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2022/12/20(火)
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朝は、ｵﾄﾝ(元ウチの人)からのメール・チェック（備忘録的なものなので、読み飛ばしを）。
「昨日は☐◇の用意したみそ鍋。今朝は☐◇は病院に退院後の診察に行きました。」（※☐◇：息子氏の名前）
つづいて、菟田野のお義母さん(84)に、ラブレター書き（笑、同上で）。
「おかあさん、おはようございます🐔😴きょうも朝も早よから、☐◇はお出かけかと思ったら、きょうは定期通院日でした💉🐣そのあと、ちょっとミナミにも寄るようです🚋🐤週間天気予報は、週末はまた気温は下がるが晴れると言っていて、晴れ女のおかあさんのおかげだと喜んでいます🙇🌞🎄🎅
それでは、きょうも『根っこばなし』より、『部落の飯場(はんば) 🚃🚃 』第4回をお送りします😊
前回の『部落の飯場🚃🚃 』は
明治の時代は、一直線に伸びていく鉄道工事と一緒に移動していく「部落」が出来て、そこに集っている多くはムラのおっちゃんたちとの飯場暮らしを、捨吉(13)は始めることになりましたよ🐶🔥
というお話でした👨‍🦳👶👩‍🦳
なお、『部落の飯場(はんば)🚃🚃』は、タイトルに魅かれて選ばせて貰った作品なので、物語が予期せぬ展開(?)になるかもしれないことを、あらかじめお詫び申し上げます(笑)🙇

↓
『部落の飯場🚃🚃』
🛤④飯場には　身うちの　女ご衆も　出入りしてな。👩🏻👩
駄菓子や　いさば(いわし、さばの干物を合わせて、いさば)を仕入れてや、🍩🐟もの売りかごを　肩から　さげて、飯場を　回って　売りさばいたと。👩👩🏽
部落の　飯場は、やりくり仕事の　請負いでな。👨‍👩‍👧‍👦そのつど　不足の　工事現場へ、十人、二十人と　ふりむけられたと。👨‍👩‍👧‍👦
岩を　ころがし、土を盛り、たこ(土木工事用の道具)で　固めて、　まくら木を　置く　道づくり。🛤
技師や　石工に　が鳴られて、日ごとにかわる　現場でな。🔥🐶請け人さんが、朝の手配(作業の分担)を　くじで　決めたが、👨🏻あぶれる　仲間が　多かったと。👨👨🏽（つづく）捨吉君の「くじ運」が良いことを祈ります🤗しかし、13歳に出来る仕事はあるのかな?🤔「くじ運」と言えば、息子氏はくじで松坂牛をゲットしたことがあります🥩🐮ので、「くじ運」の方は彼にお願いするとして、私たちはお互い、「残り福」狙いをガンバりましょうよねｯ😉💗それでは、明日の続きをお楽しみに❓😆きょうも、おかあさんにとって良い日で有りますように🌞💕」

With "Ryoryo"(ｳｲｽﾞﾘｮｰﾘｮｰ)

きょうは、朝・ランへ行って、6,675歩(5.1㎞)走り歩きしました🏃🌞そのあとは『特集「『ルポ・特殊詐欺』～その裏側では何が起こっているのか」田崎基（神奈川新聞・報道部』等の文字起こしをしました↓↓

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配信日：2022年12月19日（月）、発信：TBSラジオ FM90.5 + AM954～何かが始まる音がする～、テーマ:特集「『ルポ・特殊詐欺』～その裏側では何が起こっているのか」、出演者：田崎基・神奈川新聞報道部✨🌒🌓🌔🌕🌖🌗🌘🏃

※【企画趣旨】より抜粋
きょうのテーマは、この年末年始に増加する「特殊詐欺」です。
警察庁は、特殊詐欺とは「被害者に電話を掛けるなどして対面することなく信頼させ、指定した預貯金口座への振り込み、その他の方法により、不特定多数の者から現金をだまし取る犯罪の総称」と定義。
特殊詐欺は、TwitterなどのSNSで「高収入バイト」「闇バイト募集」などを検索し、知らず知らずのうちに末端の加害者になっていた、という若年層のケースも増えています。

※部分起こし
11:18　荻上チキ：https://twitter.com/Session_1530
こういった様々な「受け子」　「受け子」というのは　受け取りっていう　ある種のつかいっぱしりのような位置づけの人　それから　「出し子」　これは引き出し役ですね　お金を　ATMとかから　引き出してこいと言われて引き出す　になってしまったケースを　田崎基さんの著書『ルポ・特殊詐欺』から　そのエピソードを紹介したいと思います

