ダブルっち博物館

小6~高3まで両親の近距離別居型生活に巻き込まれたダブルっち君(1998年4月29日生まれ)も、晴れておかげさまで、フリーダム生活を満喫中です!f^_^;)笑

Σ(´ω` )【運転見合わせ253分】の話をしよう(ベテランの旅人さん3人に救われた話でありますヽ( ´ω`)人(´ω` )ノ




一昨々日(さきおとつい)の、風雨がごうごう、ひゅーひゅー言ってた翌朝のお話です(´ω` )

     


南海高野線 紀伊細川駅 in 伊都郡高野町, 和歌山県 ( 2017年4月18日 , himekichi撮影)

     


行きしなの通過駅の紀伊細川のホームには、駅長さんの他に、なななななんと、
あの助手の黒猫さんが、座っておられたですよ!ごくり。

                     


帰りしなは、ワタシは極楽橋駅の1番ホームにて、
のんびりうたた寝しながら、15時14分発の各駅停車の発車待ちをしておりました…。


※ここから、【運転見合わせ253分(ベテランの旅人3人に救われた話)】は始まります(´ω` )


     


ネタバレを先に申しあげますと、

4月18日(火曜日)の 14:50~19:03までの253分間、 
(南海高野線)難波→新今宮→天下茶屋→堺東→北野田→金剛→河内長野→三日市町→美加の台→林間田園都市→御幸辻→橋本→紀伊清水→学文路→九度山高野下→下古沢→上古沢→紀伊細川→紀伊神谷→極楽橋→(ケーブル)→高野山
間の、橋本ー極楽橋は、電車が不通で、
乗客は、高野山ー橋本を、バスで下山したのでした。


以下、駅員さん、車掌さん、運転手さん、乗り合わせた方々の会話に添って、
思い出話をさせていただこうと思います(´ω` )



駅員さん一回目(各車輛に説明して回られて)
「お客様にお知らせ申しあげます。14時50分頃、九度山ー高野下間で落石を知らせる警報が鳴動した影響で、当列車の発車時刻が遅れる可能性があります。詳細が分かり次第またお知らせ申し上げます。」
       


駅員さん二回目(約30分後)
「お客様にお知らせ申しあげます。14時50分頃、九度山ー高野下間で発生した倒木をただいまチェーンソーで切断している関係で、南海電鉄高野線の橋本ー極楽橋間で運転の大幅な遅れが発生しています。詳細が分かり次第またお知らせ申し上げます。」


    


ここで、60過ぎの、お顔がよく雪焼けされている男性より
「でっかい木、倒れたんかい?!(※駄洒落を言われたのではないと思います)
「架線、切れた
んかい?!というご質問が…。


駅員さん「切れてはおりません」
60過ぎの男性「それを言わんかい!?それなら復旧はしやすいわな?」
駅員さん「はい」
60過ぎの男性(車輛に居合わせた外国人観光客の方を振り返り、早口の英語で通訳)


”Nankai Koya Line has stopped for a fallen tree accident.
     But the train will run again soon.

           Please  wait for a while here.”


     
この時、ワタシは第1回目の覚醒をいたしました(´ω` )



駅員さん三回目(約30分後)
「お客様にお知らせ申しあげます。上(高野山駅)にて代行バスをご用意いたしましたので、ケーブルカー乗り場への移動をお願いします」


そこで、わたしたち乗客は全員、ぞろぞろと移動して、ケーブルカーに乗り込みました。


        


上(高野山駅)へ到着すると、
上のお客様への説明にかかりきりで、
下(極楽橋駅)で1時間待ちして上がって来たお客さんを誘導する人手が足りないとか



バスはたくさん待機しているけれども、バスの運転手さんが足りないとか


   


もろもろの事情が、一目で誰にも見て取れて
みんな誘導を待たずに、バス乗り場の列の一番後ろに着きました。


                


このとき、ワタシの前に並んでいた、一人の60過ぎの女の方が、
携帯でご家族に電話をかけられて、
「心配せんでええで、心配せんでええで、心配せんでええで」
と、一語一語切るように3回念押ししてから、お話を始められました。
ワタシはこの時、何があってもこの女の方のお姿を見失わんようにしようと、直感で心に決めました。
この時、ワタシは第2回目の覚醒をいたしました(´ω` )


しばらくして、若い駅員さんの

「バスはこれより延々1時間半の急カーブに揺られて山道を下りることになりますので、お客様に立っていただくわけにはいきませず、ただいまバスの運転手の確保に時間を要しております。あらかじめご了承ください

と、懸命にご説明なさっているお声が、うしろの方にまで届いてきました。
この時、ワタシは第3回目の覚醒をいたしました(´ω` )

60過ぎの女の方は、即座に
「立っててもいいです」と挙手されて、前の方へ進んで行かれました(ワタシも従いました)。


60過ぎの女の方と隣り合わせて、時々言葉を交わしておられた方は、
物静かで若白髪のびっしり生えた背広姿の男性でしたが、
その方をはじめ、他の方も、挙手して前の方へ行かれました。


(記憶に新しい、オーバーブッキングでお客さんが飛行機から引きずり降ろされた事態とは真逆のことが、ここ高野山駅では起こっていました…!)


(約1時間30分後)バスの運転手さんが無線で
「代理運行バス、乗客62名、あと5分で橋本駅に到着しますが、そちらは誰かおられるでしょうか」
と連絡をとられたタイミングで、
若白髪がいっぱいで背広姿の男性は、
携帯を取り出し、お得意先さまへ電話をかけられ
ここまでの顛末を
「電車が一本遅れまして」
の一語で、説明なすって
順に従ってバスを降り、女子高生がたくさんたむろしていた駅前をすり抜け



駅構内へと吸い込まれていかれました。



この時、ワタシは第4回目の覚醒をいたしました(´ω` )




お話は以上です(*´ω`*)

聞いてくだすって、どうもありがとうございました。

もし間違っていたり、不正確なことを言っていたら、深くおわび申し上げます
。゜(°´ω`° )゜。








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