#再エネ とは(※雑学No.249,第58週,2022/12/12(月)~,B.D.+106)
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2022/12/14(水)
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朝は、オトン(元ウチの人)からのメール・チェック(備忘録的なものなので、読み飛ばしを)。
「昨日、☐◇は昼前に帰宅しました。洗濯は自分でしてました。夜は、長い間座ってるのが苦痛らしく、自分で肉を焼いて食べてました。明日は休みなので、今日は泊まりに行きます。」(※☐◇:息子氏の名前)
夜は、菟田野のお義母さん(84)に、ラブレター書き(笑、同上で)。
「おかあさん、コン🦊ばんは。
今夜10時ごろ、流れ星がたくさん見えるそうです🌠✨何か、願い事を考えておかねば?😆🌠✨
それでは、今夜は『根っこばなし』より『年季奉公👨👩👧👦』第12回をお送りします😊
前回の『年季奉公👨👩👧👦』は
明治の昔、年季奉公先の地主の息子に、文字通り「歯向かった」捨吉(13)が、顔馴染みの雪駄直し業のお爺さんに「たわけ」とたしなめられつつ、介抱してもらいました👃🦷
というお話でした👨🦳👶👩🦳
なお、『年季奉公👨👩👧👦』は、タイトルに魅かれて選ばせて貰った作品なので、物語が予期せぬ展開(?)になるかもしれないことを、あらかじめお詫び申し上げます(笑)🙇
『年季奉公』
👨👦👩👧👨👧👩👦
With "Ryoryo"(ウイズリョーリョー)
きょうは、ふたご座流星群・ランへ行って、6,770歩(5.2㎞)走り歩きしました🏃🌠✨そのあとは、『電力市場価格高騰と自治体・地域新電力』の文字起こしをしました↓↓
※YouTubeの文字起こし機能を使って、部分起こしした後、誤字・脱字の修正をしました
🌛46:56 球磨村森電力 高橋充氏
地域新電力の 実態の報告ということで
球磨村森電力の会社概要をお 話しさせていただく流れで
今回の メインテーマである 卸市場価格の高騰化に よる
経営上の影響と あとは 脱炭素地域に
採択されておりますので そちらの 計画の ご説明をさせていただければと思います
球磨村森電力は 熊本県球磨郡球磨村に 本社所在地を置く会社でして
自治体の球磨村とは 出資関係には ないんですけれども 連携協定により
収益の一部を 村の 継続的改善のために
使用していくというような協定を結んで 活動している 地域新電力会社になります
我々自身がプレイヤーになって
継続的に 球磨村に
資する 活動をしていこうという理念のもと 2018年に
設立をしております
他にも 球磨村というのは 林業が盛んな地域であり まして そこの森林組合さんと
協働して 木質バイオマスボイラーを入れたりとかですね
そういった 活動もしております
で 小売電気事業としては
九州電力 様のエリア あと東京電力さんのエリア あと 沖縄電力さんのエリア この3つのエリアに
供給をしておりますが 現実的には 九州電力エリアへの供給
量が およそ95%以上 もうほぼ九州電力
さんのエリア もっと言えば 球磨村と その近隣市
への供給が中心です
🌛50:41
で 電力卸市場価格の高騰化の影響について ですけれども
結論から言うと 影響はもちろんあります あるんですが
そこまで致命的ではない というのが結論に なります
そこまで致命的でない 部分で 堪えられたという
要因については 大きく2点あるかな と 思っておりまして
まず1つ目が
九州電力さんのエリアの卸市場価格という のが 全国的に見て 比較的に安価であったと
いうこと 先ほど FoE Japan吉田明子様から ご説明いただいた時に
JEPXの 卸市場価格が 右肩上がりになっているよっていうような
グラフがあったんですけれども 市場 価格というのは エリアごとに決まってくる ものなんですね
(◀拡大図はこちらです:https://go100re.jp/wp-content/uploads/2022/11/221202_seminar_Yoshida_modified.pdf)
で 九州電力エリアの価格(※赤線)というのが ま どこで切り取っても 一番下 一番安い水位になってますと
で これが なんでかというと 九州電力 というよりかは 九州というのが
太陽光発電が かなり盛んな土地でして
特に日中帯は 太陽光発電によって発電された電力が
余るぐらいあるので
今 冬になってきて ちょっと高くなってきて しまいましたけど
夏頃の市場価格で言えば 日中帯 0円という
のが この高騰化の中でも
