ダブルっち博物館

小6~高3まで両親の近距離別居型生活に巻き込まれたダブルっち君(1998年4月29日生まれ)も、晴れておかげさまで、フリーダム生活を満喫中です!f^_^;)笑

#えん罪ドラマ。をプロデュース とは④(※雑学No.405,B.D.+262)

🏃🐣🐥🐤🐔
2023/5/19(金)
🐣🐥🐤🐔🏃
朝は、オトン(元ウチの人)からのメール・チェック(備忘録的なものなので、読み飛ばしを)。
ネット繋がらないのでメール見れません。特に変わりありません。今日は蒼河、明日は多満喜です※☐◇:息子氏の名前
つづいて、菟田野のお義母さん(85)に、ラブレター書き(笑、同上で)。
おかあさん、おようございまーダラ節(笑)✨(•ө•)♡
💛きょうは、君の行く道は~  希望へと つづく~♪ の金曜日ですねッ👟👞🥾 ✨🎵
『若者たち』、1966(昭和41)年👟👞🥾✨🎵
💛よろしければ、ご一緒に歌ってくださいねッ👟👞🥾✨🎵


♪♪ 君の行く道は 
 希望へと つづく
 空に また
 陽が昇るとき
 若者は また 
 歩きはじめる ♪♪👟👞🥾🎶


♪ゼゼゼイゼイゼイ…ゼゼゼイ…ゼゼゼイゼイゼイ…ゼゼゼイ…♪ (←息切れ寸前の私😱)


💛それでは、今日も『根っこばなし』より『 放れ鵜(う)🐦』⑨(最終話)をお送りしますねッ👴👶👵


💛ちなみに、前回の『 放れ鵜🐦』は、『昔、長良川の川筋で、放れ鵜を巡る鵜使いムラの人たちとのトラブルで、鵜使いが「お上に訴えたい」と申し出たら、お得意さんだった川役人に身分差別されて、酷く傷ついた』というお話でしたね🐦👩🏻‍🦰


💛なお、『 放れ鵜🐦』は、タイトルに魅かれて選ばせて貰った作品なので、物語が予期せぬ展開(?)になるかもしれないことを、あらかじめお詫び申し上げます🙇


💛それでは始めますねッ😊🎵🤭
↓↓
放れ鵜🐦』⑨


わが子よりも可愛い鵜を 押さえらえた鵜使いたちは、
とどの詰り 着物あらためて 徳利さげて
部落のもんに 平謝りしたんで、
筋を通せば それで良し、すぐと 鵜を返してやったそうな。


それからはな、ずーっと 後々までも
部落の見えるどころか、よっぽど遠い野川の辺りまでも、
鵜使いたちは 姿かたちを 見せなんだとよ。
(おしまい)


💛話変わって、「若者たち👟👞🥾✨」と言えば、ご存じ3番までありますが、今日は私が好きな3番の歌詞をご紹介させて頂きました😊一若者の☐◇に希望を与えるために、お互い「今が一番幸せ」でいましょうよねッ😉✨👚🩳🩱👙  それでは、明日の続きをお楽しみに❓✨今日も佳き日でありますように🐸🐸🐸🐸✨」

With "RyoRyo"(ウイズリョウリョウ)

そのあとは雨合羽ランへ行って、7,841歩(5.5㎞)走り歩きしました🏃☔🐸夜は『「ドラマ「エルピス」×刑事再審法改正」えん罪救済のこれから−正しさの基準とは− 』(最終編)の要約筆記をしました↓↓

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開催日:2023年4月22日(土)、発信:大阪弁護士会、テーマ:日弁連再審法改正全国キャラバン企画「ドラマ「エルピス」×刑事再審法改正」えん罪救済のこれから−正しさの基準とは− 、主催・共催:大阪弁護士会 司法改革大阪各界懇談会 日本弁護士連合会、出演:渡辺あや×佐野亜裕美×井田香奈子×亀石倫子×秋田真志、他
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※部分起こし(要約筆記)

35:38 佐野亜裕美さん(関西テレビ放送「エルピス」プロデューサー):https://twitter.com/sanoayumidesu
🌜「自分が観たいと思うもの」について


特に若い頃ショックを受けたことは
例えばドラマの企画書を書くときに
視聴者、ターゲットみたいなものを
書かなきゃいけないんですけれども


どういう人に観てもらいたいと思うか
どういう人に観てもらえると思うのか
っていうのを 書くわけですけれども


テレビが視聴率を取るにはどこを狙ったらいいかってことで
私が前職の企画を決める立場にいる方から 言われたことは


お前は新宿の伊勢丹で買い物をする人に向けてドラマを作っている
そうじゃなくて北関東の西松屋で買い物をする人に向けて作らないと
視聴率は取れないぞ
」ってことでそれが私には物凄いショックでした


