三鷹事件と狭山事件も繋がってるもん🎵😿(※実学No.752,B.D.+238)
🌟🌛🌝🌜✨
2024/04/30(火)
⛅🌳 ☘️🌿🎸
朝は、オトン(元ウチの人)からのメール・チェック(備忘録的なものなので、読み飛ばしを)。
「連休はのんびりしました。木曜日の11時前に奈良に出発する予定です。できればH駅まで送って、☐◇のところに泊まって貰います。私はそのまま帰って4連休です。」(※☐◇:息子氏の名前)
つづいて、菟田野のお義母さん(86)に、ラブレター書き(笑、同上で)。
「💛おかあさん、おはようございまチュ~リップ~🌷🥶ガクブル・・・
💛きょうもお時間いただきありがとうございます⏰
おかげさまで息子氏も「福(29)の日」に26歳になりました🍀✨
(或いは「河豚の日」🐡或いは「肉の日」ですね🥩🥶ガクブル・・・)
いつも見守って下さり本当にありがとうございます💐🙇
💛さて、きょうは🎵悲しくて悲しくて~とてもやりきれない~🎵の火曜日ですねッ(*•ө•*)/♡⛅🌳 ☘️🌿🎸
(『悲しくてやりきれない』①番 昭和43(1968)年)
💛ご存じであれば、よろしければご一緒に口ずさんでくださいねッ(*•ө•*)/♡⛅🌳 ☘️🌿🎸
ε(c*´꒳`)🎤🎶
♫胸にしみる 空のかがやき
今日も遠くながめ 涙を流す
悲しくて悲しくて とてもやりきれない
このやるせない モヤモヤを
だれかに 告げようか♫
ε(c*´꒳`)🎤🎶
♪ ゼゼゼ… ゼゼ…ゼゼゼゼ… ゼイ…♪(←息切れ寸前の私😱)⛅🌳 ☘️🌿🎸
💛それでは、今日は『根っこばなし』より『うさぎはうさぎ🐰🐥』(第13回)をお送りしますねッ(*•ө•*)/♡
💛ちなみに、前回(一昨日)までは、
「昔、美濃の百姓の滋養食だった兎汁は、調理の時に出る兎の皮だけは利用価値がない
と言い、それをムラの年寄りたちが回収して生活の足しにし、ムラの寄せ子は「兎を
一羽二羽と数えるが兎は鳥じゃないけものだ」と考えていましたが、代官所の役人は
正月三日に武家や村役人に兎汁を振舞う際に、兎は皮ばかりか骨も贓物もみな捨てさせ
ていて、それもムラの年寄りが回収に行き、皮を剥いでいる屋敷の小者の腕前を誉めた
所、小者は不服そうな顔をして「皮剥ぎ者と一緒にしてもらっては困る」と言いました」
というお話でしたねッ(*•ө•*)/♡
💛なお、『うさぎはうさぎ🐰🐥』は、タイトルに魅かれて選ばせて貰った作品なので、物語が予期せぬ展開(?)になるかもしれないことを、あらかじめお詫び申し上げます(笑)🙇↓↓
『うさぎはうさぎ🐰🐥』
(第13回)
連れの小者も 目の色かえて「招ばれる者も ひとつことじゃ。
四つ足を喰ったとなれば身の汚れ、鳥でこそあれ箸がにぎれる」
とな。目の前へ はだかのうさぎをぶらさげて「うさぎは鳥じゃ」
と、わめくでな。どづかれようが 腹決めて
(つづく)
✨✨✨
💛話変わって『♪悲しくてやりきれない♪』の①番と言えば
「♪このやるせない モヤモヤを だれかに 告げようか♪」
ということで、一晩寝て起きたら忘れてたらいいんですけれど
なかなかそうもいかないですよね⛅🌳 ☘️けれどそういう日も
お互い、一人じゃないよってことと、よかったら
分けてよってことは、忘れずにいましょうよね😉✨
💛それでは、明日も続きをお楽しみに❓😆
今日も佳き日でありますように💮😸👩🐸」
With ”WouldYou”(ウッジュー)
💛そのあとはぶら歩きランへ行って11,269歩(7.9㎞)ゆっくり歩きしました🌂🐕🐈🏃(ゼイゼイ… バタッ…♪♪ (←息切れしたウチ…😱でもその後にブログ巡りの至福が待っている…🥕🐎)
💛夜は『差別が生んだ冤罪―狭山事件』の文字起こし(要約筆記)をしました。
5月1日はメーデーですけれども、今日は「狭山事件」の発生から61年になります。で
先月2024年4月17日、「三鷹事件」の再審請求が最高裁で棄却されたと報じられました
(三浦守・最高裁裁判長)。
「三鷹事件」の竹内景助さんは、「狭山事件」の石川一雄さん(85)=94年に仮出獄=を
目覚めさせてくれた最初の恩人の方でした。
おふたりは、共に「えん罪ながら死刑囚」として、東京拘置所に一緒におられたので
その関連で今日は先日の埼玉県加須市の講演からの文字起こしをさせて頂きました🙇
↓↓
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開催日:2024年4月6日(土)、場所:埼玉県加須市、発テーマ:差別が生んだ冤罪―狭山事件 、主催:北埼玉地区狭山裁判石川一雄さんを支援する集い、発信:れのんのれ、出演:黒川みどり・静岡大名誉教授×石川早智子さん
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※部分起こし(要約筆記)
🌝58:05 黒川みどり・静岡大名誉教授、近著「被差別部落に生まれて 石川一雄が語る狭山事件」(岩波書店、2023年5月):https://twitter.com/Midori0806
