『一戔五厘の松葉杖と蒐集品展(埼玉県の川越市)』の文字起こし(要約筆記)をしました🌸↓↓
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配信日:2023年9月4日(月)、発信:TBSラジオ【アシタノカレッジ】、テーマ:「埼玉県の川越市内での松葉杖の展示、一箋五厘の松葉杖と」、出演:崎山敏也×キニマンス塚本ニキ
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※部分起こし(要約筆記)
趣旨:川越市内で開かれている「一戔五厘の松葉杖と蒐集品展」を見てきたので、企画した福祉工芸研究(https://twitter.com/fukushikougei)の畑和博さんの話を交え、話します。展示は、9月9日(土)、10日(日)も、デザインスタジオ余地にて開かれます(12:00-17:00)
🌝1:14:49 崎山敏也・TBSラジオ記者:https://twitter.com/sakiyamatoshiya
昨日川越で興味深い松葉杖の展示があったんです
場所は 東武東上線霞ヶ関駅から少し歩いた
「角栄商店街」という商店街の中にある
デザインスタジオ余地って所なんですが
ここの佐藤洋美(ひろみ)さんは 以前この番組で紹介した
https://www.youtube.com/watch?v=jS2dB9mzovk
楢葉町の柚子のアロマスプレーがあったじゃないですか
https://mainichi.jp/articles/20220710/ddm/012/040/018000c
その「NARA-ROMA(ナラロマ)」ブランド全体の
アートディレクションを務めている方で
そのスタジオを使ってパートナーの畑和博さんが
福祉工芸研究主催ということで展示してるんです
畑さんは障害のある人用或いは医療用に
脚とか腰を支える義肢であったり
様々な装具を作る会社に勤めながら
松葉杖を集めてきた方で
「松葉杖から暮らしの道具について考えられないか」
ということで この展示会は開かれました
その「一戔五厘の松葉杖と蒐集品展」というタイトルは
ご存じの世代の方もいらっしゃるかもしれませんけども
「暮らしの手帳」の初代編集長の
花森安治(はなもりやすじ)の著書
『一銭五厘の旗』から来ています
https://www.kurashi-no-techo.co.jp/books/b_1034.html
花森安治は「戦後の暮らしとどう向き合うか」
ということを 示してきた方なんですが
畑さんはそれを直接継ぐというよりは
まあ「少し違った角度で見てみたい」
それが松葉杖である と
私ね骨折ったことないんですよ
ほかでの色んなことに骨折りは
あぁそういうことじゃなくて(笑)
そういう訳で私 別に
松葉杖に詳しくなくて
松葉杖の基本的なことで言うと
とにかく 軽くて使いやすくて
加工しやすい材料で作られて
穴が いくつか 開いていて
その人の手の長さとか身長に合わせて
調節できるものが現在は作られている
ある程度もう量産化されている形です
その前の時代は 松葉杖は
使う人に合わせて若しくは
必要に応じて 作っていた
🌝1:17:19 崎山
松葉杖の構造は
下の方が1つから2つに
分かれてますけれども
そのまさに2つに分れる部分について
福祉工芸研究の畑さんが こんな風に
話してくれましたので お聞き下さい
🌛1:17:47 畑和博・福祉工芸研究、『水彩・描き歩き 古い町家と建物』:https://twitter.com/fukushikougei)
松葉杖の 分かれてる
部分が避けないように
固定をしてあるんですね
割れ止めの工夫というか
釘が入って止めてるのが
多いパターンだと思うんですが
これだと コマという
三角形の部分の木材が入っていて
強度が保たれてる感じになります
凄く 珍しいと思うのが これで
セルロイドか何かだと思いますが
樹脂のテープのようなもので
巻いて 止めてあるようです
昔 プラスチックとかの樹脂が出てきた頃は
セルロイドが多用されていたと聞きますので
こういう 展開があったんだな
という風に腑に落ちたりします
針金で巻いて割れ止めというパターンもあります
縛ってあって 農具とかで見るような加工の仕方、
発想の仕方があるなあという風に感じたりします
🌝1:18:56 崎山
今は量産化された幾つかの色んな会社の
ある種長寿品があるかもしれないけれど
その前の時代は 例えば 今
「農具に見られる発想の仕方」
とおっしゃってましたけれども
つまり 農機具とかを作ってた方が
その人に 必要が生じて
松葉杖を作ったのではないかとかね
或いは
プラスチックのような 新しい色んな
樹脂が出てきた時代だからその素材を
松葉杖で試してみたのではないかとか
勿論
量産化された物も 松葉杖としてきちんと使える物ですし
今はまあそういう風には作らないというだけの話なんです
ただそういった様々なバリエーションが
展示で見れますよということなんですね