そもそも 人を そういう風な分け方をしていることがショックでしたし
そういうものの考え方をしなければこの世界で生きていけないんだなって
そういうことを突きつけられたような気持になってそれで酷く落ち込んで


別に 私の前職の会社だけじゃなく
少なくとも民放キー局になんとなく
それがはびこっていたと感じました


私は それが辞めるきっかけの一つになりました
今ちょっとずつ変わってきてはいると思うけども


私は自分を 伊勢丹で買い物をする人間だとは思っていないし
私は自分を 西松屋で買い物をする人間だとは思っていないし


私はただの そういうものの考え方があまり得意ではない人間
私はただの 私が観たいと思ったら その私と同じように
観たいと思う人がいるんじゃないかと信じるしかない人間なので


「エルピス」は自分が面白いと思うか観たいと思うかを最優先に
そんなに 不安とか葛藤とかもなく 走りきることができました


38:00 
🌜項目⑥「脚本の渡辺あやさんとの協働作業について」


渡辺あやさんは本当に本当に本当に素晴らしい脚本家さんで
日本に何人いるかわからない器用な方だと思うんですけれど


やっぱり 脚本家さんも仕事としてやっていくので
脚本家さんも勿論自分の生活を立ちゆかせるために


書いていかなきゃいけないんですけれども
それは私自身も勿論そうなんですけれども


ただ渡辺あやさんという脚本家さんは
自分が本当にこれを書きたいと思うか
これを書くべきだと思うか どうかを 
一番大切にされてる脚本家さんなので


とにかくそこで合致して一緒に走れる
ガソリンだったりエンジンだったりを
見つけるまでが 大変だったんですが


紆余曲折はありましたが見つけてからは
もう一緒に 走り切ることができました


🌜「作家の目や耳になりたい」について
プロデューサーとしてどんなことをしているのかと言うと 
基本的には 取材して資料を渡すということをしています
渡辺あやさんが 島根に住んでいるというのもありますが


創作の過程で生の情報をそのまま入れることが
創作にとって  必ずしも100%良いとは限らない
ということも あとはやっぱり あるんですね


例えば 登場人物はすべて
フィクションですけれども


3人ぐらいのモデルがあって
3人ぐらいの人を 合わせて
1人の キャラクターとして
登場人物を 成立させた時に


3人のうち1人だけの生の声を聞くと キャラクターが
そっちに予期せぬ形で 引っ張られすぎてしまうとか 


これは ただの具体的な例ですけれども 
それは 必ずしもいいわけではないので


自分という フィルターを通すことで
渡辺あやさんが 抱える創作に対して
できるだけ適切な形で 情報を入れる
適切なタイミングで 適切な情報量で 
適切な種類の情報を入れるってことが 


プロデューサーとしての私の一番の
頑張りどころだなと思っているので 


作家の目や耳になりたいと書きましたが
いつもそういう風に思って仕事してます


🌜「プロット作り」について
 渡辺あやさんはプロットを作られないので 決して
プロットと言えるようなものではないんですけども


例えば  「エルピス」の話で言うとなんとなく
最初は 2年ぐらいの話にしようと思っていて


全10話の中で例えば2018年の夏
ここで こんなことが起こって


この 冤罪事件の解決ということでは
ここで こんなことがわかりますとか
ここで 再審請求が棄却されますとか


そういうプロットは私が作って
私が 渡辺あやさんに手渡して


そしてそこでディスカッションをして
脚本は完全にお任せするというような 
そんなスタイルで協働作業してました 


41:19
🌜項目⑦「長澤まさみさんほか俳優陣について」


長澤まさみさんの所へは
2017年に 企画を立ち上げて
3話まで脚本を作った段階で
企画を持っていきました


3話までの台本と  企画書と  もしかしたら
お手紙をつけてお渡ししたんですけれども


その時 まだ 放送するかも何も決まってなかったんですよ
その時 テレビでやるのは多分無理だろうなと思ってたので
「テレビじゃないどこかでやるんで やってくれませんか」
みたいな 凄い乱暴な言い方、聞き方をしたんですけれども


「なんでテレビでやらないの?もったいない」
って 長澤まさみさんは言ってくれたんですよね


「別にどこでやるのでも面白いから出ます」
とも 長澤まさみさんは言ってくれて


それが 2017年の夏ぐらいでした
実現したのは2022年の10月でした


その5年間ずっと待っててもらったわけではないんです
「これはちょっとまだしばらくかかるな」と思った時に
「まだしばらくかかるんでまた改めてお声かけます」と
そこはちゃんと 1 回オファーしたんですけれども