監守さんの存在も石川一雄さんにとって大変
大きいということは色んな所でお聴きの通り
なのですがもう一つこれも石川一雄さんのこ
れまで話された中にあったかとは思いますが
「三鷹事件」(1949年)ですご存じでしょうか
https://www.topics.or.jp/articles/-/1061041
占領軍が占領政策を展開していく中「反共」
に転じていくわけですけれどもその時に三鷹
事件・松川事件・下山事件と不可解な事件が
起きたんですねその1つである三鷹事件では「
鉄道を転覆させたのは共産党員の仕業だ」と
いうことで当時竹内景助さんは組合の運動家
で党員ではなかったんですけれども逮捕され
てやっぱり死刑囚にされてしまうわけですで
竹内景助さんは結局無念のまま獄中で病死を
してしまわれるわけですがこの獄中で石川一
雄さんも死刑囚でしたから竹内景助さんと知
り合って竹内さんから助言を得るわけですで
それについて石川一雄さんは「竹内景助さん
と話をしていく中ではっきり自分は騙されて
いるんだというようなことが分かるようにな
ってきたそれから私に字を教えてくれた監守
さん」「自分の立場もある程度わきまえるよ
うになったのは読み書きができるようにでき
るようになってからだから2、3年かな弁護士
を完全に信用するまで2、3年かかったと思う」
と言っておられましただからやっぱりこの監
守さんの存在と谷内景助さんの助言の二つと
あと石川一雄さんは監守さんに字を習い文字
を獲得したことによって色んな社会の仕組み
矛盾といったことに目覚めていったわけです
作り出された「差別」 静岡大名誉教授、加須で講演会
狭山事件、石川さんの冤罪訴え(2024/4/17 )
https://mainichi.jp/articles/20240417/ddl/k11/040/043000c
🌝1:02:35 黒川
それからこの石川一雄さんが詠んだ短歌ですが
紫(むらさき)か 紅(べに)か萎(しぼ)りか
朝顔の 花は明日を 知らんで咲くも
https://www.facebook.com/100068303156837/posts/2402206053268206/
これについては石川一雄さんは
私のすごく思い入れのある歌ですね死刑囚は
いつ執行が来るか来るかと自分と闘って生き
ているんですね執行日を知りたくないからい
や知らずにはしゃいでいる1日そして1日明日
のことは知らないで生きようと自分に言い聞
かせて精一杯はしゃいでるんです朝顔の花が
ね朝早くから美しく咲いていた明日はしぼん
じゃうのになあ私ら死刑囚と同じだなあと思
って朝顔の美しいのが切なくなって書いたん
ですけど死刑囚に短歌の先生がいてね三年位
教えて貰った作るのは難しかったが出来上が
ると嬉しくて監守さんにも見せたよ短歌の先
生は「石川さん明日のことは分からないから
ね」と言った翌日死刑執行された「中三の娘
が今日も面会に来てくれたんです」「私の無
実を証かせたらいいのですが」先生の嬉しそ
うだった顔悲しそうだった顔が浮かんできた
ほかにもね死刑実行された人がいっぱいいた
えん罪かもしれない人達もそうでない人達も
とこんな風に「短歌に託して」の中で語って
おられたんですよね
🌝1:14:34 黒川
裁判所が(権力が)これを有罪だと言っている
んだからそれに従うことが中立であり正しい
んだというような観念が残念ながら一部に蔓
延してるなという風に思いますちょっと自分
のエピソードを出して恐縮なんですが私の中
学校の社会科の先生に私は研究者になってか
ら出会うことがあったんですけれどもその方
は某市町村の教育長をその時してたわけです
けどなぜか「狭山事件」の話が出てきて「狭
山事件は裁判所がこれは黒だと言っているん
だからやっぱりこれをえん罪と子どもたちや
生徒たちに教えることはできないんだ」とそ
う先生がおっしゃったんですね私はびっくり
してしまって「これが私の習ってきた社会科
の先生?」という風に思いました「だから教
育長になったんだ」という風にも思いました
だから実際「裁判所が(権力が)そう定めてい
たらそれこそが中立ですそしてそれこそを子
どもたちや生徒たちに伝えていくべきです」
という概念もあるかと思いますけどでも沢山
のえん罪事件が起こりそのえん罪が晴れてい
ることから明らかなように裁判所は(権力は)
決して中立ではないんですそのことをやっぱ
り私たちはもっとしっかり認識していなけれ
ばいけないだろうなということを思いました
🌝1:18:00 黒川
竹内好(よしみ)という中国文学魯迅の研究者
翻訳者としても知られている方がいます彼は
実は60年代の後半部落解放運動にも一時かな
り関わったんですけど彼が言っていることに
「差別の中にいながら差別の自覚のないこと
が最大の差別である」ということがあります
それでまたちょっと話が飛ぶようですけども
