5月23日狭山事件石川一雄さん不当逮捕54年のお話をします
「不当逮捕54年!いまこそ事実調べ・再審開始を!」
(※雨宮処凛さんのTwitterより www.twitter.com/karin_amamiya
写真左から布川事件の桜井さん、袴田事件の袴田さんお姉さん、足利事件の菅家さん、狭山事件の石川一雄さん、
雨宮処凛さん)
石川一雄さんの2017.5.23のメッセージより抜粋します。
「今から54年前の今日は不当な別件逮捕された日であり…下山鑑定、川窪鑑定は確定判決の認定を根底から揺るがし、しかもそれが科学的な鑑定だけに司法当局に大きな打撃を与え、逃げられないところまで追いつめていることは確かですが…」
※全文は、石川早智子さんのHPのこちらに掲載されています。
http://www.sayama-jiken.com/ki/ki766/ki766.html
「下山鑑定」について一部抜粋します。
「もともと検察は荏原鑑定というものを…補充した場合には混合インキになるという鑑定をやっていなかった…今回の下山鑑定は、発見万年筆はブルーブラックのみで、ジェットブルーは微量も…混合インキではない…補充説を科学的に完全に否定する…」
※画像をクリックされると、文字起こしてくだすった方の 作業当日のブログへ飛べますヽ(´ω`)ノ
※「下山鑑定」について追記します。
全文は、こちらの「10月20日、豊中集会での菅野良司さんの講演録」というところにあります(ジャーナリストの菅野良司さんの講演の文字起こしです)。
http://sayamajiken.jimdo.com/
※全文の要約文を部分抜粋します。
インク色の違いについて、今まで裁判所はどう判断していたのか
1.被害者が使っていたのは「ジェットブルー(明るい青)」
2.石川さん宅から発見された万年筆のインクは「ブルーブラック(ほぼ黒)」
この違いは、当初ジェットブルーが入っていた万年筆に、ブルーブラックインクを補充した可能性があるとしていたのです。
この補充説について、事件当日のペン習字の授業では被害者はジェットブルーを使っていることから、その後事件が起きるまでの数時間の間に補充した可能性があるという事になっています。
1.被害者の学校の友達Nさんが持っていたブルーブラックインクを借りて補充した
→誰も補充したところは見ていないし、Nさんが貸したのも4月のこと
2.被害者が事件当日立ち寄った郵便局のカウンターにおいてあるブルーブラックインクを補充した
→誰もインクの補充はおろか、万年筆を使ったところも見ていない
3.第1次再審になって、裁判所が「石川さんが自身で補充した」という説が浮上
これでわかるように、補充説の3つの可能性はものすごいこじ付けなのです。
普通に考えたら「ありえない!!」という説ばかりです。
発見万年筆がブルーブラックだから、それに合うインクを必死で探したわけです。証拠としてはとても認められない、捏造さえ疑っていいはずのシロモノでした。
ちょっと複雑になるのですが、もともと検察は荏原鑑定というものをやっていました。
1.荏原第一鑑定とは
発見万年筆にはブルーブラック、
被害者のインキ瓶はジェットブルー
被害者の日記文字のインキはジェットブルー
被害者の手帳の文字はジェットブルー
2.荏原第二鑑定とは
発見万年筆はブルーブラック
級友のNさんのインキはブルーブラック
郵便局のインキはブルーブラック
これは補充説を強固に裏付けるためのものでした。
ようするに補充した場合には混合インキになるという鑑定をやっていなかったのです。
今回の下山鑑定は、発見万年筆はブルーブラックのみで、ジェットブルーは微量も検出されない事を証明しました。
あなたと私の『狭山』カレンダーが作られました。一部抜粋しますヽ(´ω`)ノ
「狭山カレンダー製作委員会を中心に兵庫熊本FB「狭山事件の再審を実現しよう」の仲間たちが…学習資料としても多くの人にぜひ…(一部500円発行日5月23日)
5・23狭山市民集会のある日比谷野外音楽堂でも販売されるそうです」
※5月23日当日のカレンダーの販売場所について一部抜粋追記しますヽ(´ω`)ノ
「ステージから見て一番右上、売店のさらに右側です。のぼりがあるのですぐにわかると思います。5月の日比谷野音の日差しはけっこうきついです。熱中症対策をしっかりやってお越しください。元気に狭山再審を訴え石川さん、早智子さんとともに…!」
※あなたと私の『狭山』カレンダーについて追々記しますヽ(´ω`)ノ
「送料、狭山カンパ込で500円です。本日の5.23の集会で買えます。
私はまだ現物見てないのですが…その後体制を整えて…買えるようにします」