やっぱり 多分どこかずっと待ってくださっていて 
改めて「もう一度 オファーします」と言った時も 


「いやずっと気になってたのでやれることになって良かったです」
と言って 引き受けてくださって 本当にありがたいことでした


🌜「眞栄田郷敦(まえだ ごうどん)さん、鈴木亮平さんに関して」
実は2017年に脚本を作っていた時点では
全然違う方を考えていたんですけれども


5年の月日の経過で 想定していた方々がちょっと
役の印象から離れてしまったりとかがあったので


基本すべての役でキャスティングし直したんですが
やっぱり凄く「脚本が面白い」と言ってくださって
「これは絶対にやる意味があると思う」と 言われて


役者さんにしてみれば結構リスキーな作品だったかもしれないんですけれども
オファーした方で 物理的にスケジュールが合わなくてかなわなかった方以外


本当に全ての役者さんが「2つ返事で」と言ったら
ちょっとおこがましいかもしれないんですけれども


本当にすぐにOKをくださって
キャスティングという所でも
皆さんの力に助けられました


43:55
🌛項目⑧「制作現場で苦労した点 、うまくいったと思えた点」
制作現場で苦労した点はすごくありました


🌜「今までのドラマではなかった反響」で言うと
 まさに 今日の講演会がそうなんですけれども
現役の弁護士の方からとかあとまあ
とある冤罪被害者のご家族の方から
凄く感想を 頂いたんですけれども


感想の枕詞に 必ず「10年ぶりにテレビドラマを観たんですが」とか
「テレビドラマというものを殆ど観たことがなかったんですが」とか


「全然普段テレビ観ないんですけど」ってわざわざ私に言ってくれるような
いわゆるドラマウォッチャーじゃない方からの感想が多かったっていうのが
今までのドラマにはない反響でした


あとは脚本を作っていた2017年と放送した2022年で
一番大きく変わったのが陰謀論だというところでは


個人的にはトランプ、コロナ、ウクライナの3つが
陰謀論には拍車をかけたと思ってるんですけれども


全然こちらがそんなつもりじゃないドラマの要素を
あたかもそういったミスリードを制作側がさせたと
勘違いして議論が盛り上がってしまうというような
陰謀論的ドラマの観方をしてる方が想像以上にいて


誹謗中傷という程ではないんですけれども
なかなか厳しい反響があったりした所では


正直 台本を作っていた頃は全く想像していなかったことで
「ああ、今世界はこんなことになっているのか」と 改めて
放送を通して感じたところではありました
それは大きな 自分への課題になりました 


46:03
🌛項目⑨「エンディングについて」


最終回は やっぱり凄く賛否両論で
そうなるとは思っていたんですけど
なぜ ああいう最終回にしたのかは
「あれはこういうことだったんですよ」って今
ここで言える答えがあるわけではないんですね


どういうラストにしようかと
渡辺あやさんと議論した時に
どういう話をしたかというと


もし仮にこの事件のこの部分が世に出ることになったら
どういうことがテレビ局内及び政界で起こると思うかと
そういうシミュレーションをしました


勿論 テレビ局内で起こることのシミュレーションっていうのは
制作局の一社員である私には分かり兼ねる部分も大きかったので 


先輩だったり同僚だったりそこから紹介して貰った
テレビ局の様々なポジションにいる方々だったりに


「こんなことが起こったらどうなると思います」っていう取材をする
プラス政界に関してはあまり具体的なことはお話できないんですけど 


友人のツテをたどりまくって まあいろんな政治関係者に
「こういうスキャンダルが出たらどんなことが起こると思うか」と
そういう話を聞きに行ったりもしました


その中でたまたま大学の友人で総務省にいる人がいて
その友人に話を聞いた時に
「まあでも民主党政権に戻るのは本当に勘弁願いたい」
みたいなことを言われて


「政権交代したらそんなに困るの?」っていうそこから
いろいろ議論をして 「なるほどそうか」
「そういうふうに思っている人もいるんだな」とか
テレビ局にいるだけでは なかなか分からなかった
官僚の生の声みたいなものも聞けて


そこからまた 色々紹介して貰って 話を聞いて
なるほど やっぱり自分が見えてる世界は本当に
ごく一部なんだなぁなんていうことを思いながら


そんな話を 全部 渡辺あやさんにして
それであやさんが書いてきてくれたのが
あのエンディングだったというわけです


私の方でこういう風にしてほしいとか
そういうことをお話したのではなくて
あくまで いろんな材料をお渡しして


その中でふさわしい決着というのを
渡辺あやさんに考えてもらいました


もともと2017年に作ってた台本では
牛丼屋のシーンで終わってたんですけれども
その後2022年に放送するにあたっては
いろんなスタッフが加わって
やっぱり牛丼屋で終わるよりも
監督が言うにはもっとデザートを
ということにしたんですけれども