🌝1:19:57 崎山
推測でしか
言えない部分ではありますけれども
持ち主が どのような方だったかも
わからない部分ではありますけども
持ち主に使いやすく作ってあるのは
当然のはずなので そこは一本一本
何らかの 工夫があるのでしょう
🌝1:20:19 崎山
畑和博さんはなぜ松葉杖を集めるのかというと
畑さんは 美術大学を出た時に
自分の手で道具を作る仕事をしたい
特に誰かが必要としている道具を作りたい
それは福祉の世界の道具だという風に思い
義肢とか装具を作る仕事を選んだそうです
それで まあそのお仕事のかたわら
古い松葉杖を集め始めたという事で
ではなぜ松葉杖なのかお聞き下さい
🌛1:20:47 畑
福祉の道具というとやはり
障害なり怪我なりがあって
それがその人がいなくなると
道具も 消えてしまうという
ことが あると思うんです
誰かに引き継ぐことはあまりない
そのまま捨てちゃうっていうのは
歴史に残っていかないことが多い
それが勿体なくてと言うか
誰かが誰かのために
思いを馳せて作った道具は
残しておきたいって言うか
そこに文化というのが
あるんじゃないかな
という気もしていて
自分のできる範囲の中で
何かしら集めたいなって
いうのが長年ありました
🌝1:22:09 崎山
ハンセン病の療養所の中だと
色んな材料が自由に手に入る
というわけでもない
勿論 今の時代は
専門の義肢装具士の方がいますけれども
昔は自分で作ったり
ある程度得意な方が
使う人がなぜそれを
必要としているかを
考えながら作ったり
色んな必要に応じて作り方も
工夫されてるのがわかります
まるでその人の思いが
ある種 自分の中に
組み込まれるように
じゃあ
そういう「ものづくり」は今は難しいのか
その辺りも お聞きしてみました
🌛1:23:53 畑
最近 クラフトブームじゃないですか
手で物を作って売る文化が盛り上がっていて
自分の作りたいものを作ることは
私もとてもいいことだと思います
可能性として
他者が必要としているものも作ることで
更に広がりがあって 更に豊かになって
いいんじゃないかなという風に思います
ものづくりをして食べていこうという人が
キラキラしたようなものだけじゃなくて
本当に必要な道具というのがあって
必要としてる人がいる事を踏まえて
自分は何を作るかを選んで欲しいな
という気持ちが私の中にはありますね
🌝1:25:09 崎山
例えば「どこにでもあるようなお茶じゃなくて」と言うのに
対するものを提供する気持ちがある人がいるって事ですよね
この 福祉工芸研究 畑さんの展示場は
さっき言った角栄商店街という 非常に
昭和の風情の残る商店街の中にあります
色んな古いお店と
若い人たちが始めたお店が 入り混じり
アーケードも しっかり残っています
それは「どこにでもあるようなお茶じゃなくて」
を 誰かが作り出せるということだと思います
さっきも言った 花森安治(はなもりやすじ)も
戦後を生きた、戦後の暮らしを考えた人なので
「一戔五厘の松葉杖と蒐集品展」には
戦後を考えるという点も含まれるので
私は全部はとても言えませんので
ぜひ直接訪ねて
畑さんと話してほしいと思います
「福祉工芸研究」という言葉でSNSでも
見つかると思うので探してみてください
※今日の文字起こしのソース(情報源)はこちらです:
配信日:2023年9月4日(月)
発信:TBSラジオ【アシタノカレッジ】
テーマ:「埼玉県の川越市内での松葉杖の展示、一箋五厘の松葉杖と」
出演:
崎山敏也・TBSラジオ記者:https://twitter.com/sakiyamatoshiya
×キニマンス塚本ニキ・英語通訳・翻訳・エッセイ執筆:https://twitter.com/tsukaniki85?s=20
※動画の視聴urlはこちらです:https://www.youtube.com/watch?v=4N5iRK5bSNA
※関連動画のご紹介はこちらです:https://www.youtube.com/watch?v=jS2dB9mzovk
崎山敏也・TBSラジオ記者による福島県楢葉町で行われた「香りで地域の魅力を発信しよう」という「NARA-ROMA」のポップアップイベントの取材報告
※関連イベントのご紹介はこちらです:https://yoti.jp/news
【一銭五厘の松葉杖と蒐集品展】
9月3日、9日、10日(12:00-17:00)
川越 デザインスタジオ余地
埼玉県川越市霞ヶ関北3-2-14 東武東上線・霞ヶ関駅より徒歩10分
https://twitter.com/KimutetsuHD/status/1698193436623647083
松葉杖にフォーカスした展示です。
国立ハンセン病資料館の多磨全生園の松葉杖の写真も展示しています。
展示タイトルは花森安治『一銭五厘の旗』からです。
※関連図書のご紹介はこちらです:
「一戔五厘の旗」
著者:花森安治
出版社: 暮しの手帖社
サイズ:333ページ
発行年月:1971/1/1