クスリの依存は知恵で防げるらしいよ
きょうは・・・・・・・
💛憲法週間記念のつどいLGBT啓発“ 悠以(ゆい)トーク&コンサート~自分らしく生きる~”のご案内
日 時:2018年5月11日(金)午後6時30分開演(午後6時開場予定)
会 場:大東市立総合文化センター (サーティホール)
費 用:入場無料(入場整理券が必要)
今日のひろい読み・・・・・・・
「正直に言ってください。Iさん。ぼくのところに来たのは、不眠症という病気を治すというより、睡眠剤をだしてもらいたいからではなかったのですか」
「いったいなんで、あんたが簡単に薬を出してくれないのか、疑問に思ったよ」
ぼくは、その時考えていました。人間、眠れなくて死んだ人はいないが、眠るための睡眠剤中毒で、これまでに何人の人間が死んできただろう
「睡眠剤の発見が、人間にとって大発見であったことは、まちがいないことです。
しかし、睡眠剤は、あいつを無理矢理眠らせて、その間に金を盗んでやろうと思えば、そういう目的にも使えるんです。
つまり、げんこでしか喧嘩のできなかった人間が、刀や鉄砲を手に入れたようなものなのです」
「芥川龍之介、川端康成、なるほど、睡眠剤の魔力にとらわれた人間は、どれほどいるかわからぬね」
「解熱剤や鎮痛剤は、熱のないもの、頭痛のないものがのんでも、役立ちません。副作用をだすだけです。
しかし、睡眠剤は、よく眠れるものがのんでも、ねむくさせる。眠らせてしまうのです。
ぼくは、患者に薬を出す場合は、どうしてもそのことを考えてしまうんです。
しかし、
昼間、眠りたくない人間にのませても、なんの作用も見られない、しかし、夜寝つきの悪い人間だけはすっと眠らせてくれるクスリや、
何年間のみ続けても習慣性にならず、大量にのんでも死ぬような危険のないクスリは、
今後もおそらく作られえないでしょう。
だから、
医者としては、患者にクスリをどのように使わせるかを考えねばならないのです。
ぼくには、クスリ依存がどうしても防ぎきれないのは、
クスリの使い方の研究が、充分でなかったからではないかと思われるのです。
それについては、また次のところで説明することにします
眠りは今日の結果としてむこうからやってくる
♪※☆★※☆♪Have a sweet dream♪※☆★※☆♪