ダブルっち博物館

小6~高3まで両親の近距離別居型生活に巻き込まれたダブルっち君(1998年4月29日生まれ)も、晴れておかげさまで、フリーダム生活を満喫中です!f^_^;)笑

#パチンコ とは(※雑学No.205,第54週,2022/10/31(月)~,B.D.+62)

✨🌒🌓🌔🌕
2022/10/31(月)
🌕🌖🌗🌘✨
朝は、オトン(元ウチの人)からのメール・チェック(備忘録的なものなので、読み飛ばしを)。
「昨日はご苦労様。☐◇は今日は休みです。今週は、木曜日は祝日なので何もありません。土曜日はSらと飲み会。土曜日か日曜日にばあちゃんが墓参りに行くなら、一緒に行くかもです。東京の母親の支払いを、施設に連絡して、こちらでするようにしてもらってください。。」(※☐◇:息子氏の名前)
夜は、菟田野のお義母さん(84)に、ラブレター書き(笑、同上で)。
おかあさん、コン🦊ばんは。夜分失礼します🙇
秋の空に、雲と、蜘蛛の巣がたくさん増えてきましたね🕸️🕷️
\Happy Halloween!(ハッピーハロウィーン!)/🎃👻 🦇 ⚰ 🪦 💀 🧟🧛 🕸 🍬 🍭
それでは、今日からは『根っこばなし』より『 伊勢まいり🎍 ⛩ 🎌 🌄 🦐』② をお送りします😊
※前回の『 伊勢まいり🎍 ⛩ 🎌 🌄 🦐』は、
長野のあるムラの若者たちが、お伊勢まいりに出かけた時に、そこのお土産売り場に売られていた、子どもがまたがって遊ぶ、青竹を切って作った玩具の先に、馬の首がついていて、中に一本、たてがみが本物の馬の毛で出来ている玩具があるのに気づいた若者がいました🐴🏇
というお話でした🎍🐴
なお、『 伊勢まいり🎍 ⛩ 🎌 🌄 🦐』は、タイトルに魅かれて選ばせて貰った作品なので、物語が予期せぬ展開(?)になるかもしれないことを、あらかじめお詫び申し上げます(笑)🙇


『 伊勢まいり🎍 ⛩ 🎌 🌄 🦐』
👵👶👴🐴

あたりまえなら たて髪を しゅろ毛や 麻糸で とりつくろうが、🎍

この 馬だけは 本物でな。🏇

動かすたんびに ふさふさと、🐴

まるきり 生きとる馬に 見えたと。🏇


さすがに 尾張の あきんどじゃ。⛩ 🎌

ちょぼっと 目さきを 変えてみて、⛩🦐

値打ちな 物を 売っとるぞ、🏇

と 見ほれとったらな。👧🏻👦🏻


若い衆の 一人が 意気ごんで、👦🏻

この本物の たて髪は、尾張の仲間が 卸したものに 違いない。🍤🐖


わしらの おやじは 斃馬(ヘイバ)といえば、👴

皮ひとすじ(※皮だけを扱う)と 思いこみ、🏇

たて髪なんぞと 目も くれんがな。🐴

こりゃ 銭もうけの たねになる。🎊

(つづく)

なるほど。若者たちは、親たちが死んだなどを扱うことも生業としているので、たてがみも捨ててしまわずに、郷土玩具の材料などとして売り込んでみたらいいんじゃないかということを思いついたようですね🎵🤩🐴馬(うま)くいきますように🎵😉🐴


「うまくいく🐴」と言えば、勿論、うまくいくためにがんばるもいいと思うんですけれども、何もがんばらなくても、うまくいくような安らぎの場所を、お互い、大事にしたいですねッ😉✨🍡それでは、明日の続きもお楽しみに❓😆✨おやすみなさい😴💤✨」

With "Ryoryo"(ウイズリョーリョー)

きょうは、秋の夜空ランに行って、5,006歩(3.7㎞)走り歩きしました🏃🌓✨そのあとは、『「パチンコ」シンポジウムについて。(小説家 深沢潮さん)』の文字起こしをしました↓↓