太陽光というのが 余るぐらい という状況が起こりうるエリアになり
ますので まず 比較的に 特に 日中帯が安価であったというのが
1点目の要因ですね
で 2点目の要因が
弊社の需要家は 一般家庭 事業所問わず と
いう形では やっているんですけれども 現実的には もう ほぼ
事業所 役場の施設ですとか 新人組合さんの工場ですとか
そういった事業 所が 主な需要家で 一般家庭
への供給も してはいるんですけども 4件 程度という非常に微小 な
需要家の数となっております
で 事業所の特徴として
日中帯の電力使用が多い需要家が多いという特徴がありますで で 先ほど見た 九州エリアでは
特に 日中帯では 卸市場価格は0円になることもあると
以上より 比較的 高騰の影響が 少なく
抑えられている 環境に あったということが
言えると思います はい
🌛54:27
とはいえ 全く影響はないとも言い切れない中で
私たちが今 どういった方向に 舵取りをしようとしているかというと やはり 先ほども
お話ありましたけど 系統電力からの脱却 系統依存度の低減
という方針で 動いております
具体的には 太陽光発電の無償設置サービス いわゆる
PPA・第三者保有型の 自家発電対応法
弊社では「ヤネエネ」というサービス名称でやって いるんですけれども こちらの 推進をしています
これ 仕組み ご存知ない方も いらっしゃるかなと思うん ですけども まず
電力の 供給先というのは お客様のことです お客様が
例えば 保育園 だとすると 保育園の 屋根をお借りします それは
まぁただでお借りします 「球磨村森電力にお貸ししますよ」ということで
我々が屋根をお借りします
で その借りた 屋根に 我々の持ち出しで 太陽光発電設備を設置さ
せていただく で その太陽光発電設備で 発電された
電力を その保育園で 系統を使わずに そのままじかに 消費し
ていただ く で その消費した 太陽光発電電力の分だけ
従量課金をさせていただいて 電気料金を お支払いしていただく で その月々の
太陽光発電使用分の電気料金で 我々が 初期投資を回収していく といった
モデルでして
で これが なんで 最近 結構 注目を 集め始め たか?今更になって という話になるんですけれども
🌛56:34
ご存知の方多いかと思いますけど フィット(※経済産業省が2012年7月に開始した「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」のこと)の売電価格 というのが 年々
下がっていっておりまして もう今 高圧で言うと11
程度と かなり 政策開始当初比べると もう 1/3
以下 にまで もう年々を落ち込んでいってる状態 です で こういった状況で だいたい太陽光
発電設備を作って フィット売電しても うまみがない というのが 正直なところでして
それであれば
こういった形で お客様に直接 太陽光発電を使っていただいて その分を
フィット売電よりは高いけど 系統電流を使うよりは安い という価格設定
をして 回収をしていった方が 系統
電力からの脱却というのも達成できるし 太陽光発電の
投資に 対する回収も フィットよりは
条件がいいし というような状況が生まれて きていて 今 注目を集めているところです
お客様からしてみても まぁただで
太陽光発電つけられて CO2削減 を達成できる
プラス 今まで 系統電力から買っていた電気料金 より
安くなる ということで 双方にメリットがあるという仕組みになっ ておりまして で
今のところ 東京都 茨城県 熊本県で
電所だと 7 発電所ですかね
作って 運用していると 現在もずっと
拡大中ですという状況です
🌛58:38
で そういった活動をしている中で 今年
「脱炭素先行地域」という環境省の 枠組みに採択されました
先ほどもうちょっと名前出てたんです けれども この脱炭素先行地域というのは
政府として 2050年までに カーボンゼロを達成すると で
その前 2030年には 温室効果ガスの46%削減 その高みへと
いうことで 目標設定しておりまして それに 向けて まず
地域で 脱炭素を達成する地域というのを まず作っ て それをモデルとして
「脱炭素ドミノ」なんていう言い方をするん ですけども 同じようなことやる地域が増えて
それが伝播して 全国的に達成しよう というような
ロードマップを 政府としては考えてて その第1弾となる
先に 脱炭素を達成する地域ということで
採択があって 選ばれております
こちらが 脱炭素先行地域の概要に なります