※ルポ特殊詐欺 / 田崎 基［タサキモトイ］【著】筑摩書房（2022/11発売）より抜粋

横浜市中区にある　金融機関のATMの前で現行犯逮捕されたのは　ウエハラ　ミチオ(仮名)
きっかけは　手軽な　アルバイトだった　　
Twitterに投稿された「闇バイト　しませんか？」に反応したウエハラに
最初に支持された　闇バイトは　自分のスマホを　一日貸すだけで　一万円が　貰えるのだという
ゲームイベントで　大量のスマホが必要だからとの　説明だった
いわれるがままに　運転免許証の写真を　テレグラムで送った
支持されたコインロッカーに　スマホを入れ　数日後に　ロッカーに行くと　スマホの返却と共に　現金が入れられていた
容易いバイトを　1，2回こなした時点で　事態は一変する
指示役が「今までやったバイトは　詐欺だから　ばらされたくなかったら　今から送るマニュアル通りにやれ」
最初に　指示されたのは　出し子だった
すぐに　受け子もやるようになった
このままでは　いつか　逮捕される　もう　辞めたい
「言うことを　聞けないのなら　Twitterで　お前の免許証の写真を　晒すよ」
苦悶を　抱えつつも　ウエハラは　指示に　従い続け
神奈川・東京・千葉・茨木と　関東各地で　犯行を重ねた　
指示役の男に　ウエハラは「もう　辞めたい」と　電話で伝えた
すると　公衆トイレを　出たところで　見知らぬ男に　背後から突然　頭を　殴られた
男が　走り去り　すぐに　着信が来た
「これで　わかっただろう　逃げられると　思うなよ」

20:15　荻上
では　『ルポ・特殊詐欺』から　もう一つのエピソードを　抜粋して紹介したいと思います　もう一つは　過激化する指示によって　特殊詐欺から　強盗にまで発展した　というケースです

※ルポ特殊詐欺 / 田崎 基［タサキモトイ］【著】筑摩書房（2022/11発売）より抜粋

2021年11月　横浜地裁四〇二号法廷に　当時29歳の　オケヤ　ヒロシ(仮名)の　泣きじゃくる姿があった　
住居侵入・強盗致傷・強盗未遂・窃盗
起訴状に　ずらりと　並べ立てられた罪名は　まさしく　凶悪犯そのものだが
あまりに　オケヤの様相とは　かけ離れていた
オケヤは　逮捕当時　高校当時から付き合っていた妻と　一歳九か月になる息子と　三人で　充実した生活を送っていた
そこに　影を落としたのは　オケヤが　家族にひた隠しにしていた　結婚前からの借金だった
オケヤは　Twitterで　「高収入」「グレーバイト」を　躍起になって検索した
「アカサカ」と「テラサキ」を名乗る 氏名不詳の指示役２人と
 SNSで知り合うのに　時間はかからなかった
２人との連絡は　秘匿性が高く　送受信したメッセージが　設定した時間になると　自動的に消去されていく　スマホアプリ「テレグラム」が使われた。
手っ取り早く　稼がなければならない
報酬５０万円は欲しいと伝えると「アカサカ」は言った　
　「では　タタキ（強盗）をやれ」
このとき　すでに　オケヤは　「アカサカ」の求めに応じて　
本名や　自宅の住所　その外観写真を送り　さらに　ツイッターの画像から
妻や　子どもの顔写真を　捕捉されていた
　「タタキは　できない」
拒否したオケヤに　「アカサカ」は告げた
　「家族を殺すぞ」　
家人が　寝静まった頃合いを　見計らって　オケヤは　犯行に及んだ
オケヤは　窓ガラスを　焼き破って　施錠を解くと　
目の前の女性(当時80歳)の顔面に　タオルを押し当てて　言った
「静かにしろ　しゃべるな」
女性は　抵抗し　叫び声をあげた
「おとうさん」
通話状態で　つなぎっぱなしの「テラサキ」が　耳元でどなった
「撤退しろ」

25:35　田崎基・神奈川新聞報道部：https://www.kanaloco.jp/news/social/article-916443.html
私も　これ　聞いていると「そんなの（個人情報を）送る方が悪いだろう」と　思うんだけれども　最近のアルバイトは　ネット上だけで　すべて完結したりするものが多く　その時に　「免許証とか　自分の身分証明書を　送ってください」みたいなことを　ネット上ですべてやっている　そうすると　ちょっとしたバイトをやるのに　誰か知らない人に　送るっていうことが　おそらく　そんなに抵抗感ないんじゃないかなっていうのは　やっぱり思います　　

※追記として　関連動画『2022-12-13 青木理「特殊詐欺の現状」 | JAM THE WORLD - UP CLOSE』からも部分起こしします：

34:09　田崎基(もとい)・神奈川新聞報道部
多分　連絡とかは　すべて　テレグラムっていう　自動的に消えて行ってしまう　証拠が残らない通信を使うので　捜査は非常に難しくなっていると　思いますね