去年2023年「福田村事件」の映画が上映され
ましたよねで私はああいう形で集団の暴走や
同調圧力によって弱者を襲撃する或いは弱者
に暴力を振うそして命まで奪うということの
恐ろしさを多くの人に知らしめたということ
の意義は十分あったと思ってるんですがあの
背景には関東大震災での朝鮮人虐殺自体がそ
うでしたけれども福田村でもやっぱり権力が
それを煽っているということがありましたそ
れを私たちはまざまざと見せつけられました
🌝1:16:42 黒川
そうして私は中上健次のこの言葉が頭に浮
かんだんですね中上健次はご承知のように
和歌山県の新宮の被差別部落出身で芥川賞
も取った作家でもう亡くなりましたけども
彼は一貫して部落問題をテーマに文学を書
いてきてそしてその中で言っていることは
「私の想像する被差別部落民虐殺と朝鮮人
虐殺は説明の手続きを無視して言えば不
可視と可視の違いである」
『紀州―木の国・根の国物語』 / 中上 健次【著】
https://www.kosho.or.jp/products/detail.php?product_id=454162770
ということなんですよねだから朝鮮人虐殺
は可視の虐殺なんですけど部落差別をする
ということは不可視の虐殺をすることなん
ですよね私にありありと見えるのはこの不
可視の虐殺であるまさに狭山事件でありそ
の犠牲者である石川一雄さんはそういう意
味では虐殺を受けてきたんだなということ
なんですよね中上健次のこの言葉は私たち
が今も絶えずそういう危険と隣り合わせに
いるということを改めて教えてくれている
と思いますそしてやっぱり権力は監視の必
要があるんだということも改めて思います
その最たる犠牲者を産んだ「狭山事件」の
石川一雄さんの存在を知らしめることはそ
の意味でもとても大事なことだなとそれも
念頭に置かなければいけないことだなとい
うことも私は思いました
🌝1:18:25 黒川
ですので私たちは何よりもまず狭山事件の
それこそ石川一雄さんのご存命中に再審が
開いてえん罪が晴れることを求めていきた
いという風に思いますそしてそれには結局
裁判官にえん罪を確信させ法廷で勝利しな
いことにはそのえん罪は晴れませんただ私
も法律を知りませんし私にできることはこ
んなことしかないわけですそのもどかしさ
をいつも感じるわけですけどもやっぱり私
たちは自分のできる所でそのように裁判官
にえん罪を確信させるような社会的な連帯
を作り出していくことこそが今求められて
いることではないかなという風に思います
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※今日の文字起こしのソース(情報源)はこちらです:https://www.youtube.com/watch?v=jaJcaJKEg-Q
🌛講師の黒川みどりさんは、「被差別部落に生まれて」(岩波書店)の著者で歴史学者。本年(2024年)3月まで静岡大学教授。4月6日に、埼玉県加須市の市民プラザで開催された、「狭山裁判の石川一雄さんを支援する集い」で、「石川一雄さんの歩みをとおして狭山事件を問う」と題する特別講演を行いました。講演で使ったパワーポイントの資料も、提供していただきました。部落差別が狭山事件の冤罪を生んだという視点の掘り下げが、石川一雄さんの無実をさらにクローズアップしています。
開催日:2024年4月6日(土)
場所:埼玉県加須市
テーマ:差別が生んだ冤罪―狭山事件
主催:北埼玉地区狭山裁判石川一雄さんを支援する集い
発信:れのんのれ
出演:
黒川みどり・静岡大名誉教授、近著「被差別部落に生まれて 石川一雄が語る狭山事件」(岩波書店、2023年5月):https://twitter.com/Midori0806
×石川早智子さん・「狭山事件」の石川一雄さんの仮出獄の2年後1996年12月21日にご結婚:http://www.sayama-jiken.com/
※動画の視聴urlはこちらです:https://www.youtube.com/watch?v=jaJcaJKEg-Q
※関連動画のご紹介はこちらです:https://www.youtube.com/watch?v=6DDly1yKdRQ
石川早智子さん・「狭山事件」の石川一雄さんのお連れ合いさん:http://www.sayama-jiken.com/
※関連図書のご紹介はこちらです:https://www.iwanami.co.jp/book/b625285.html
「被差別部落に生まれて 石川一雄が語る狭山事件」 / 黒川 みどり【著】岩波書店(2023/05発売)
※関連ブログのご紹介はこちらです:https://wtti2.muragon.com/entry/437.html
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