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開催日:2022年10月31日(月)、発信:深沢潮・小説家さんのTwitterスペース「ウシオバン우시오 방9」
「パチンコ」シンポジウムについて。ドラマと小説、マイノリティ… 
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※Twitterスペースの文字起こし機能を使って、講演と質疑応答の部分起こしした後、誤字・脱字の修正をしました 
(14:00~)深沢潮(ふかざわ うしお)・小説家
パチンコという この小説とドラマは 日本が 朝鮮を植民地としていた時代の朝鮮の様子 それから日本の様子っていうのは どのようであったかという話にも 移っていくんですね


非常に 真摯な態度で 描かれているということは 私もそのように思っていまして このドラマと 小説の パチンコについて 私自身が どう感じているかということを お話をしたいと思います



在米の韓国系作家ミン・ジン・リーの小説『パチンコ』が原作のオリジナル韓国ドラマ『Pachinko パチンコ』
(30:00~)
在日の もう一つの表象が それこそ パチンコ産業などを含めた お金持ち なんですね  まあ 2000年代以降は そういうフィルターも 無効化されて来ているんですけれども やっぱり このパチンコで グローバルな場所において 初めて 在日というのが 描かれ 表象されたと思います


(33:00~)
だから 私はまず 前提として パチンコは 小説も ドラマも とても優れた物語だと思っています じゃあ これを 私は 書けるかって言ったら 絶対書けないし 本当に 素晴らしい物語だと 思っています


本当に 多様な 日本に渡るコリアンを描いていたということ、それから 1989年の 主人公・ソロモンを描いていることっていうのは 凄く 私は 新しいなあと思ったんですけれども これは なぜかというと ソロモンは 父親が パチンコ産業で成功して 在日の中では 富裕層だからです


(45:00~)
やはり 日本で 在日を書くときに 在日コリアンの富裕層は 書きにくい まあ反発を受けやすい ということがあって そもそも 「パチンコ」っていうタイトルを 付けられるのも ミン・ジン・リーさん(韓国系アメリカ人作家)だから つけられたんだろうなというふうに 感じます 


もちろん パチンコって パチンコ産業 だけの意味じゃなくて 人生は パチンコのように 本当に 予測もできないし すごく いろんな意味があるタイトルだと思うんですけども まあ パチンコは 在日の属性につきまとう 負のイメージから 脱却するような効果が 凄くあるんじゃないかなと 思います



高学歴、それから 成功者 エリートを書くっていうことで その辺が担保されてるっていうか 在日の 属性につきまとう 負のイメージから 脱却するっていうことは 本当に 移民の人たちの 共通のテーマでも あるわけですよね


日本の 在日社会も 本当にそうで 例えば 親が パチンコ産業をやっていて、子どもに もう とにかく学歴を つけさせて 自分のお店を継がせるんじゃなくて きちんとしたっていうか そのきちんとしたというのは カギカッコ付きですけれども それは 親が「自分たちは仕方ないから こういう職業をしている」と思っているというのは もう 本当にパチンコに限らないと思います


日本人が やらない職業しか つくことができなかったので まあ そこから脱却するという そして 見下されないようにがんばるっていう これは本当に 世界中の移民の人たちが やってきたことでもあり 在日が ずっと 歩んできた道でもある と思いました


実際 うちの父もまあ パチンコ産業に従事していたわけですが もう本当に 勉強、勉強、「勉強して いい大学行って 医者か 弁護士に なりなさい」って、ずっと言われ続けて 未だに 言います 91歳で もう本当に 認知が 結構進んでいるんですが


まあ 明日もちょっと 父の会社のことなんかで会う予定があるんですが、会うたびに言うんですよ 「おまえは もっと勉強して 東大に行くべきだった」って そればっか しっかり言います まあ 50数歳にもなって 言われるのは 結構 もうしんどいなと思いつつも 笑ってしまうような感じです


(30:30~)
私の父は 1947年に 密航で日本に来てるんですけれども その時なぜ こっちに来たかっていうと まだ 大韓民国ができる前なんですけれども 結構まあ いろんなところで パルチザンがあったり 