34:28　青木理(おさむ)・ジャーナリスト、https://spinear.com/hosts-and-guests/osamu-aoki/
ということは　捜査と同時に　若い人　働いている世代の低賃金の状況であるとか　所得が再分配されていない状況であるとか　なかなか　そういう社会的・経済的環境は　一気に変えられないものではあるけれども　変えていかないと　特殊詐欺が全体としては　解決していかないということに　なりますよね　

35:21  田崎
まぁだから　捜査が難しいとなると　あとは　先ほど言った　最後の部分である　末端の加害者になりうる年齢層に　きちっとした啓発・教育っていうのが　いま届いてないっていうふうに　私　すごく思っていて　Twitterで検索しちゃう　みたいなところの危険性というのを　より一層　重点的に　出前授業みたいなものを　中高生にするとか　そういう取り組みを　もっと強化していくとか　
末端が　手に入らないと　特殊詐欺という事故・事案自体が　成立しなくなりますので　　

やはり　初犯でも　特殊詐欺に関しては　判決が　重たく出る傾向が　ここ最近　非常に　極まってきているんですね　
ですから　初犯なのに　４年とか　実刑が出るケースが　結構あって　詐欺罪で　初犯で　しかも若くて　家族も　後で引き受けるって言っているのに　実刑が出るって　一般の　刑法犯罪事案では　珍しいんですけど　結構　バンバン実刑が出ているので　

ポッと思いつきでやって　吞み込まれて　どうこうして　っていうのじゃ　全然　自分の状況が　分かってないだろうから　もっと重たく考えなければいけないっていうのは　伝えた方がいいような気がしますね

37:38　青木
しかもね　これ　僕ちょっと　驚いたんですけども　田崎さんが　神奈川新聞で書かれていたんですけれども　「今年の4月から　特殊詐欺の記事を掲載する被害額の基準が　それまで　百万円以上だったのが　一千万円以上に　引き上げた」って　つまり　それだけ　特殊詐欺っていうのが　頻発しているっていうことですもんね

38:02　田崎
そうなんです　もう　載せきれない　そんなのを　書いていると　一日中　毎日毎日　それを書く記者が一人必要になるくらい　百万円以上の被害額だと　出ちゃうので　とりあえず　一千万円以上にするという　基準変更が　起きまして(笑)
一千万円超えると　やっぱり　件数　グッと減るんですけど　ただ　やっぱり　主な被害は　50万～200万くらいが　多いので　被害の掲載は　グッと減りましたね

※追記として　あともう一つ『【11/10発売】『ルポ特殊詐欺』（ちくま新書）出版インタビュー！ ゲスト：田崎基さん(神奈川新聞報道部) ～特殊詐欺への加担から逃れられなくなる現実について～ 』から　部分起こしします：

21:56　田崎基・神奈川新聞報道部
そういう 落とし穴みたいなものが　
Twitter上 にすごくたくさんあるって事を　
あまり知られてないんだと思うんですよね

あんまり聞かないって言うか　
「騙されないで」の（啓発の）比率から 考えたら　
もう9：1以下だと思うんですよ
 
「騙されないで」は　もう街中に貼られてるし 
ティッシュも配られてるし
いろんな ところで啓発を行われてますけど

「騙さないで」みたいなね　おかしいけど 
「加担しないで」みたいな啓発は　まるで欠けちゃってるんで 
そのために　本を書いたって感じですね

そのために 訴求するためには 　ちょっと
面白くっていうか 読みやすく書かないと
読んでもらえない かなっていうのがありましたね

読みやすくないと　杓子定規な　ガチガチの新聞掲載 で書いちゃうと
あるいは　統計ものっぽく書いちゃうと　まあ読まれないだろう
読ん でほしい人は　そういう人たちじゃないと いうか　だから
面白く書くことで　 多くの人に読んでもらえるかなっていうか
ぜひ　高校とか大学 生とかにも　 読んでほしい　ほんとそう思う。

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※今日の文字起こしのソースはこちらです：

配信日：2022年12月19日（月）、
発信：TBSラジオ FM90.5 + AM954～何かが始まる音がする～、
テーマ:特集「『ルポ・特殊詐欺』～その裏側では何が起こっているのか」、
出演者：田崎基・神奈川新聞報道部:https://www.kanaloco.jp/news/social/article-916443.html
×荻上チキ:https://twitter.com/Session_1530
×南部広美:4年越しの挑戦！南部広美さんの『オーロラ・リベンジ』:https://www.tbsradio.jp/articles/63007/
※動画の視聴はこちらです:https://www.tbsradio.jp/articles/63506/　
※筑摩書房 『ルポ　特殊詐欺 / 田崎 基 著』の書評はこちらにあります：https://www.webchikuma.jp/articles/-/2966
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