ここまで観てきてくれた視聴者の方に対して 
もうちょっとだけ丁寧に 後日談というのも
やった方がいいんじゃないかと
そういう話もあったりとかして
エンディング部分が作られました


49:21
🌛項目⑩「エルピス視聴者に伝えたい訴えたいこと」


「メッセージはいつもない」とか回答しちゃっているんですけれども
渡辺あやさんも
「自分が作る各ドラマは視聴者の方への相談」だと言ってたんですけれども


本当に私もいつもそうで
こういうメッセージを伝えたいとか 
こういう問題提起をしたいとか
強い思いがあるわけではなくて


やっぱりいつも自分が口癖のように言っている「面白い」
ここには
別に笑えるみたいなことだけじゃなくて
ここには
何かもっともっと考えたり議論しなきゃいけなかったり
と思うようなことがあって


私だけに収めておくのがもったいないので
皆さんに 伝えたい というか 渡したい
あとは 好きにしてほしいみたいなそんな
割と勝手な気持ちでドラマを作ってるので


今日こうやってこのような会を開いてくださったこと自体
本当に「エルピス」をやって意味があったと思いましたし
集まってくださった皆さんに本当に深く感謝申し上げます
拙い話でしたが私からの話は以上です有難うございました
(了)

🏃🌒🌓🌔🌕🌖🌗🌘✨

※今日の文字起こしのソースはこちらです:

テーマ::日弁連再審法改正全国キャラバン企画
「ドラマ「エルピス」×刑事再審法改正」えん罪救済のこれから−正しさの基準とは− 
開催日:2023年4月22日(土)
発信:大阪弁護士会
主催・共催:大阪弁護士会 司法改革大阪各界懇談会 日本弁護士連合会、
出演:渡辺あや×佐野亜裕美×井田香奈子×亀石倫子×秋田真志、他

【趣旨】
えん罪が生み出される捜査部門の構造、刑事事件を扱う報道の問題点、さらに事件のねつ造さえも可能な権力犯罪と報道との距離関係など、「正義とは何か」を問う意欲的にして、大きな問題提起に成功し、高い評価を得た長澤まさみさん主演のテレビドラマ「エルピス-希望あるいは災い-」。司法改革大阪各界懇談会と大阪弁護士会、日本弁護士連合会とが共催で、「エルピス」制作者と報道関係者、そして、刑事再審法改正運動に取り組む弁護士をお迎えし、えん罪が起こる原因や、えん罪救済の観点からみた、報道や司法のあり方などについて、多角的に、掘り下げて、議論します。
【当日のプログラム】
司会:Azusa Nagaoka・司法改革大阪各会懇談会(各界懇)世話人:https://www.facebook.com/oosakakakukaikon/?locale=ja_JP
開会あいさつ:三木秀夫・大阪弁護士会会長:https://news.yahoo.co.jp/articles/25e45671855e9b711d1d0309cc3d3e3895b513f4
メッセージ:渡辺あや・関西テレビ放送「エルピス」脚本家https://www.tokyo-np.co.jp/article/211651
1 講演・インタビュー
 ① ドラマ「エルピス-希望あるいは災い-」制作者インタビュー
   佐野亜裕美さん(関西テレビ放送「エルピス」プロデューサー)https://twitter.com/sanoayumidesu
 ② えん罪救済と報道
   井田香奈子さん(朝日新聞 論説委員)
 ③ えん罪救済と司法
   亀石倫子さん(弁護士。刑事再審法改正実現プロジェクトチーム副座長)
2 対談
 「えん罪救済のこれから-正しさの基準とは—」
  佐野亜由美×井田香奈子×亀石倫子
   [コーディネーター]
    秋田真志さん(弁護士。刑事再審法改正実現プロジェクトチーム座長)
【映像提供】再審法改正をめざす市民の会(キムーンフィルム)
【映像協力】袴田さん支援クラブ

※動画の視聴はこちらです:https://www.youtube.com/watch?v=q0Mh2b_-XME&t=11084s
※関連ブログ(後編)のご紹介はこちらです:

※関連動画のご紹介はこちらです:https://www.youtube.com/watch?v=YxctgECpPSA

【ライブ配信 5/19. 12時~14時】再審法改正をめざす市民の会 結成4周年記念集会「袴田事件の再審確定 つなげよう再審法改正へ」
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