狭山事件のポケットティッシュが作られました。一部抜粋しますヽ(´ω`)ノ
「このポケットティッシュは昨年の万年筆に引き続き作られたもの…部落解放同盟大阪府連と共闘会議のHPができた(2017年5月)…情宣をやったそうです…5.23で配られるかな。期待しましょう」
-不当逮捕から54年-狭山事件の再審を求める市民集会より一部抜粋します
主催者: 狭山事件の再審を実現しよう
日時:2017年5月23日(火曜日)
場所:日比谷野外音楽堂
集会:13時~14時30分
狭山再審弁護団報告:中山武敏さん(主任弁護人)
アピール:雨宮処凛さん,
袴田事件 袴田秀子さん,足利事件 菅家利和さん,布川事件 桜井昌司さん
※本日アピールをされる雨宮処凛さんの記事を追記しますヽ(´ω`)ノ
「共謀罪、そして冤罪54年 今、狭山事件から考える」
雨宮処凛さんのメールマガジンのこちらで記事全文が読めます。
http://maga9.jp/karin170517/
※日比谷野外大音楽堂へのアクセスを追記しますヽ(´ω`)ノ
「日比谷公園の中にあり交通手段はたくさん…地下鉄で来る場合は、丸の内線/日比谷線/千代田線の霞ヶ関駅か都営三田線の内幸町駅…JRで来る場合は、新橋駅と有楽町駅のどちらからでもほぼ同じくらいの距離…
http://www.livehis.com/access/acs_yaon.html
(*δ_δpハッハメールq)
2017年5月23日~不当逮捕54年いまこそ事実調べ・再審開始を~
日本の司法は遅れているから、という理由で
外国人の方に中世「魔女」裁判と言われ終わっているから、という理由で
人々が「事件」の集会に集まってくる
かつてそんな時代があっただろうか
自分の息子も「事件」を知ったら
日本は進んでんのか遅れてんのかわかんないな、くらいの感想は持つだろうか
怒ってあげていいのですよ
お上は自分が冤罪被害者になる不安がないひとたち
自分が冤罪被害者になる不安がわからないひとたち
かつて日本に
裁判官や取り調べ官が威張っておらず 弱きものが思いやられる時代があっただろうか
「事件」発生当時、お上のいう事だから正しい、と思った人はどれほどいただろうか
(そのなかでお上にいいようにされた人はどれほどいただろうか)
〇〇は死ななきゃなおらないとはお上のことな
(死んで治るとも思わない)
※狭山事件の裁判では、第三次再審になって初めて2009年9月10日から、裁判官・検察官・弁護人による三者協議が開始されましたが
この8年間、検察官の提出証拠の中に、無実を証明する新証拠がいくつもあったにもかかわらず、一向に再審開始決定が下されません。
狭山事件には、つまるところ、
裁判官は、「出世に響く」のを心配して、内心では「無罪」と思っていても、同僚の裁判官や先輩の裁判官が出した判決をくつがえす、再審開始受理の判決が書けない、という
社会問題が隠されている。
(事実、2005年3月16日の狭山事件第二次再審請求審で石川一雄さんの特別抗告を棄却した島田仁郎裁判長は、2006年10月16日付けで最高裁判所長官に任命されました)
これは、法律上(日本国憲法の第31条から第40条までの刑事訴訟に関する規定)、どうなのでしょうか?
裁判官が保身に走ったために、人ひとりが54年間も殺人犯の罪を着せられていることは、法的にはどうなのですか?
やっぱどうしようもないことなのですか?
※にほんブログ村の
・仕事>政治>死刑制度・冤罪事件(5ブログ)
・生活>その他生活>犯罪被害(117ブログ)
のカテゴリーに、石川さんの狭山事件と割と近いものがあるかなと感じたので、
少しでも多くの方に狭山事件の記事を見つけて頂いて、お話をお伺いするために
どちらかに登録してみようと思います。
法の専門家の方々が 法に抵触していると言ってくれたら、ワタシは
狭山事件は、社会問題ですよ!
社会問題にすべき犯罪裁判(裁判そのものが犯罪行為)なんですよ!と
しつこくしつこく、言っていくのに。
それでもやっぱり、
これまでどおり、
お上にも 親や 子供や 妻(夫)が いるでしょう
家族に正々堂々と胸を張り「私は正しい事をしている」と言えるのですか?と
ワタシは 足元を問うていこうと思う。
(自分の実感が込められる言葉だから)
一人でも多くの 熱意ある 法の専門家の方々が
冤罪事件の問題に 関わってくださったら
やがては この国の司法は 確実に変わると信じている。
※写真は昨日、大阪のりんくう公園(マーブルビーチ)でお見かけした猫さんたちです。
それでは
本日も ねばぎば ねばーぎぶあっぷで よろしくお願いします:*:°・☆ヾ(δ_δ。)ノ~☆・*。.:*・゚☆どんすと~っ