どういったテーマを掲げているかというと
球磨村:「脱炭素×創造的復興」によるゼロ カーボンビレッジ創出事業 というテーマを掲げてやってます
🌛1:00:55
「創造的復興」と 言ってるのは 球磨村というのが もしかしたら覚え
てらっしゃる方いらっしゃるかもしれない んですけど 2年前 令和2年の7月に
豪雨災害がありまして かなり 被害を受けた地域の中でも 最も甚大な
被害を受けた 村になりまして 人口も 当初3,300人程度いたのが
被災後 家が住めなくなってしまったりとかね 避難して村を出てってしまった方々がいて
今 およそ 1,000人減って 2,300人 程度といった
規模の村になっております はい
で まぁ そこからの復興と 脱炭素を
同時に 達成していこうということを掲げて 今 まさに計画を実行しているところです
※球磨村の豪雨災害の関連記事はこちらです:
で ですね これ 太陽光発電を入れるという ことに 付随して
災害というのを経験しておりますから 結構 防災意識というのも 当然 高まっている
状況でして まあ太陽光発電電力を PPA・第三者保有型の自家発電対応法で 供給させていただいて かつ 蓄電池もセット
で入れる ということになると 高齢者避難 福祉施設ですとか
避難場所として指定されている 施設に 優先的に入れてって そこが
被災地の レジリエンスも確保できるというような形を
優先して入れていく というような計画に なっております
他にも
公用車のEV化ですとか 省エネ機器の導入ですとか そういったこと も組み合わせていって
脱炭素化を 推進していくというような計画になって おります
🌛1:03:31
はい で それの計画実行後のアウトカム部分です
ね これ 計画にある太陽光発電設備を 全部入れると
どれぐらいの規模かというと 全部で 2.5mw(メガワット)の発電量の太陽光
発電の計画しておりまして それに付随する 蓄電池というのが 約2.2mwh(メガワットアワー) という
ような量になっております これ 先行地域ということで
球磨村の中の一部分を指定してるんです けども 現実としては
それを達成すると 球磨村全域で見ても 70~80%の
総需要電力を賄えるだけの 太陽光発電というのを 整備できる見込み
です こういったことを通じて
協定を結んでいる 村の 脱炭素化 というところと
系統電力依存度の低減 という部分を 同時並行で進めている というのが
球磨村森電力の現状ということになります 私からは以上でございます
(▲拡大図はこちらです:https://go100re.jp/wp-content/uploads/2022/11/221202_seminar_Yoshida_modified.pdf)
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※今日の文字起こしのソースはこちらです:
開催日:2022年12月2日(金)
主催:
・自然エネルギー100%プラットフォーム(CAN-Japan)
・パワーシフト・キャンペーン
ウェビナー「電力市場価格高騰と自治体・地域新電力」
<プログラム>
■開催の挨拶
■電力市場価格高騰の自治体・地域新電力への影響と今後(調査結果をもとに)
・パワーシフト・キャンペーン/ 国際環境NGO FoE Japan 吉田明子氏 2:55 https://energy-shift.com/news/author/fd070d9a-6997-4216-8189-a7bd1cdbf37d
・(コメント)朝日新聞社 石井徹氏 28:26
■自治体・地域新電力の事例報告
・球磨村森電力 高橋充氏 46:51
・陸前高田しみんエネルギー 小出浩平氏 1:05:31
■質疑とディスカッション 1:31:09
■閉会の挨拶
<司会・進行>
・認定NPO法人 気候ネットワーク 田浦健朗氏 https://www.kikonet.org/about-us/organization/staff
※趣旨はこちらです:https://go100re.jp/3277
※動画の視聴はこちらです:https://www.youtube.com/watch?v=vAqin2R1kuA
※球磨村森電力「地域共生型の電力会社を目指して」の資料はこちらです:https://go100re.jp/wp-content/uploads/2022/11/221202_seminar_Takahashi.pdf
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