アメリカ軍政府の協力によって 同時選挙じゃなくて 別々に まあ大韓民国っていう南の地域だけで 選挙をしようとすることに 反対するというような運動に連なる形で まあ反権力闘争みたいなのを 16歳の父は してたわけですね 


国境で 田舎なんですけれどもで 山にこもったり 警察とか 右翼の青年から逃げまわっていて まあ いられなくなって うちの父は 日本に密航してきたんです 


で やっぱり かなり長い間 韓国に帰れなかったんですけれども 韓国でどういうふうに言われたかっていうと うちの父は「もう 北朝鮮に席があって まあ パルゲンイ(アカ、共産主義者:韓国語빨갱이)だ」ということで まあそのことで 韓国の親族たちも就職ができなかったり等々 


まあ いろいろなことがあったっていうことも この間 釜山に行ったとき 聞いたんですけれども そのように だいたい「日本に居る在日コリアンは パルゲンイ(アカ、共産主義者:韓国語빨갱이)」っていう見方は かなり 長くありました。パルゲンイの疑いがある という感じでした



(1:53:00~)
あ そう パチンコでね 結構 リアリティーがあるなと思ったのは 前も話したかもしれないんですけど 私は 母方の祖父が 大正時代に 日本に来て 関東大震災での朝鮮人虐殺で 死にそうになって まあ警官というか 警察署に一時保護されたことで まあ命を長らえた という経験を持っているんですね


大正時代に 日本に来ているっていうことと それから 1989年は パチンコの主人公・ソロモンが 大学を卒業した年で 外資系、金融企業で働いているわけですが 私も 平成元年に 外資系の金融機関に 就職しました まあ日本の金融外資系の投資銀行の出先みたいなところの描写は すごくリアリティがあるなと思って よく調べたなあと思いましたね


私が 外資系の金融機関に就職して 証券部門の資格を取るために 外部で勉強する期間  驚くほど 在日のコリアンが たくさん いました えっと 日本の大学に行ってまあ、なかなか就職が 難しかったのでっていうので 私も 就職かなり挫折しました 


日本の企業ほとんど 金融機関なんか とても入れなくて 日本国籍を持つものっていうのが まあ法の採用の条件だったりしたので もうメーカーとかも 多かったですけど 日本国籍を有する者っていう条件があったので もう最初から 私は 就活のときは 韓国籍だったので 受けられなかったので まあ外資系に入ったら やっぱり同じような理由で 日本の企業に入れなかったからって言って 在日で 外資系の金融機関に来てる人が すごく多かったです


うん、私なんかは パチンコを 感情移入しながら 観てましたけど でも これが 非常に 遠く感じる在日コリアンも もちろんいるし 本当に さまざまだと思います 


なんか 話が元に戻っちゃいましたけれども パチンコの話から始まって ちょっと広がって 自分の話なんかもしましたが はい あ、ちょうど22時58分、今日は 2時間 よく喋りました 最後まで 聞いていただいて ありがとうございました。

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※今日の文字起こしの関連ソースはこちらです:

国際シンポジウム グローバルな物語としての「パチンコ」−「在日」の表象と植民地主義の記憶 - 東京大学大学院 情報学環・学際情報学府 
基調講演:「パチンコ」と在日コリアンの「社会資本」−歴史とフィクションのはざま
テッサ・モーリス・スズキ(オーストラリア国立大学)

座談会:ドラマ「パチンコ」から考えるグローバル・メディア時代の記憶と忘却
テッサ・モーリス・スズキ/鄭炳浩(漢陽大学)/姜信子(作家)
パネルディスカッション:「在日」からみたディアスポラと植民地主義
倉橋耕平(創価大学)/深沢潮(作家)/ハン・トンヒョン(日本映画大学)/伊地知紀子(大阪公立大学)/宮地忠彦(専修大学)
司会:玄武岩(北海道大学)/金敬黙(早稲田大学)/李美淑(東京大学)
※動画の視聴はこちらです:https://twitter.com/fukazawaushio/status/1586536717917425664 
※深沢潮さんのTwitterはこちらですhttps://twitter.com/fukazawaushio
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